初心者におすすめ!サターンワームの特徴から使い方をご紹介

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ダウンショットリグではラインの最下部にあるのがシンカーのみなので、水底(ボトム)をシンカーだけでダイレクトに探ることができます。フックが底に当たらないので、根掛かりのリスクを冒さずに済みます。またワームがシンカーよりも上に位置するので、ロッドの動きが直接ワームに伝わります。そのためワームを細かく動かすこともできます。「よく動く」というサターンワームの武器を、最大限に生かすことができるのです。

シンカーの選び方

シンカーの種類は、安価なガン玉が初心者にはおすすめです。ロストを恐れずに経験値を積むためです。また、シンカーの重さは状況に応じて変える必要があります。基準は1.8gですが、風が強いときは少し重めのものにしましょう。強風下ではシンカーに重さがないと、安定して底がとれないからです。一方なかなかアタリが来ないときは、シンカーが目立っている恐れがあります。基準より軽く目立たないシンカーに変えましょう。

フックの選び方【通常編】

ダウンショットリグのフックにはマス針がよく使われますが、初心者にはあまりおすすめできません。根掛かりの可能性があるからです。根掛かりとアタリを混同してしまい、時間を無駄にしてしまいます。初心者は、根掛かりしにくいオフセットフックを使うようにしましょう。

フックの選び方【冬場編】

ただし、冬場は例外的にマス針を選ぶことをおすすめします。というのも冬場にはバスの活性が低くなり、フックに食いつく力も弱くなります。この状況下では、オフセットフックが不利になってしまいます。オフセットフックは根掛かりしにくい反面、バスの口に刺さりにくくもあるからです。噛みつく力が弱い冬場のバスを釣り上げるには、刺さりやすいマス針の方が断然有利なのです。

ワームのつけ方

ダウンショットリグの作り方の最後に、ワームをフックにつける方法についても見ておきましょう。ワーム頭部の先端にフックを突き刺す、いわゆる「ちょん掛け」のつけ方で大丈夫です。万全を期すならば、ちょん掛けをして突き出た針先を、もう一度ワームの中へ刺し入れておくと完璧です。バスから見て針先が目立たないようにするためです。

サターンワームの使い方② 動きを止めてから5秒待つ

常に動かし続けるのはNG

リグの作り方をマスターしたら、今度はサターンワームの動かし方を具体的に見ていきましょう。サターンワームの動かし方で注意すべきことは、「動かし続けてはいけない」という点です。ほかのワームならばロッドを細かくシェイクし続ける必要があるのですが、サターンワームは水流だけでよく動きます。ロッドを動かしすぎると、逆効果になることがあるのです。

うまくいけば最初のフォール直後でもヒットする

バスがサターンワームに食いつくのは、実はロッドの動きを止めたときなのです。キャストをしてサターンワームが水底にフォールした直後、10秒もたたないうちにバスが食いついてくることも珍しくありません。にもかかわらず、キャスト後すぐにロッドを動かし始めてしまうと、せっかくのチャンスをみすみす逃してしまう恐れがあるのです。

「動かして誘い、止めて食わせる」というイメージ

ロッドをシェイクしてサターンワームを動かす際には「バスを誘うこと」を意識しましょう。ひとしきりシェイクしてバスをおびき寄せたら、5秒ほどロッドの動きを止めます。この5秒の間に、バスの食いつきを待つのです。もしも食いつきがなければ、再びシェイクして、その後5秒待ちます。この繰り返しが、サターンワームの動かし方のコツです。

サターンワームの使い方③ ライトソルトゲーム(海釣り)でもOK

ダウンショットリグで根魚を狙おう

サターンワームが有効なのは、ブラックバスだけではありません。海水魚も釣ることができます。淡水と同様に、ダウンショットリグで底を狙う釣り方でOKです。オフセットフックで根掛かり対策をしておけば、岩礁帯に潜む根魚を狙えます。なお、海水(ソルト)でライトタックルを使うルアーフィッシングのことを、「ライトソルトゲーム」と呼びます。サターンワームは、ライトソルトゲームでも十分に活躍してくれるのです。

困ったときのサターンワーム!

今回はサターンワームについて詳しく見てきました。ダウンショットリグのコツさえ押さえておけば、初心者でも釣果を期待できる心強いアイテムです。ルアーの種類の多さに迷ってしまったときは、とりあえずサターンワームを選んでおけば間違いありません。サターンワームを持って、バス釣りから海釣りまで幅広くチャレンジしてみましょう。