ダッチオーブンの使い方をわかりやすく解説!手放せない優秀鍋をマスターしよう!

ダッチという単語からオランダが由来したものだと思われますが、それは説が色々で必ずしもそうとも言えないそうです。移民系のオランダ商人が売っていた説や、ダッチさんという人が発明したものだから説、さらにはイギリス英語では「ダッチ=もどき」というようで、本物のオーブンではないから。などなど。歴史を辿るとなかなか面白いのです。

ダッチオーブン、家庭料理でも本格メニューに挑戦しよう

ダッチオーブンってアウトドアやキャンプだけのものだと思っていませんか?IHやコンロにも対応しているダッチオーブンはアウトドアをしないご家庭でもこれ一台あればお料理を作る上でとても重宝します。鍋を買い換えようと思っている方はこの機会にぜひダッチオーブンも候補にいれてみてください。その際は足がないタイプにするのがいいです。

ダッチオーブンの使い方

正しく使おう!ダッチオーブン

“煮る” ”焼く” ”蒸す” 万能なダッチオーブンですが、お料理の失敗をなくすためには少しの準備と注意点があります。またテフロン加工の鍋と違い洗うだけというわけにはいかず、ほんの少しお手入れやメンテナンスが必要です。素材、種類によってもお手入れ方法は変わってきますのでご参考ください。

ダッチオーブンの種類(素材)

①鋳鉄製

鋳鉄製とは溶かした鉄を型に流し込んで冷やし固めた素材で、薪ストーブの材料として利用されています。錆びやすくシーズニングが必要です。(シーズニングについてはまた後ほど解説します)メーカーによってはシーズニングを終えた状態で出荷しているものもあります。手間がかかりますが使い込んで育てていく工程を楽しみとする人も多いです。

②ステンレス製

ステンレスとはシルバーの合金で錆びにくく、一般家庭にある鍋の素材として多く使われています。軽量で手入れもそれ程必要としないため、鉄製のものと比べて女性にとって扱いが楽なことがメリットとしてあげられます。そのかわりに価格は高めで使い込むと汚れが目立つというデメリットもあります。

③黒皮鉄板製

黒皮鉄とは表面に黒皮(クロカワ)と呼ばれる黒い皮に覆われた鉄のことをいい、コーティングではなく鉄を熱加工する過程において自然にできるもので、その色艶やビジュアル的な質感が魅力で、経年により現れるビンテージ感が好まれ、インテリア家具にも多く利用されています。

ダッチオーブンのお手入れ方法、シーズニングとは?

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