シマアジとはどんな魚?料理のレシピや釣り方についてご紹介!

シマアジはギュウギュウと鳴く

鳴き声は「ギュウギュウ」と聞こえる鳴き声を発します。その鳴き声から静岡県の漁港では「ギュウギュウ」、和歌山県の漁港では「グイ」、鹿児島県の漁港では「ウタゴ」、という世間一般的に認識されている名前とは違う別名で呼ばれています。主に身の危険を感じた時や、求愛する時になどに声を発する傾向があります。

シマアジの旬は

ここでは比較的一番多く釣れる時期や旬、サイズや天然、養殖モノによって味が違うことについて詳しく述べていこうと思います。それぞれわかりやすくまとめてあるので理解が深まるでしょう。

シマアジの旬は春から秋

天然のものは春から秋頃が旬であり、特に6月~8月の夏頃はピークとなっていますし、晩秋の比較的寒い時期に漁獲されるモノは他シーズンと比べ脂がのっています。また、養殖のモノは比較的高確率で市場に出回っているので一年中手に入れることが可能な魚となっています。

シマアジは小型~中型がおいしい

小型サイズから中型サイズのモノが味が美味しく、市場で出回っている値段も比較的高めの傾向になっています。大型のモノになると小型や中型に比べて味が劣ります。大型になりすぎると本来のさっぱりとした透明感のある味を楽しむことが出来なくなります。

また、味の違いは養殖モノと天然モノでも違い、天然モノの方が養殖モノと比べて脂が少なく、さっぱりとした上品な味となっています。さらに調理の仕方によっても味が若干違ってきます。

シマアジの料理はおいしい

ここでは市場に出荷される具体的な値段と、どのような味がするのかについて比較的わかりやすく説明していきます。また、小型のモノの美味しさから旬についても後半で詳しく述べています。

シマアジは高い値段で取引される

漁獲量が他の魚と比べて少ない天然のモノは、一匹の値段が¥10,000円前後~¥20,000円前後で市場で販売されることもある比較的高級な魚であり、その味の良さと希少性により値段が他の天然の魚と比べても若干値段が高めとなっています。また、養殖モノに関しては一匹¥1,000円~2,000円前後で売られ、高い確率で市場に出回るので入手は簡単な部類になります。

シマアジは上品な味

身がしっかりとしており、食感がなめらかでさっぱりとした味がして美味しいです。刺身やフライ、塩焼きなど様々な料理を楽しむことが可能であり、どの料理も共通して言えることは脂っぽくなくさっぱりとした上品な味を楽しむことが可能だということです。また、体に良いビタミンB1、B6、ビタミンDが豊富に含まれています。

シマアジの小型は旬じゃなくてもおいしい

比較的小型サイズの天然モノは旬関係なく美味しく食べることが可能です。味は大型サイズと比較すると脂がのってない分、しつこくないさっぱりとした上品な味わいを楽しむことが出来ます。また、養殖モノは天然モノ比べ脂が多くのっている傾向があり、さっぱりとした味ではありません。

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