寝袋マットで睡眠の質をあげよう!
登山やキャンプ、使う場面は人それぞれかも知れませんが、いくら寝袋が暖かくても、夜は地面から冷たさ伝わって来ますし、床は硬いものです。そのような環境では、疲れた体も癒えません。ですが、寝袋マットさえあればそれがどちらも解消されます。
違いは翌朝分かる!
寝心地もあると無いでは全然違うものになります。それを特に実感できるのは朝起きた時です。硬い地面によって朝起きたら「身体中が痛い」と言うストレスを感じたことのある人も多いのではないでしょうか。ですが寝袋マットがあれば、寝ている間、無防備に寝返りをうつあなたの身体を守ってくれます。
地面からの寒さを防いでくれるのはマット!
寝袋はあくまで空気の寒さを防ぐものです。直に地面から伝わってくる寒さからはあなたの身体を守ることは出来ません。夜に足が、背中が冷えて寒くて何度も目が覚めた。などの経験された事はありませんか?そんな時、地面と寝袋の間で寝袋マットが活躍してくれます。それによって、あなたの自慢の寝袋もしっかり活躍してくれるはずです。
寝袋マットの種類と選びかた
一言で寝袋マットと言っても種類があります。用途に合わせて何種類か持ってる方もいます。では、今あなたに本当に必要なのはどのタイプの寝袋マットでしょうか。このマット選びであなたの睡眠の質がぐっと向上します。ここではあなたの用途にしっかり合ったマットの選びかたをご紹介します。
登山用とキャンプ用
登山の場合はなるべく荷物を軽くします。いくら寝心地が良くても、重くてかさばるものを選ぶのは得策ではありません。また、休憩で腰下ろす際にも使う事があるので使い勝手を優先しましょう。キャンプの場合は大半の人が車で荷物を運ぶことから、軽量化よりも、寝心地を優先した方が、ストレスなくキャンプを楽しむことができるできます。
クローズドセル
登山をする人もキャンプをする人も多くの人が愛用しています。特徴は、少し厚みはあるものの、断熱性とクッション性に優れています。そして、少し休憩がてら腰を下ろしたい時にもストレスなく利用できます。これだけでも寒さ、硬さ対策になりますが、これをベースに違うエア系のマットを重ねると更に寝心地が向上します。
エアマット
登山用のものはかなりコンパクトで軽量です。空気の入れ具合によって自分の好みに合わせる事ができます。キャンプ用のものは大きくベッドのように使えるものも多くあります。寝ごごちは抜群です。登山の場合、クローズドセルとセットで使うことをおすすめします。
インフレーターマット
広げると中の素材があ空気を取り込み膨らみます。スポンジより少し厚みと弾力、重さがあり、地面の凹凸や熱をシャットアウトしてくれるので、自宅にいても使う人がいるくらい寝心地が抜群です。大きなサイズの物もあるので家族でキャンプなどをする方にはそちらがオススメです。
登山用おすすめクローズドセル5選
登山をする人なら、例えテント泊をしなくても、山小屋に宿泊する際や、休憩の際に頻繁に利用するものなので、ご購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。これから登山を始める人も、早い段階で購入される事をおすすめいたします。ここではそのクローズドセル選びの手助けをさせていただきます。
THERMAREST クローズドセルマットレスZライトソル
重量がたったの410gとかなりの軽さです。厚さは2cmでR値は2,2です。(R値とは、耐熱性の値を指します。高いほど、耐熱性も高くなります。)サイズは51×181と少し長めですがワンサイズ短いものもあります。特徴としては表面にアルミが施されているため耐熱性に優れていること。じゃばら状にたためる為、収納がとても楽です。
こんな人におすすめ!
こちらは、登山やキャンプをされる方には勿論ですが、釣り人やバックパッカーなど万人にオススメです。これはアウトドアを始めるにあたって必ずと言って良いほど持っていて損のないものだと思います。
ワンポイント!
