イカメタルは、最近人気の夜の船釣りです。漁船の灯りに集まってきたイカを、鉛スッテを使った仕掛けで釣り上げます。一般的な、ブランコ仕掛けなどは、大量のスッテを使いますが、イカメタルは鉛スッテ一つというシンプルな仕掛けでも楽しむことができます。
イカメタルの仕掛け~鉛スッテ単体~
釣り糸の先に鉛スッテをひとつ付けた仕掛けが、基本のイカメタルの仕掛けです。この仕掛けのメリットは、手返しがよく釣り上げられるところです。デメリットは、スッテの動きが単調になりがちなところです。
イカメタルの仕掛け~鉛スッテ+α~
基本のイカメタルの仕掛けに、浮きスッテやエギを取り付けた仕掛けもあります。さらに、浮スッテやエギを可動式で取り付けるオバマリグという市販の仕掛けも人気が高いです。いずれも、鉛スッテ単体の仕掛けよりもイカを誘いやすくなります。
イカメタルの釣り方
時間帯によって、イカのいる海面の深さが違います。船長の指示に従って、仕掛けを投げ入れましょう。イカが海底付近にいる時間帯の場合、重さのあるオモリを使って、しっかり海底付近まで仕掛けを到達させると、イカが掛かりやすくなります。
ケンサキイカを食べる前にアニサキスに注意
釣ってきたケンサキイカをさばく際には、寄生虫であるアニサキスに注意しましょう。一般的に、鮮度の高い魚介類ほど、食中毒のリスクは低いですが、アニサキスはその逆です。鮮度の低い魚介類では、アニサキスも一緒に死滅していることが多いのですが、鮮度の高い魚介類は注意が必要です。
予防①内臓を早めに取り除く
アニサキスは、寄生している宿主が生きている間は、宿主の内臓の中にいます。宿主が死ぬと、内臓から身に移動してくるので、早目に内蔵の処理をするようにしましょう。その際、内臓を気づ付けてしまうと、中からアニサキスが出てくる可能性があります。
予防②目視で確認
アニサキスの体調は2センチメートルから3センチメートルほど。十分目視で確認できます。ただ、アニサキスもケンサキイカも体の色が白いので、よく確認しながら取り除くようにしましょう。アニサキスがいる部位の表面を包丁で少し切り、つまようじを使ってアニサキスを引っ掛けるようにすると取りやすいです。
ケンサキイカのさばき方
続いて、ケンサキイカのさばき方をご紹介します。ケンサキイカは他のイカに比べて、皮が剥ぎやすいので、初めてでも簡単にさばけます。まずは包丁を使ったケンサキイカのさばき方です。
[ここにyoutubeの動画を入れてください。 剣先イカのさばき方|動画で見る魚介類の扱い方 URL:https://www.youtube.com/watch?v=qjDXe1YVScg]キッチンバサミを使った簡単な方法もあります。イカの目など、包丁よりもキッチンバサミの方が使いやすい部分もありますので、初めからキッチンバサミを使えば洗い物が少なくて済みます。また、ゆれる船の上でさばく場合にも、キッチンバサミの方が安全にさばくことができます。
[ここにyoutubeの動画を入れてください。 イカのさばき方は簡単です!ケンサキイカで実践しました。 URL:https://www.youtube.com/watch?v=gXfmmCXuWSc]ケンサキイカのおすすめレシピ
お刺身
ケンサキイカは、アオリイカに次いで旨み成分のアミノ酸が多いとされ、甘く濃厚な味わい。その甘みを一番楽しめるのはお刺身です。綺麗な透明のケンサキイカを楽しめるのも、釣り人の特権です。
バターしょうゆ焼き
身が厚いケンサキイカは、火を通しても身が硬くなりづらく、柔らかいママなので、焼いて食べるのもおすすめです。特にバターしょうゆ焼きは、バターしょうゆの塩味が、ケンサキイカの甘さを引き立てます。
スルメ
実はケンサキイカのスルメは、「一番スルメ」と言われる高級品。水分が完全になくなるまでには、かなり長い時間イカを干すことになりますが、長期保存が可能になります。ケンサキイカがたくさん釣れた、といった時にはスルメ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
材料イカ 好きなだけ水 500cc塩 50g(水の10%)①ハサミで胴を開き、よく洗う。足も1箇所切り、開き洗う。
②塩水に1時間漬ける。
③ネットに広げ干す。
引用:Cookpad
まとめ
今週末はケンサキイカを釣りに出かけてみませんか?自分で釣った新鮮なケンサキイカは、今まで食べたどんなイカよりもおいしく感じるはずです。初心者の方は、まずはエギングから始めてみましょう。上級者の方は、今流行りのイカメタルに挑戦してみてください!