エクアドル哲夫とは?新婚旅行中の悲劇エク哲事件の概要と妻のその後に迫る

帽子を深くかぶり表情を伺うことは出来ませんでしたが、これから生活を共にしようと誓った人を失い、辛くないはずがありません。しかし、帰国した彼女を待ち受けていたのは、『エクアドル哲夫』と呼ばれるようになった夫への中傷だったのです。

エクアドル哲夫の妻のその後②帰宅後はネットで心無い言葉を受けた

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勇敢にも強盗から妻を守ったエクアドル哲夫は、人として称賛に値するのではないでしょうか?しかし、生前の彼のtweetが関与し、おもしろ可笑しくSNSで囁かれることとなり、被害は彼の妻にまで及びました。

犯人を挑発することになったと言われる彼女の名前は、結婚したが故の名前でした。そのため、彼女と結婚しなければエクアドル哲夫は命を落とさずに済んだのではないか、などと心無い言葉を浴びせられたのです。

エクアドル哲夫の妻のその後③再婚したという噂がある

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エクアドル哲夫の妻であった真梨子さんは、現在は別の方と再婚したのではないかと噂されています。しかし事件により一躍有名人となったものの、彼女は一般人ですからその後の情報が明るみに出ることはありません。

しかし目の前でエクアドル哲夫が殺害されるという衝撃的な事件を目の当たりにし、さらに誹謗中傷の的となってしまった不運な彼女には、新たな幸せが訪れていてほしいと願わずにはいられません。

エクアドル哲夫さんの訪れたガラパゴス諸島にはなにがあったのか

エクアドル哲夫らがなぜ治安の悪いグアヤキルに居たのか?それは、目的地であるガラパゴス諸島への中継地であったため、この地で1泊する予定だったようです。

海外旅行について名言を残しているエクアドル哲夫ですから、ハネムーン先として選んだガラパゴス諸島にはエクアドル哲夫らが目的とする魅力があったはず。ガラパゴス諸島についてご紹介します。

ガラパゴス諸島は世界遺産のある人気観光地

エクアドル領に属するこの諸島は、「ガラパゴ」と呼ばれるゾウガメから名付けられました。名前になったゾウガメを始め、アシカやペリカン、イグアナなど私たちの良く知る動物や、この島にしかいない固有種も存在しています。

この島々に生息する野生動物たちは、水揚げした魚のおこぼれをもらったりと、人間と上手く共存できており比較的穏やかなことが特徴です。様々な生き物がビーチや港で見られ、動物好きには堪らない旅行先と言えるでしょう。

ガラパゴス諸島はダーウィンも訪れた島

進化論で有名なダーウィンに、その閃きを与えた地としても有名です。「進化のショーケース」「生ける博物館」とも呼ばれ、現在でも生物学者にとっては楽園と言われる地です。

その理由は、大きく分けて3つあります。①3つの“プレート”により作られた地形 ②“海流”が与える多彩な気候 ③この環境の地で独特の進化を遂げた“生物”たち。

本島と島が繋がっていた事の無い島々の為、ガラパゴス諸島の生物はみなこの地で生まれたか、流れ着きこの環境で生きていける様に進化した生物という事です。

そして海流のおかげで赤道付近の地であるにも関わらず、涼しく雨の少ない気候が作られました。エクアドル哲夫らも、ダーウィンのような新たな閃きを求めていたのかもしれません。

エクアドル哲夫のような被害にあわないために

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エクアドル哲夫のように、英語が話せて海外旅行に慣れている人でも、事件に巻き込まれる可能性があることは、前述で十分理解していただけたでしょう。海外旅行に行く際の注意点を、ここでご紹介します。

海外旅行で行く先に日本の常識を持ち込まない

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日本は世界中を見てもトップクラスで治安の良い国と言えましょう。しかし世界では、デモやテロ、スリや強盗が日常茶飯事というほど起こっているのです。

鞄や財布を置いて席を離れたり、少し目を離した隙にスリに遭ったという被害は後を絶ちません。日本と同じように振舞っていると、被害にあう可能性が高くなってしまいます。

海外旅行において起こり得る危険を事前に予想する

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スリが多いと言われる国であれば鞄を前に抱いたり、簡単に中身が取り出しにくいものを選ぶなど、事前に対策をしておけば安心して旅行を楽しめるでしょう。

エクアドル哲夫も、“夜に出歩かないようにしよう”と事前に危機回避が出来ていれば、事件に遭わずに済んだかもしれません。

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