こちらの商品の良い所は、空気を必要しないところです。つまりは、切ってる自分の好みの長さ、形にする事が可能なところです。登山をされる方は特に軽量を意識されるでしょう。少し長く余分だなと感じたら、切ってしまうのもありです。切った部分も休憩でサッと出せるシートがわりにしてしまえば無駄がありません。
THERMAREST リッジレストソーライト
詳細重さは400gと更に軽く、厚さは1,5cmでR値は2,8となっています。サイズは51×183で、前のものと同じように、表面はアルミ加工されています。違いは、こちらは収納する際丸めなくてはいけないので、上のものより少し軽く厚みも薄いがかさばる事があります。
こんな人におすすめ
こちらはロール式なので、利用後毎回丁寧にしまわないとかさばってしまいます。ですので、登山などの休憩の際何度も利用される方には不向きかもしれません。ですがその高いR値から、暖かく、テントの中や、山小屋では心地の良いものになる事でしょう。
EVERNEW EXPマットUL180 EBA403
詳細こちらの驚くべき特徴はその重量です。なんとたったの145gです。それに加えてサイズは180×49のフルサイズです。厚みは0,9cmと薄いため、地面の凹凸を感じやすいですが、この厚みを感じさせない耐熱性を持っています。
こんな人におすすめ
こちらは特に軽量を好む方、特に何日かかけて山を歩く人や、バックパッカーなどにはかなりおすすめ。持っている事を忘れてしまうほどの軽さです。これもまた切って使えば更に軽くなるので、軽量化を極めたい方には特におすすめです。
ワンポイント!
こちらをキャンプや登山で使うときは、これ単品ではなく、エアーマットと一緒に使ってあげることによって、あなたの睡眠がより良いものになるに違いません。ただしこちらは現在とても人気で、売り切れになっているサイトも多い為、見つけた時が買い時かもしれません。
MAGIC MOUNTAIN シレックス カンチェンジュンガ 195 IBKJ195
こちらもかなり軽量を考え作られており、重量は150gとなっています。サイズが他とは違いかなり長くなっており49×190cmとなっています。厚みは0,9cmと薄く、素材はポリエチレンとなっていいます。
こんな人におすすめ
素材がポリエチレンと、他と比べ丈夫さに劣る為、登山の際の休憩などに使うのはおすすめできませんが、山小屋内で使う人や、エアと組み合わせてベースマットにする人、そのサイズの特徴から、単純に背が高い人には使い勝手がいいと思います。こちらもかなり軽量に特化しているので、切って更に軽量したりアレンジして使うにはとても便利です。
ワンポイント!
こちらもベースマットとしてエアーマットと組み合わせてあげることによってより効果を発揮してくれます。また、特徴的なその長さから、頭の方を少し丸めて枕がわりにしてしまうという裏技もあります。
ロスコ フォームスリーピングパット OD
こちらの重量は350gです。サイズは61 x 183cmで厚みが約1cmとなっています。素材はポリエチレンとなっています。他のものと比べ、スッペクが少しだけ劣るものの、驚くはその値段、先に紹介した4つが(サイトや店舗によって誤差あり)平均5000円前後に対し、こちらは2000円〜となっています。
こんな人におすすめ
いきなり良いマットを買うのは少し心配という方には優しいお値段になっておりますので、入門として購入するのには良いと思います。またこの軍もののような渋い色合いも人気で、ファッションを楽しみながら登山をされる方にも好まれています。
登山用おすすめエアマット7選
登山でより一層快適な睡眠を目指すには不可欠なこのアイテム。数日かけての登山をお考えの方などは疲れを次の日に引きずらないためにも良いエアマットを選びをしたいものです。ここではそんな方におすすめのエアマットをおすすめします。
KLYMIT イナーシャ・オゾン スリーピングパッド ブルー
重さがたったの363gです。肉抜きをして軽量している上、このホールも、眠る時の身体の位置も計算して配置してあります。しまった時のサイズは約成人男性の拳1,5個分ほどまで小さくなります。更にこのマットは、枕部分のボティ部分で二箇所空気を入れるところがあります。
こんな人におすすめ!
