サターンワームは、非常に安価でもあります。そのため、釣りの途中に何らかのトラブルによりロストしてしまっても、それほど困ることはありません。特に初心者にとって、ロストに対して神経質にならなくてもいいというのは、大きな安心材料になります。失敗を恐れずに工夫を重ねて、少しずつ経験値を積んでいきましょう。
サターンワームってどうやって使うの?
ワームを使うにはリグ(仕掛け)が必要
それでは、サターンワームの使い方について見ていきましょう。サターンワームを使うには、リグ(仕掛け)を作る必要があります。そこで、どんなリグがサターンワームに向いているのか解説します。また、サターンワームをどのように動かしていけば効果的なのかについても詳しく説明していきます。
サターンワームの使い方① ダウンショットリグ
おすすめの仕掛けはダウンショットリグ
サターンワームにもっとも向いているのは、「ダウンショットリグ」という仕掛けです。ダウンショットリグを作るときのポイントは、フック及びワームの位置です。ラインの先端ではなく、先端から20~30㎝ほど上の辺りに結び付けます。ラインの先端にセットするのはシンカーのみです。ラインの先端にシンカーがあり、その20~30cm上にフックとワームが位置することになります。
ボトムを狙うための仕掛け
ダウンショットリグではラインの最下部にあるのがシンカーのみなので、水底(ボトム)をシンカーだけでダイレクトに探ることができます。フックが底に当たらないので、根掛かりのリスクを冒さずに済みます。またワームがシンカーよりも上に位置するので、ロッドの動きが直接ワームに伝わります。そのためワームを細かく動かすこともできます。「よく動く」というサターンワームの武器を、最大限に生かすことができるのです。