タコ釣りは知る人ぞ知る釣りの楽しみ
「タコ」はあまり馴染みのない釣りのターゲットかも知れませんが、実は魚を釣るのとは一味違うアクティブなタコとの駆け引きが病みつきになる、知る人ぞ知る楽しい釣りです。まず、通常の魚釣りのように、一箇所にある程度の長い時間腰を落ち着けません。タコが潜んでいそうな場所を探してとにかく足を使って探るため退屈する事がありません。
そして、タコがエギに抱きつくと根がかりしたのかと勘違いするほど、ずっしりと重い感触が伝わります。これがまず楽しいポイントです。タコはパワーがあり、釣り上げるにはかなりのファイトになりますが、このタコとの闘いがまた病みつきになります。
タコ釣りは釣って食べられるのが魅力
また、何といっても釣った後に美味しく食べられるのも大きな魅力です。一般的にスーパーで売っているタコは冷凍物でそこまでずば抜けて美味しい食材というイメージはありませんが、釣りたてのタコはそのイメージを180度覆す美味しさがあります。新鮮なタコは高級ですから、釣ったばかりのタコを存分に食べられるのは魅力です。
タコ釣りについて知ろう
まずは基本となるタコ釣りのオススメの時期や時間帯、またタコには漁業権で守られている地区があるのでその地域で釣って持ち帰ると密漁となってしまいます。このあたりの注意事項についても最初に説明していきます。
タコ釣りの時期は夏場がおすすめ
タコ釣りの時期は5月から10月という初夏から秋口にかけてがシーズンと言えます。特に6月から8月がたくさんのタコが釣れます。9月に入ると数自体は減りますが大きな個体が釣れるようになります。以上からタコ釣りには夏場がおすすめであるといえます。
ただし、タコの種類によっては季節は微妙に違ってくるので、ターゲットにするタコによって時期を選びましょう。例えばイイダコなどは、秋から冬にかけて釣れやすくなっています。事前にしっかりと下調べをしておきましょう。
タコは夜行性なので朝夕の時間帯に狙う
タコは夜行性の生き物です。そのため狙い時間帯はタコが餌をとりに動き出す夕方か隠れ場所に戻る朝方が狙い目となります。朝方なら4時から9時頃までが狙い目となります。また潮が動く時間帯、しかも干潮時にノリが良くなるので、この時間帯を狙うのも効果的です。
タコ釣りが禁止のところもあるので注意しよう
また、これはかなり重要な注意事項ですが、タコには自治体ごとに漁業権で守られている禁漁地区があり、その地区が禁漁地区である事を知らずにタコ釣りをして持ち帰ってしまうと密漁扱いとなってしまいます。こちらも事前にしっかりと確認を取りましょう。
