ワカサギ釣りについて
冬の凍った湖に直径15~20cmほどの穴をあけ、釣るのがワカサギ釣り。ここではワカサギ釣りの基本的なことについてお伝えします。また、ワカサギの調理方法についても紹介します。
ワカサギ釣りは氷上で行う釣り
凍のはった湖の上で穴を掘り、糸をたらしてワカサギを釣ります。アイスドリルまたはつるはしなどで掘ります。その歴史は古く、昭和初期には長野県の松原湖、山梨県の山中湖などで実施されていた記録があります。
ワカサギ釣りは一人でも大人数でも楽しめる
ワカサギ釣りは氷上にあけた穴で釣るため、1人分のスペースは小さいです。そのため、一人でも大人数でも楽しむことができます。
ワカサギはとてもおいしい
ワカサギは釣ったその場ですぐに調理できます。釣りたてをフライや天ぷらにすると白身が上品にほどけとても美味しいです。また、刺身、甘露煮、南蛮漬けなど幅広いメニューがあるのも魅力的です。
ワカサギ釣りの時期と場所
ワカサギ釣りをするのにあった時期や場所についてご紹介します。時期を誤ると釣果にも大きく影響します。しっかりと覚えて楽しみましょう。
ワカサギ釣りは冬の釣り
基本的には1年中移動をしないワカサギ。そのため、いつでも釣ることができます。ですが、冬よりも前は小さいため、美味しく食べるのには向きません。繁殖期は冬なので、ワカサギ釣りは冬にするのがベストです。とは言っても、冬以外にもワカサギ釣りは可能ですよ。
ワカサギ釣りは主に湖の上で釣りをする
ワカサギ釣りに必要な道具をご紹介!①竿
竿はワカサギ専用のものが販売されています。繊細な当たりをとらえられる竿を使うことはとても重要です。竿選びのポイントとおすすめをご紹介します。
ワカサギ釣りの竿は当たりに繊細に反応できるものを選ぼう
ワカサギは小さいため、当たりの感触もとても小さいです。その繊細な動きをとらえられるものを選ぶのが重要です。
ワカサギ釣りの竿は凍りにくいことも重要
湖が凍るほど寒いところで行います。そのため、気温も低いので、凍りにくい、寒さに強い竿を選びましょう。
ワカサギ釣りにおすすめな竿
シマノ ワカサギマチックシステム穂先 SHS00
全長:0.23m
自重:約2.3g
継数:1本
錘負荷:0-2g
適合道糸:0.2-0.6号
ガイドの突っ張りを抑える凹加工、滑らかに曲る偏平波型穂先。軽量で絡みにくく、ソリッドと糸が触れるのを極力なくした高足傾斜ガイド。タイプ別に色が違うため、ガイドスレッドは一目で区別することが可能です。
ダイワ(DAIWA) クリスティア ワカサギ 穂先 乗調子
サイズ:S
長さ:26cm
重量:5g
オモリ負荷:1.0?5.0g
要望が多い26cmの長さ。ドームや氷上釣りなどオールラウンドに活躍できます。手前から丸くキレイに曲がる乗調子はソフトな誘いができます。初心者にもおすすめです。
ワカサギ釣りに必要な道具をご紹介!②電動リール
多種多様なモデルが販売されています。価格帯も低価格から高価格まで幅広いです。ここでは電動リール選びのポイントとおすすめをご紹介します。
ワカサギ釣りはとても深い所で行う釣り
ワカサギ釣りは数十メートルも深いところに落とし込んで行います。その際に手動で巻き取るには非常に時間も手間もかかってしまいます。それに対し、電動であれば、自動で巻き上げることができます。
ワカサギ釣りの電動リールの価格帯は様々
電動リールは各メーカーから多くの種類が販売されています。価格は数千円~数万円と機能などによって様々です。必要な機能、予算と相談し、最適なものを選びましょう。
ワカサギ釣りにおすすめな電動リール
プロックス リール 攻棚ワカサギNCプラス
外径寸法:W58×D行135×H48mm
糸巻量目安:1号/50m
ロッド径:直径5mm
自重:電池除く143g
使用時間目安:5~7h
5000円程度の低価格帯の電動リール。初めての方やお子様でもラクラク操作のカウンター無しモデルです。穂先を守る巻き込み防止オートストッパー付きです。
シマノ ワカサギマチックDDM-T CI4+ 金
穂先差し込み径:5.0mm
自重:115g
ナイロンライン糸巻量(号ーm):1-50
バッテリー:単4電池×2本
10000円程度の高価格帯。軽量で剛性と耐久性が高いカーボン樹脂をボディに採用してます。機能はチョイ巻、自動巻、変速、水深カウンターなどに対応した高機能モデル。
ワカサギ釣りに必要な道具をご紹介!③ライン
ラインはワカサギ用のものが販売されています。その中でも素材によってメリットデメリットがあります。ここではライン選びのポイントとおすすめをご紹介します。
ワカサギ釣りのラインはナイロンかPEラインがおすすめ
ラインの素材は多種あります。中でもおすすめは安価なナイロン。または、PEラインです。ナイロンラインは汎用性が高く、初心者にもおすすめです。伸張性が低いPEラインは、微細な動きを把握しやすいためワカサギ釣りに適しています。
ワカサギ釣りのラインそれぞれのメリットデメリット
ナイロンラインのメリットは価格が安く、どの用途にも使える点です。デメリットは擦れに弱い点、使用すると質が落ちやすい点です。PEラインは強度が高く、電動リールの巻き糸にベストなことがメリットです。結束が弱く、解けやすいことがデメリットです。
ワカサギ釣りにおすすめなライン
ザイト ワカサギ手ばねライン
素材:ナイロン
太さ:1.25号
全長:50m
黒いラインは視認性を高めます。ナイロンでありながら低伸度で高感度で繊細な当たりをキャッチできます。自然な誘いで複数の魚を捕らえます。