貝塚人口島とは
貝塚人工島は、大阪湾にある人工の島です。大阪湾はあまり釣りに適していないイメージをお持ちの方もおられるかも知れないですが、この島ではたくさんの種類の魚を釣ることができ、釣果も得やすい場所であると有名です。
貝塚人工島で釣れる魚はどんな種類?
付近の海域は、紀淡海域から大阪湾に向かって流れる潮流の通り道となるため、潮の流れに乗ってやってくる小さい魚や中くらいの回遊魚を狙うことができます。青魚、タチウオ、チヌやスズキ、メバルやカサゴなどの根魚もたくさんいます。
貝塚人工島にはどんな青物の魚がいる?
タチウオと並んで人気のターゲットが青魚です。季節により、ツバス(ブリの幼魚)やサゴシ(サワラの幼魚)が釣れたり、梅雨明けからはアジやイワシが回遊したりしてくるようになります。
貝塚人工島は大阪市内からのアクセスが良好である
貝塚人工島は大阪市内からのアクセスが良いため、日帰りで釣りを楽しむことのできるスポットです。普段は仕事をされているサラリーマンの方でも、1日で行き来できるので、気軽な気持ちで行くことができます。
貝塚人工島へは車でのアクセスが便利
高速を利用される場合は阪神高速4号湾岸線貝塚ICの出口を降り、下道であれば大阪臨海線を道なりにまっすぐ進みます。そこから島に行く方法は大きく2通りあります。
貝塚ICを降りてから南西方向(泉佐野方面)へ進んで脇浜西交差点を右折し、突き当たりの二色一丁目南を左折して直進する方法と、北東方向(岸和田方面)に進んで二色一丁目東交差点を左折する上記の青色表示の方法です。
貝塚人工島へは電車でも行ける?
島へは電車でも行くことができますが、駅から島に上陸するまで2キロ程度、そこから釣り場までも1キロ以上あります。南海線「貝塚駅」で降りてからはバスを利用したほうがいいでしょう。
貝塚駅からのバスはどれに乗る?1時間に何本出ているの?
貝塚駅からのバスは、貝塚駅東口から水間鉄道バス「コスモスライナー」の「二色海浜緑地公園」行きに乗ります。「海浜緑地公園・国華園前」を下車して徒歩10分程度で到着します。バスは、朝夕で1時間に4本程度、昼間は1時間に3本です。
貝塚人工島には駐車場は2つある
貝塚人工島には、プールやベランダから近い遊歩道下の無料駐車場と、水路から近い二色公園海浜緑地公園の有料駐車場の2つの駐車場があります。釣り場によっては駐車場から遠いので、注意が必要です。
貝塚人工島の釣り場近くにトイレはある?
釣りをする際に気になるポイントの一つが、近くにトイレがあるかということでしょう。島には、二色の浜公園海浜緑地のトイレの他、水路にはトイレが設置されています。釣り場によってはトイレの場所が遠いこともあるので、次からの各釣り場ごとの解説のところで確認しておきましょう。
貝塚人工島の釣り場1「プール」
二色の浜公園近くのプールは大きな波止めで囲われた足場がよく釣りやすい初心者向けのスポットです。釣果も期待できるので、ファミリーで釣りを楽しむのにも最適で、人が多く訪れる場所です。青魚やタチウオ、カレイなどを釣ることができます。
近くに駐車場は?トイレまでは近い?
近くの遊歩道の下に無料駐車場があります。スロープもあり、カートを利用する際にも便利です。混んでいる日は満車になりやすいことと、車上荒らしが多いので注意が必要です。トイレは海浜緑地まで行かなければならず、近くにはありません。トイレを済ませてからのご利用がおすすめです。
貝塚人工島の釣り場2「沖向きテトラ」
大阪湾に直接面する、潮あたり抜群の釣り場となっています。波が荒く、足場もよくないですが、釣れる魚の種類も非常に多く、釣果も期待できるスポットです。風の強い日は波が高くなるので注意してください。足をすべらせると怪我につながるので、靴はちょうどいい大きさのすべらないものを用意しましょう。
沖向きテトラで釣れる魚の種類は?
沖向きテトラでは、回遊魚をショアジョギングで釣ったり、季節により様々な魚を釣ったりすることができます。夏から秋は青魚、秋から初冬にかけてはタチウオが人気です。冬から春にかけてはメバルやカサゴなどの根魚も狙うことができます。
タチウオがとれるシーズンは、1晩で2桁の数のタチウオが釣れることもあり、長いテトラ帯にずらっと人が並ぶ状態になってしまうほどの人気スポットです。