まさに登山の時にもってこいのこのエアマットです。サイズと重さから負担にもならず最軽量、高機能が望めます。更に、このマットは、枕部分とボディ部分で二箇所、空気を入れるところがあります。つまり、枕が必要ない方は、エアマットにも関わらず、カットしてしまうことが可能なんです。
ワンポイント
寝ている間に寝返りをうって、マットから落ちてしまうことがあります。ですがこのマット、そのサイズ感と、ホールによる柔軟性から寝袋の中に敷くことができるんです。こうすることによって、いくら寝返りをうっても落ちることがないのです。これで、翌朝にはしっかりと疲れを取ることができます。
KLYMIT イナーシャ X フレーム パッド INERTIA XFRAME PAD
サイズ180cm x 45cm x 3.8cmそしてこちらの重さはたった258g です。前で紹介したものより更に軽量化に特化しています。横になった時、特に直に地面に接する、足、腰、背中、頭の部分はしっかりと保護してくれるので、軽くてもしっかり守ってくれます。
ワンポイント!
上のものほど枕は大きくないので、軽量して登山をする方は、脱いだ衣類なんかを枕が割にすると、荷物も増えることなく、最軽量を目指すことができます。あまりに寒いシーズンの時は、触れてなくとも地面から熱が来ることがあるので、インフレーターマットもあると快適です。
KLYMIT イナーシャ XL パッド INERTIA XL PAD
こちらは重さが476gと少し上の二つよりも重く感じるかもしれませんが、サイズが縦200cmという大きさになっています。更にそれだけ大きいにも関わらず、空気は約3から4回で9割がた入るという性能もあります。こちらは、少し大柄の方が利用するのに向いているのではないでしょうか。
ワンポイント!
計算された軽量化な上に、少し余裕のある大きさの、エアマットなら、心置きなく寝返りも打つことができます。身体の大きな方は、無理に軽量するのではなく、身体に合った道具選びをできるようにするとより快適です。
THERMAREST ネオエアー Xサーモ ベイパー
サイズ51×183cm、重さは430gとかなり軽量とは言えませんが、このマット、すごいのが4枚の熱反射板か使われているので、R値5,7とかなり高い数値を持っています。真冬の地面でも大丈夫なほどに冷気遮断に特化しているにも関わらず、430gなら軽すぎるくらいにです。
ワンポイント!
このマット、かなり性能はいいのですが、少しだけ値段が違います。上の3つは9000円前後だったのに比べこちらは30000円前後とかなり値段がお高めです。このマットはクロスカントリーをされる方や、雪山、残雪登山、雪中キャンプをする可能性のある方におすすめです。
NEMO テンサー 20M NM-TSR-20M
このマットは長さはほんの少し短い160cmです。しかし驚きなのは、厚みが7,5cmに対して重さがたったの330gです。新開発されたスペースフレームバッフルにより、少し心地の悪いエアマットのフワフワ感を解消することに成功しました。
ワンポイント!
このマットはNEMO史上最高のギアと言われており NEMOのなかっでも最も軽い素材と金属化フィルムにより、軽量化と保温性能のどちらも兼ね備えたギアです。エア特有の、安定しずらい性質も解消している。家の中でも使いたくなるようなエアマットです。
SEA TO SUMMIT ウルトラライトマット
全長183×幅55×厚さ5cm重さは395gです。ウルトラライトのこのシリーズは軽量に特化し小さくたためるエアマットです。こちらには付属で、エアストリームポンプが付いています。これは、一回の息で膨らむ優れもので、素早くセットアップできます。
ワンポイント!
1回の息でセットアップできるというのはかなり優れもの、簡単な作業だとしても、それを何回も繰り返すとすると手間になってしまいます。山などで疲れてすぐ横になりたいときなど、この機能はかなり助かるものになります。
Klymit 絶縁静的Vスリーピングパッド
重さは約700gと、ほんの少し重く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、何よりすごいのがR値が4,4というところです。かなり保温に長けており、冬でも安心して眠れるほどのR値です。
ワンポイント!
何と言ってもこのマットの特徴はこのV字の設計にあります。このV字設計により、内部の空気の動きを制限することができます。フワフワと落ち着かない感覚を抑え、それにより安定した快適な眠りを得られます。
登山用おすすめインフレーターマット3選
インフレーターマットは寝心地はいいものの、登山では重くて、少し邪魔になってしまいがちです。ですが、最近はテクノロジーの進歩によって、軽く丈夫で、素晴らしいものたちが生まれてきました。ここで進歩したテクノロジーによって作られたマットを紹介いたします。