ゲーミングチェアを使うシーンって?
ゲーミングチェアという名前からゲームをする為のイスと思われているかもしれませんが、ゲーミングチェアは人間工学をもとに考えられた究極の快適性を備えているイスです。その恩恵はゲーマーだけに留まらず、長時間イスに座る事が多い方全てにとって優れています!
デスクワークにも愛用者多数
PC業務などデスクワークが基本の方は、日常生活の殆どの時間を座って過ごされているかと思います。座るという行為は適切な姿勢を守っていなければとても負担がかかっており、正しい姿勢を長時間維持しようとする事自体で疲労が溜まってしまいます。ゲーミングチェアはホールド性が良いので自然と正しい姿勢に導かれ、一点に掛かっている重心を分散させる事でデスクワークの疲労を最小限に留めます。
勉強シーンにもオススメ
ゲーミングチェアは背もたれにもたれながら、ゆったりとゲームなどをするのに最適で前傾姿勢になる勉強には不向きと思われているかもしれませんが、腰を支えてくれるものやクッションで体重の負担を軽くしてくれるイスは長時間の勉強の際にはその真価を発揮します。イスの座り心地が合っていないと、知らず知らずのうちに何回も座りなおしていたり集中を妨げる一因になっています。
座ったまま眠れる快適性
リクライニング機能が搭載されている機種が多いですが、ゲーミングチェアは休憩をとる事も非常に念入りに考えられています。仮眠をとる場所がないオフィスなどの場合、机に伏して休憩する事になりますが、ゲーミングチェアのリクライニング機能があればゆったりと仮眠を取ることが可能になります!
ゲーミングチェアの条件とは?
快適性の高いゲーミングチェアですが、具体的にその他のイスとはどの辺りが違うのかをいくつかのポイント別に比較して見てみましょう!
背もたれはミドル~ハイバックでホールド感がある
一般的なイスのシートは姿勢を固定するなどの概念が無い事に対し、ゲーミングチェアは身体全体を包み込むようにホールドする事によって、正しい姿勢をサポートします。背もたれ部分にヘッドレストが付属しているものも多く、頭の重量がかかる首への負担を分散させ背もたれに体を預けて作業を行う際の快適性や疲れにくさが断然に違います!
リクライニング機能
ゲーミングチェアは基本的にリクライニング機能を採用しているものが殆どで、スタイルに応じて傾斜角度を好みの角度で調整する事が出来ます。フルリクライニングにすると、イスから移動することなくそのまま寝てしまう事も可能です!
アームレストが可動式
高機能のゲーミングチェアは、アームレストが可動式になっており様々なスタイルや姿勢によってアームレストの角度を好みで調整する事ができます。長時間のゲーム操作やPC業務ではいかに手の負担を肩にかけないかが重要なポイントとなりますので、アームレストが適切な位置に移動できるか否かは大きなポイントとなります。
ランバーサポートが理想のS字姿勢をキープ
長時間の座姿勢は、気付かぬうちに腰への負担をどんどん蓄積してしまいがちです。腰痛を起こさない為には「骨盤を立てた状態」という理想的な状態を維持し続ける事が重要ですが、意識してキープし続けるのは至難の業です。ランバーサポートはこの骨盤を立てた理想的な姿勢をサポートするので、腰痛や疲れにくさが他のイスとは断然変わります。
ゲーミングチェアの選び方|椅子タイプ?座椅子タイプ?
プレイスタイルは人それぞれ好みがあり、住環境によって椅子は置くことができず床に直接座るスタイルの方も多くおられると思います。ゲーミングチェアといえば椅子タイプの物を想像しがちですが、座椅子タイプも販売されていますので床スタイルの方も是非一度ゲーミングチェアを体験してみて下さい!
椅子タイプのメリット
- 椅子タイプの理想的な姿勢が最も疲れにくい
- 昇降機能で最適な高さに
- オフィスなどでも導入しやすい
座椅子タイプのメリット
- 椅子タイプと比較すると価格がお手頃で導入しやすい
- こたつでプレイなど、今の生活スタイルに馴染みやすい
ゲーミングチェアの選び方|オットマン付きの良さ
チェアを探していると、オットマンが必要かどうかというのがこだわるポイントになってきます。なぜオットマンが付きと無いものがあるのか?オットマンが果たして必要なのか?といったところにフォーカスを当ててご紹介します!
オットマンの魅力①
オットマンとは、「リラックス」する時に使用するアイテムです。座姿勢は特に下半身に負担が掛かっており、血流が滞りがちです。膝裏が圧迫される事などで脚に血流が溜まりやすく浮腫みも酷くなります。数時間に一度、オットマンで脚を上げるだけで血流が戻りやすくだるい脚の疲れが軽減できます。
オットマンの魅力②
ゲーミングチェアで「仮眠」を取る場合には、オットマンは必需品です。ゲーミングチェアはリクライニング機能が優れており、椅子のままでもフルフラットで快適な寝姿勢を取ることが可能ですが、脚だけは曲げた状態になってしまうのがネックです。完璧な寝姿勢が良質な睡眠となって身体をリフレッシュさせてくれるので、オットマンを利用して体を真っすぐと横たえて仮眠をとることを強くお勧めします!
