六麓荘に住む有名人17人|六麓荘に住む条件や事件の詳細

高級住宅街
Array

一般的な住宅の敷地面積は130平方メートルといわれていますから、400平方メートルがどれほどの広さかは容易に想像がつくでしょう。六麓荘に家を建てるなら、そもそもかなりの規模の家を建てるつもりでないといけません。

個人住宅一戸建て

一戸建ての家

六麓荘には、個人用の自宅や別荘の一戸建てしか建てられません。

そのため、以下のような建物は六麓荘に存在しません。

・コンビニ
・自動販売機
・マンション
・アパート
・会社

コンビニや自販機がないため、生活は決して便利ではないでしょう。そのため、六麓荘は住む人をかなり選ぶ土地です。なんと、六麓荘は電柱も見えないように地面に埋めているといわれています。

建物の高さは10メートルまで

高いところにある家

六麓荘では建物の高さも決められていて、高さ10メートル、軒の高さは7メートルまでの建物しか建てられません。なので、家を建てるにしてもせいぜい1階~2階程度の高さでしょう。

部屋の大きさを抑えれば4階建てや3階建ての家を建てることも可能ですが、あまりに大きな家は建てられません。家の壁の色も落ち着いたトーンの色という決まりがあるため、華美な家は六麓荘には建てられないことになっています。

敷地の4割以上が緑地

広大な緑地

六麓荘には、敷地の4割以上を緑地にしなければいけないという規定があります。更に緑地部分は10平方メートルにつき高木1本、中木2本を植えなければいけません。

六麓荘に住んでいる人はこれらの規定を承諾しているため、自然が好きな穏やかな人が多いと考えられます。

高額な町内会への入会が必須

壮大な街並み

六麓荘に住むには、高額な費用が発生する町内会に加入しなければなりません。

町内会の費用を、ざっと確認してみましょう。

・入会金:50万円
・年会費:1万2,000円/年
・積立金:6千円/年

一般的な町内会の会費は1万円程度ですから、六麓荘はかなり高額な費用を徴収しているといえます。

年収は最低でも1億円以上

たくさんのお金

六麓荘は国内で有数の高級住宅街です。そのため、年収もトップレベルに稼いでいないと家を建てられません。六麓荘では1平方メートルあたり21万1千円の単価が設定されているので、400平方メートル以上となると、最低でも8,440万円のお金が必要です。

土地代など全て込だと、六麓荘に住むには1億円以上の稼ぎが必要という計算になります。

六麓荘がやばいといわれる理由

危険な野原

六麓荘について調べていくと「やばい」という言葉が時折見られます。六麓荘は一体何がやばいのでしょうか?

実は六麓荘は、町内会の会費がかなり高額で、生活が不便というデメリットも存在します。有名人ならばお金も交通の便もいくらでもどうにかなりますが、一般人には想像できないやばい条件があるのです。

ここからは、六麓荘がやばいといわれている理由を紹介します。

町内会の会費が50万円超え

街中に置かれた椅子

六麓荘に住むには町内会への加入が必須です。そして、六麓荘の町内会費は50万円を超えるといわれています。

つまり、50万円以上の大金を支払える人でないと、六麓荘に住めないのです。一般的な町内会の会費と比較すると規模が全然違う点が、六麓荘がやばいといわれる理由です。

コンビニやスーパーがない

充実したコンビニ

六麓荘は一戸建ての住宅以外建てられないという決まりがあります。そのため、町内にコンビニやスーパーが一切ありません。

六麓荘は景観や治安を維持するために、この決まりを取り入れました。ちょっとした買い物を町内で済ませられず不便なところが、六麓荘がやばいといわれる所以です。

車やタクシーでないと移動できない

街を走る車

六麓荘には、坂道が多いです。坂道が多いので、必然的に住民の移動はタクシーか車になります。また、六麓荘にはバス停もありません。

坂道がきついので、自転車や徒歩で移動すると大変なことになります。こうした生活のしにくさは、六麓荘がやばいといわれる理由の一つです。

家を建てるのに住民の許可が必要

許可を得るハンドサイン

六麓荘に建物を建てるときは、町内の住民の許可が必要です。

まず六麓荘に家を建てるときは、事前に六麓荘町内会に連絡して許可を得る必要があります。これは、六麓荘の治安を守る為に必要なアクションですが、非常に煩わしく気が重い儀式でもあります。

