イシモチのおいしいレシピ10選 | 塩焼きや酒蒸しの作り方をご紹介

練り物の原材料の中で高級魚として位置付けられているイシモチ。そのイシモチだけで作るさつま揚げが美味しくないはすがありません。少々手間もかかりますがその分揚げたてのイシモチのさつま揚げを食べることができます。出来上がったらビールを片手に豪快にかぶりつきましょう。ジューシーな口当たりがくせになります。

イシモチのさつま揚げのレシピ

下処理をし骨と皮を取ったイシモチを塩、砂糖、酒、みりん、卵とともにフードプロセッサーにかけます。タネを形成し、170度の油で揚げます。タネに刻んだ紅生姜や、人参、枝豆などの野菜を入れると食感に楽しさが出ます。出来立てはぜひそのままで食べてみましょう。イシモチのまた違った美味しさを堪能できます。

イシモチのおいしいレシピ10選 / イシモチの干物

イシモチの干物はたくさん釣れたときなどにおすすめ

イシモチがたくさん釣れてしまったなどそんな時は保存もできる干物がおすすめ。しっかり塩分を含ませてあげれば冷蔵でも1週間はもちます。干物にすることで旨みが凝縮されて普通に塩焼きで食べるよりおいしいとも言われています。またこのイシモチの干物は韓国では贈答品やお盆や旧正月のご馳走として現在も食されています。

イシモチの干物のレシピ

イシモチは下処理をしてさらに腹の中の血合いをきれいに取り除きます。この時歯ブラシを使うと効果的です。その後、海水よりも少し塩辛いくらいの塩水に30分ほど漬けます。取り出した身をキッチンペーパーを使って水気をよく拭き取ります。あとは風通しの良い場所に干してあげるだけで、表面がべたつかなくなる頃が仕上がりの目安です。

イシモチのおいしいレシピ番外編/ イシモチを生で食す①

イシモチの刺身は簡単に味わえない幻の味

イシモチの刺身は白身界でも指折りの美味しさを誇ると言われています。がしかし簡単に味わえない存在です。鮮度の落ちが早いため自らの手で釣り上げ活き締めと血抜きをして初めておいしく生で食べることができるのです。刺身用にしたサクは死後硬直がほぐれる2日後くらいがおすすめです。濃厚で甘みの出る最高な白身を体験できます。

イシモチのおいしいレシピ番外編/ イシモチを生で食す②

イシモチの刺身は昆布〆にも

一手間加えて昆布〆にしてみるのもおすすめです。昆布の旨みとイシモチの上質な白身の相性の良さは言うまでもありません。軽く塩をした身を冷蔵庫で15分ほど寝かせ、酒で汚れをとった感想昆布を腹側にあてラップで包みさらに冷蔵庫で30分ほど休ませて出来上がりです。わさび醤油もいいですがポン酢もとてもよく合います。

イシモチの刺身はなめろうにも

イシモチの刺身をなめろうという房総半島の漁師が始めた郷土料理でいただきます。基本的に青魚で作ることの多いなめろうですが、刺身用に処理されたイシモチの濃厚な味はなめろうの調味料にも味負けしません。刺身を味噌、酒、大葉、みょうが、ねぎと一緒にねばりが出るまでたたきます。ご飯に合うことはもう想像がつきますね。

イシモチの刺身はをしゃぶしゃぶにも

しっかりと活き締めと血抜きをされた良質な身が手元にあるなら、しゃぶしゃぶにするのもおすすめです。昆布で出汁をとった鍋にさっとくぐらせてポン酢でいただきます。身の甘みが口の中に広がります。最後に余った鍋の汁で雑炊にしてあげるのもお忘れなく。この時、アラで出汁をとってあげるとコクが出てよりおいしく味わえます。

イシモチを釣ったらぜひおいしく料理してみましょう

いかがでしたか。イシモチがいろいろな調理方法で活用できることがお分かりいただけたかと思います。何より声を大にしてお伝えしたいのは「上品な白身を味わえる」ということ。ぜひイシモチが手に入ったらおいしく調理をして、ふっくらした身を堪能してみてください。