クエはとてもいい出汁が出ます。手に入った時にはカブトやアラを捨てることなく使って、クエのアラ汁を作ります。鍋に昆布だしとカブト、アラを入れてひと煮立ちさせ、塩で整えれば出来上がりです。簡単なので失敗する心配もありません。
クエの煮つけ
甘辛い煮つけでもクエを美味しく食べられます。しょうゆ・みりん・酒・水・砂糖を煮立たせます。煮立ったらクエと薄くスライスした生姜を入れて、煮汁をかけながら煮ていきます。煮すぎない程度にしっかり味をしみ込ませたら完成です。
クエ鍋
クエ鍋は素人でもまずしっぱいすることがありません。クエを引き立てるようにあっさりとした白だしの鍋で食べるか、もしくはしゃぶしゃぶのようにクエをさっと湯に通して少しポン酢をつけて食べるクエしゃぶがおすすめです。
クエは大きさによって値段が変わる!30㎏はいくら?
クエの値段は天然もので1キロ1万円前後、養殖もので1キロ4千円前後でやり取りされるというのがおおよその相場です。クエの大きさは成魚で約60センチというのが一般的ですが、クエは大きさによって1キロあたりの値段も大きく変わってきます。また年中漁獲されますが時期によっても値段は変動します。
クエは大きさによって値段が変わる
クエは大きさによって値段が変わります。天然のクエは20年以上生きることが分かっています。20年以上生きたクエの体長は1メートルを優に超えます。重さも体長に比例して重くなり、30~50キロにまで成長します。ただでさえクエは希少な高級魚ですから、大きければ値段も高騰します。
30㎏クラスのクエの値段
ここでは30キロクラスのクエの値段を見ていきたいと思います。天然ものの10キロのクエだと約8千円~1万円です。つまり30キロクラスのクエになってくると、漁獲される時期によって値段は変動しますが、希少であることもふまえると、かるく20万円は超え、30万近い値段が付きます。
高級魚クエは値段も味も最高級
高級魚であるクエは天然ものなら1キロで1万円ほどもしますが、そのような高値がつくのは決して希少価値が高いという理由からだけではありません。「クエを食べたら他の魚は食えん」「クエ鍋は鍋の王様」と言われるようにクエは本当に美味な食材だからです。養殖が盛んになり以前より身近になったクエをぜひ楽しんでください。