ゲーミングチェアの選び方|座面選びは重要!
ゲーミングチェアはそれぞれ人間工学に基づいたフィット感やホールド感をどれも有していますが、それぞれ大きく違うポイントが座面の素材やクッション性、通気性などです。人によっての好みが大きく分かれ、使う環境やコスパと相談しながら可能であれば実際に座りながらじっくりと考えてみましょう。
通気性VS座り心地
抜群の通気性重視はメッシュ素材
メッシュ素材は通気性を一番に考え、夏場の長時間の座姿勢でも快適です!フルメッシュタイプは座面もメッシュ素材なので、お尻が蒸れにくく、裏側から扇風機で風を当てるとより快適性がアップします!汗をかきやすい方は是非検討してみてください。メッシュタイプも気になるけれど、座り心地も捨てたくない…とお悩みの方は座面はクッション性で背面だけメッシュタイプの物がおススメです。
負担を減らすにはクッション優先
ゲーミングチェアで圧倒的に種類が多いものは、クッションを使用しているタイプのもので布製または合皮製です。クッションがあることで、心地よい座り心地や負荷を減らした疲れにくさを実現しています。価格帯はハイエンドモデルからお手頃価格まで広く扱われている事が多いです。
ゲーミングチェアの選び方|エルゴノミクス(人間工学)とは?
人間工学とは、人が最も自然な動きや状態で使うことができるように設計し、デザインに反映させる学問です。人間工学をより深く研究する事によって、人が正しく効率的な動きをサポートするように周囲の環境を整える事で事故やミスを防ぐ事ができると考えられています。
エルゴノミクスを研究されているチェアを選ぶ
クッション性が良いだけの商品はエルゴノミクスを考えられているかというと、そうではありません。一時的には快適な座り心地かもしれませんが、チェアにおける正しいエルゴノミクスは長時間の正しい姿勢を維持し、体の負担を減らすことによって疲れにくくするという事です。
エルゴノミクスから考える理想のゲーミングチェア
エルゴノミクスを追求したゲーミングチェアとはいったいどのような性能を備えているのでしょうか?疲れにくさを求めるときに重要な各ポイントをまとめます。
理想的なS字の姿勢をランバーサポートで支える
座姿勢にとって最も負担が大きくなるであろう背中から腰近辺の負担を低減させるためには、理想的な姿勢を維持することが最も重要です。ランバーサポートが腰を支えて、背筋のS字姿勢をサポートします。
肩の負担を減らすには肘を直角に維持するアームレスト
肩の力を抜き、PC作業などで腕が90°に曲がるような高さを維持し、肘を支えるアームレストがあると肩にかかる負担を減らすことができます。
頭の重みをリフレッシュさせるヘッドレスト
ヘッドレストはデスクワークなどが中心の方は常には使用しないイメージかもしれませんが、ちょっとした休憩の時に背もたれに体を預け、ヘッドレストが肩にかかる頭の重さを受けてくれるのでとても楽な気持ちになりリフレッシュ効果が高いです。
最高のリフレッシュはリクライニング機能
長時間の座姿勢は想像以上に体の各部へ負担をかけ続けています。エルゴノミクスから体の負担を最小限に抑える事はできますが、0になる事はありません。適切に休憩をとり体を休める必要がありますが、場所が限られているオフィスや椅子から立つことなく休憩をとりたい場合などにリクライニング機能はマストといえる機能です。
筋骨格系障害(MSD)
海外では筋骨格系障害による疾患が非常に問題とされています。職業上の業務を通して繰り返し同じ動作を行うなどの負担が原因で、それに伴って体の各所に痛みなどの疾患が表れてしまうことを指しますが、デスクワークからくる腰痛なども該当するとされています。根本的な解決策がなく、予防するためにはよりエルゴノミクスを取り入れた環境で負担を減らしながら作業をする事が有効です。
体型に合った選択が大事!理想の座姿勢からチェアを選ぶ
身長や体重人それぞれに違いがあり、チェアの良し悪しも様々です。自分にとって最適なチェアはどのようなものか、決め手となるポイントをご紹介します!オススメのゲーミングチェアは様々にありますが、より体のサイズに合ったものを検討してみて下さい。
エルゴノミクスからみる正しい座面の高さ
- 座面高=身長×0.25-1
椅子に深く腰掛けて座り、足が床から離れてしまわない座面が理想の座面高です。高すぎるものは、太ももの血管を圧迫しむくみなどが起こりやすくなります。上記の計算式で身長が170cmの方の目安が41.5cmです。あくまでも身長だけの目安ですので、個人差や机の高さとの関係もあるので気に入ったものが見つかった時は実際に一度座り心地を体験してみることをお勧めします。
ゲーミングチェアオススメ10選【椅子タイプ編】
エルゴノミクスを追求したモデルから価格重視モデルまで広いラインナップの中からオススメをピックアップします。