ダッチオーブンの使い方をわかりやすく解説!手放せない優秀鍋をマスターしよう!

”煮る” ”焼く” ”蒸す”、様々なお料理に使える万能鍋のダッチオーブン。炭火だけではなくIHコンロでも使えるものもあり、アウトドアシーン以外でもお料理の幅が広がり活躍すること間違いないでしょう。今回はこの優秀鍋を徹底解剖。皆さんにとっての逸品になるようなお品との出会いがあると幸いです。

この記事をかいた人

ノミヤサキと申します。人生において大切なもの、旅行とアウトドア、美味しい食べ物にきれいな水と空気、美しい山、川、森。よろしくお願いします。

ダッチオーブンとは

これからの季節のアウトドアには欠かせない万能鍋

徐々に秋が深まっていく今日この頃、紅葉でのキャンプ、そして火をおこしてのキャンプ飯、秋のキャンプはまた特別な楽しみがあります。そんなこれからのシーズンのキャンプに欠かせないアイテムが今回の主役、ダッチオーブンです。これひとつで何種類ものお料理が作れてとても便利なのです。

種類も豊富なダッチオーブン

ダッチオーブンとひとことで言っても素材も種類も実に色々あります。メーカーによってもそれぞれの特徴がありますし、どれがいいの? または手入れが大変そう。といったお悩みも尽きないかと思います。そんな初心者さんのお悩みにも応えていくのでぜひご覧ください!

優秀鍋の構造を紐解く

とても優秀なダッチオーブン。その秘密は鉄の分厚さと重量にあります。厚みによって熱伝導が均一になり、よく火が通るため煮込み料理が短時間でできます。加えて蓋も重いのでしっかり密閉でき、圧力鍋と同じ機能になります。そのため食材がもつ水分のみを利用した無水調理も可能なのです。少し前に話題になったタジン鍋も無水調理です。

ダッチオーブンの歴史

分厚い鉄製の蓋付鍋で、蓋の上にも炭を置いて上下から加熱ができることから、ローストチキンやパン、ピザなど、家庭ではオーブンレンジでの調理が必要なお料理がこれひとつで可能です。元々はアメリカの西部開拓時代に使われていました。

ほかの国でも同じ構造のものは存在していました。日本では南部鉄器という工芸品が代表的です。オーストラリアのキャンプオーブン、フランスのココットなど、これらに共通しているのは煮込み料理にしか使われていなかったことです。それに対してダッチオーブンは上下から熱することができます。

ダッチオーブンの語源

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