厳しい条件がある

厳しい女性

六麓荘に家を建てるには、六麓荘町建築協定を守る必要があります。

六麓荘町建築協定の一部を、紹介します。

  • 1区画につき400平方メートル以上
  • 個人の一戸建てのみ
  • 建物の高さは10メートル以下
  • 敷地の30パーセント以上を緑地にする

これらの厳しい建築基準を通過しないと、六麓荘に家を建てられません。

本物のお金持ちしか存在しない

たくさんのお金を持つ人

六麓荘に住むのは、有名人やお嬢様おぼっちゃま、医者など、本物のお金持ちばかりです。そのため、一般社会で生きている私達とは別世界の人しか住んでいないのです。

六麓荘に住んでいる人と私たち一般人はあまりにも価値観が違いすぎて、常識や世間一般のルールが通用しません。そういった浮世離れしているところが、六麓荘がやばいといわれる理由の一つです。

六麓荘で起きた事件

事件性を感じさせるろうそく

高級住宅街の六麓荘ですが、過去に何度か事件が起きています。治安の良い高級住宅街の六麓荘だからこそ、お金目当ての危険な事件が起きていました。

また、六麓荘には事故物件もあるので、そちらにも触れていきます。それでは、六麓荘で起きた事件について確認しましょう。

芦屋幼女誘拐事件

可愛い女の子

芦屋幼女誘拐事件は、六麓荘で起きた事件で非常に有名なものです。この事件は1985年に3月8日に起きた、身代金目的の誘拐事件でした。

六麓荘の繊維問屋の社長宅に住む、社員の男児と母親が社員の就寝中に誘拐されました。犯人は社員宅に30回以上電話をかけて、5,000万円の身代金を要求します。

犯人は身代金を受け取る途中で車に跳ねられて亡くなってしまいます。男児は特に怪我もなく解放されますが、後に犯人にはサラ金からの多額の借金があり、それを返済するために六麓荘の社員を狙ったと推測されました。

芦屋令嬢誘拐事件

誘拐された女性

六麓荘に住んでいる会社員の女性が、1985年に中年男性に誘拐される事件がありました。この事件は芦屋令嬢誘拐事件といわれています。

芦屋令嬢誘拐事件は、マスコミの取材があまりに過酷で情報がネット上に残されていません。ただ、被害者女性は当時会社に出勤する予定だったところを男性に拉致されて、車で連れまわされて翌日解放されたそうです。

非常にセンセーショナルで恐ろしい事件であり、六麓荘に住む住人の地位に漬け込んだ卑劣な手口といえます。

2022年には事故物件も発生

たくさんの家

2022年には六麓荘に構えられた住宅が、火災で全焼する事件が起きています。このことにより、六麓荘にも事故物件があるという事実がまことしやかに広まりました。

全勝した自宅は6人の家族が住む民家で、家族は非難して無事一命をとりとめました。どんなに高級な家でも、不注意による事故は起こり得るものです。

六麓荘レベルの高級民家が全焼したら、どれほどの損失が出るのか想像すると頭が痛いですね。

六麓荘には世界的な有名人がたくさん住んでいる

綺麗な景色の中の豪邸

六麓荘には、約17人もの有名人が住んでいると言われています。実際に住んでいる人ばかりではありませんが、六麓荘にゆかりがある人は全員かなりの有名人でした。

そして、六麓荘に住むには相当な稼ぎが必要で、厳しい条件をクリアしなければいけません。六麓荘に住める人は、選ばれし者だけなのです。

六麓荘は高級住宅街ですが、事件も相次いでいて一般社会とは別世界なので「やばい」ともいわれています。悪い噂や危険な一面もある六麓荘ですが、住んでいる人たちの名前や住むための条件を聞くと、本当に洗練された土地であることが分かりますね。