アマゾンに生息する「プレコ」は水槽を綺麗にするお掃除屋さん|生態や飼育方法をご紹介|

シェルターや流木などの隠れ家を用意してあげるとストレスを緩和させやすくなります。飼い主さんのお好みで選んであげてください。強い水流を好むことから、ろ過装置は水流を調節できるものが望ましいです。外部フィルターと投げ込み式フィルターなどの併用もおすすめです。水温は20℃以上が適温です。熱帯魚ですが35℃を超えてしまうと危険なので35℃になる前にクーラーなどで水温を調節してあげましょう。

プレコのエサ

プレコは何でも食べる

プレコは苔などの藻類を食べますが水中の木をかじってみたり水草を食害したり、混泳している魚を舐めたりすることがあります。フレーク状のエサを食べるというイメージの熱帯魚ですが、プレコは何でも食べます。例えばタブレット状のエサ、イトメや赤虫です。しかし野菜やフルーツを食べるという話もあります。ただし、フルーツは水槽に入れると水質がアルカリ性に傾いてしまうので与えないようにします。

プレコのエサには注意が必要

基本はタブレット状のエサを与えるのですが、他のエサを与える時はプレコにも好みがあるので要注意です。タブレット状のエサの食いつきが悪くなってしまった時は餓死させないように赤虫やイトメなどのエサをあげます。野菜をあげる時は食べやすいように茹でたり皮をむいてあげます。野菜が浮いてくる場合は流木に刺してあげるとよいです。プレコは夜行性なのでエサを水槽に入れたらそっと電気を消してあげましょう。翌日に様子を見て少しでも食べた跡があれば2日くらいは入れたままで大丈夫です。食べた形跡がなければ水質悪化を防ぐために水槽から出しましょう。プレコの種類によっても草食系と肉食系に別れているのでタブレット状のエサ以外を与える時は見極めが大事です。

プレコの水槽に底砂は必要か

プレコの水槽に底砂を敷くのメリット

プレコは水槽のお掃除屋さんです。水槽についた苔などを食べてくれるので水槽の壁が汚れにくいです。しかし、歯が丈夫な一部の種類はアクリル水槽に傷を付けてしまうこともあるので注意が必要です。プレコの水槽に底砂を敷いている方も居ます。底砂のメリットはガラスに光が反射されるのを防ぐことができます。

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