スプールの回転に起因するため、バックラッシュのタイミングはほぼキャスト時です。こうしたことを防ぐために前述したブレーキの調節が必要となります。ブレーキはあまり強すぎてもルアーが飛びませんが、初心者の方はまずは少し強めにブレーキを設定しておくといいかもしれません。
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ベイトリールのメンテナンス方法
ベイトリールは割高なものも多く、一度良いものを買えば長い時間付き合っていきたいと誰もが考えると思います。そのためにもメンテナンスはかかせないものです。ここでは自分でできる範囲のメンテナンスの方法を動画も交えてご紹介します。
ベイトリールのメンテナンスに必要な道具
メンテナンスには拭き取り用のきれいなタオル、綿棒、オイル、グリスを準備します。簡単なクリーニングであればタオルと綿棒で各所を拭き取り乾燥させ、必要に応じてオイルやグリスを付与します。オイルやグリスは市販品の他にリール購入時についてくるものもあります。
ベイトリールのメンテナンス方法
メンテナンス方法としてここではシマノの動画をご紹介します。他メーカーのものも動画がアップされているので参考にしてください。個人的には使用後にクリーニングを欠かさず行い、メーカーで年一回オーバーホールをお願いすることをおすすめします。お近くの釣具店で注文できると思いますのでそちらも検討してみてください。
ベイトリールのおすすめをご紹介|ダイワフエゴCT
おすすめのベイトリールをいくつかご紹介します。フエゴCTは103H、103HL、103SH、103SHLの四種がラインナップされています。淡水にもソルトウォーターにも対応するためコスパもよく便利に使いまわせます。
フエゴCTのスペック
フエゴ103H…自重205g/巻き取り長さ67cm/ギア比6.3/最大ドラグ力5kg/ベアリング(ボール/ローラー)5/1。Lは左ハンドル仕様を指します。フエゴ103SH…自重205g/巻き取り長さ77cm/ギア比7.3/最大ドラグ力5kg/ベアリング(ボール/ローラー)5/1。HとSHではギア比が異なります。
フエゴCTの魅力
ハンドルノブやスプールなどパーツごとの軽量化、耐久性の向上など一層の洗練を図った一台です。独自のブレーキシステム「マグフォースZ」を搭載しており、リール性能を完璧に反映するキャストを可能にします。初心者の方にもおすすめのコスパ抜群の一台です。
ベイトリールのおすすめをご紹介|シマノメタニウムDC
メタニウムDCはR、L、HGR、HGL、XGR、XGLの六種がラインナップされています。シマノ独自のブレーキシステム「DCブレーキ」を搭載し、細やかかつ容易なブレーキ設定を可能にしたベイトリールの中でも屈指の人気機種です。
メタニウムDCのスペック
メタニウムDCRight…自重190g/巻き取り長さ66cm/ギア比6.2/最大ドラグ力5kg/ベアリング(SA-RB/ローラー)9/1。メタニウムDCHGRight…自重190g/巻き取り長さ79cm/ギア比7.4/最大ドラグ力5kg/ベアリング(SA-RB/ローラー)9/1。
メタニウムDCXGRight…自重195g/巻き取り長さ91cm/ギア比8.5/最大ドラグ力5kg/ベアリング(SA-RB/ローラー)9/1。HGはハイギア仕様、XGはエクストラハイギア仕様となっています。それぞれ右巻き左巻きがあります。
メタニウムDCの魅力
ブレーキシステムがメタニウムDCの魅力です。DCブレーキのDCはデジタルコントロールの略で、スプールの回転数に合わせてブレーキを自動制御するものです。これがあればバックラッシュ知らずと言っても過言ではないほどに機敏に作動してくれます。
これに、ラインの種類によって設定できるものとルアーウエイトによって設定できるものの二つのダイヤルを備えたものがメタニウムのブレーキシステムです。お値段はそれなりにしますが、それ以上の性能の高さを有していると思います。
ベイトリールのおすすめをご紹介|アブガルシアREVO
REVOシリーズには様々な種類があります。このなかでも新登場したBIGSHOOTER COMPACTをご紹介したいと思います。淡水海水に併用でき、スタイリッシュな見た目もまた好評価のベイトリールです。
BIGSHOOTER COMPACTのスペック
BIGSHOOTER COMPACT8…自重250g/巻き取り長さ83cm/ギア比8.0:1/最大ドラグ力10kg/ベアリング(ボール/ローラー)7/1。ハイギア仕様。BIGSHOOTER COMPACT7…自重250g/巻き取り長さ76cm/ギア比7.3:1/最大ドラグ力10kg/ベアリング(ボール/ローラー)7/1
BIGSHOOTER COMPACTの魅力
撥水加工を施されたソルトシールドピニオンボールベアリングを搭載しており耐久性が向上されました。フレッシュはもちろん、ソルトウォーターでの使用も恐れることなく快適にできると思います。関連記事はこちらからご覧いただけます。
ベイトリールを使って釣りの幅を広げよう
スピニングリールもいいですが、釣りによってリールを変えることで同じ釣りでもできることの幅が変わってくると思います。正しい使い方、細やかな操作を心がけることで一見とっつきにくいと感じられるベイトリールも快適に使用できるはずです。是非参考にしてみてください。