スノーピークのマグカップは高機能で使いやすい!素材や容量、選び方をご紹介します!

スノーマーク*のロゴがおしゃれなアウトドアブランド、スノーピークのマグカップが優れた機能とデザインで、多くのユーザーに支持されています。キャンプシーンはもちろん、普段使いのマグカップとしても使いたい日本製の品質の良さ。種類やスペックを掘り下げてみました。

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ヤマゴモラーの祖父、ヤマノボラーの父を持つ三代目。
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スノーピークのマグカップの素材は2種類ある

スノーピークのマグカップは、チタン素材とステンレス素材の2種類です。どちらも金属製で、割れない、丈夫と共通点もありますが、素材によって特徴が異なります。 それぞれメリットデメリットがありますが、軽さ重視ならチタン、安さ重視でステンレスを選ぶ人が多いようです。

チタン製

チタンマグは職人がひとつひとつ、1枚のチタンプレートから”絞り加工”を手掛け作られています。軽量で熱伝導率が低いチタニウムは、熱の伝わりが鈍く、カップに熱い飲みものを入れても口元が熱くなりにくい特性を持っています。

金属臭もないため食器に最適な金属です。軽さを追及した設計のため、軽すぎて空の状態だと風に飛ばされることも。

ステンレス製

ステンレス素材は強度があり、変形の心配がありません。また、加工性、耐食性、耐酸性に優れています。光沢が美しく、衛生的な金属です。チタニウムと比べて廉価なのも魅力です。頑丈なだけあって、バックパックの荷を軽くしたい人には、重いと感じるかもしれません。

スノーピークのマグカップは2タイプ

スノーピークのマグカップにはシングル構造とダブル構造の2つのタイプがあります。より保温性を求めてダブル構造にするか、軽量で直火使用もできるシングル構造を選ぶか、選択のポイントは様々です。

同じ容量のマグカップでもシングルかダブルかで重量差が倍程度になります。用途別に使い分けるユーザーも。

シングル構造

シングルウォールのマグカップは軽量で、チタンマグの素材には板厚0.4mmのチタニウムが採用されています。ステンレスマグカップも丈夫で軽いのが特長で、荷重を小さくしたいソロアクティビティに最適です。

コンロにかけても問題はないので、クッカーとして使用するキャンパーにもシングルウォールタイプは人気です。

ダブル構造

二重にしたウォールで空気の層を挟んだ構造になっています。このためダブルウォールのマグカップは保温性に優れ、熱いものは冷めにくく、また氷も溶けにくい、さらにマグカップを持つ手や口にも熱が伝わりにくいので、キャンプシーンなど野外での使用に最適です。

また、デスクで使うにも結露がなく便利です。真空の二重構造ではないので、完璧な保温力とまではいきませんが、火傷の心配がないのは嬉しい設計です。

ダブルとシングルの違いとは

スノーピークのマグカップを選ぶ大きなポイントとして挙げられるのが、ダブルウォールマグかシングルウォールマグかということになります。どんな違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴や選ぶ基準を見比べてみましょう。

①重量

同等の容量で比べると、チタンシングルマグ300mlで50g、ダブルマグ300mlで92gと、重量の違いがあります。ステンレスマグでも、シングルマグ300mlが94g、ダブルマグ330mlが200gです。シングルマグとダブルマグでは、ほぼ倍程度の重量差があることになります。より軽さを求めるなら、シングルマグがおすすめです。

②内部構造

ダブルは二重構造、シングルは一重構造でできています。ダブルは二重ウォールのあいだに空気を挟んだ層になっているので保温性を高め、中身の熱を逃がしにくく、直に持っても熱が伝わりにくいといった利点があります。

シングルは熱が直に伝わりますが、軽いのが利点です。温め直しなど直火にかけることができるのもシングルマグの魅力です。

③飲み口が異なる

ダブルマグの飲み口は二枚のチタンウォールを溶接処理し、厚みのある口当たりとなっています。シングルマグの飲み口はカール処理が施されています。どちらもフィット感のある優しい口当たりで、熱い飲み物でも熱くなりにくい設計となっています。

シングルマグのカールの継ぎ目は、汚れが落としにくいので、洗うときには注意が必要です。

注意ポイント:限定モデルなど飲み口が異なるものもあり!飲み口だけで判断しない

ダブルマグとシングルマグとの違いとして、以上のようにいくつかの異なる点がありますが、飲み口のデザインについては、必ずということではなく、限定モデルでは例外のものもあるので、飲み口だけで判断しないよう気を付けましょう。

スノーピークマグカップの容量の選び方

スノーピークのチタンマグは、シングル、ダブル共に4種類の容量から選ぶことができ、それぞれ用途に応じて複数揃えるユーザーもいるほど。自分に合った最適なサイズのマグカップはどのぐらいの大きさが良いのか、選ぶポイントをみてみましょう。

子供も使いやすい220ml

チタンマグのいちばん小さいサイズです。一度にたくさん飲まない人や、ちょっと飲みに適している容量220mlです。離乳食が進んでコップの練習を始める乳児が使うにもおすすめで、軽くて落としても叩いても(←赤ちゃんはよくやりますね)割れず、衛生的に使える安心感もあります。

定番サイズ300ml

容量300mlマグは多くのユーザーに使いやすく選ばれているサイズです。キャンプシーンでの使用では、スティックタイプのカフェ飲料やカップスープを入れるにもちょうどよく、パッキングにも邪魔にならない大きさです。サイズ選びで迷ったら300mlがおすすめです。

330ml缶も安心して入れられる450ml

しっかり入るマグカップなら、容量450mlが安心です。何度も入れる手間を省けるので、たくさん飲む人にもぴったりです。別売品の蓋を使う場合、蓋を差し込む分までは注げないので、容量多めのこのサイズなら間違いないです。缶ビール1本分を泡まで注げるのは嬉しいサイズです。

ラーメンのリフィルがちょうど良い!600ml

クッカーなみの容量600mlは、チタンマグシリーズ最大のサイズです。カップラーメンのリフィルに必要なお湯の量が330ml。450mlマグでも作れますが、卵を落としたり蓋の差し込み分を考えると600mlマグが適しています。また、コーヒー用などに2人分のお湯を沸かすのにも便利です。

スノーピークのマグカップをご紹介!チタン製マグ

シングルマグ、ダブルマグ共に、220ml、300ml、450ml、600mlの4サイズを揃え、容量に応じて選べるラインナップです。折り畳めるハンドルは、収納時には折り畳むと220mlから600mlがマトリョーシカのようにスタッキングできるデザインです。また、使用時にも握りやすい形状です。

①スノーピーク チタンシングルマグ 300

出典:Amazon

容量300mlのチタンシングルマグカップです。軽さを追及したシングルウォール構造で、キャンプシーンでは携行性に優れ、家やオフィスで使うにもスノーピークのロゴがおしゃれで、一杯分がちょうど良いサイズです。

  • サイズ:φ76.2×H82mm
  • 重量:50g
  • 容量:300ml

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②スノーピーク チタンシングルマグ 450

しっかり入れられる450mlです。氷を入れた飲み物や、なみなみ注いでこぼしたくない人にもおすすめのサイズです。シングルウォールの軽さで、たっぷり入っても重さを感じさせない重量です。温め直しができるので、大きめサイズを選ぶユーザーも。

  • サイズ:φ86.2×H91.5mm
  • 重量:70g
  • 容量:450ml

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③スノーピーク チタンダブルマグ 300

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