X-SHIPというのは、シマノ独自の精密ギアシステムのことです。ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブ両ギアの最適配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート、これらを駆使しギアの噛み合わせを頑強にすることで、負荷が大きくても軽快なリーリングを保持します。
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スコーピオンDCのラインナップ
スコーピオンDCにはノーマルギアとハイギア仕様のものがあります。どちらもトラブルレスな使用感で、バス釣りの初心者から中級者のかたにオススメできるリールです。価格もDCブレーキ搭載の割にはお求めやすくなっています。
スコーピオンDC100・101
ノーマルギア仕様で、100は右ハンドル101は左ハンドルです。スピナーベイトやクランクベイトなどの巻物ルアーが得意です。一定速度を保ちながらバス釣りを楽しみたい方に向いています。DCブレーキのおかげで、バックラッシュも起こりにくくトラブルレスな使用感です。
- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):215
- スプール寸法(径mm/幅mm):34/22
- 糸巻量(lb-m):12-120,14-100,16-85,20-70
- ハンドル1回転の最大巻上長(cm):67
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(SA-RB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):37,500
スコーピオンDC100HG・101HG
ハイギア仕様のもので100HGが右ハンドル、101HGが左ハンドルです。ギア比が7.2になったことにより巻き取り量がアップしています。障害物などから魚を引き離すような釣り方に適しています。ワームなどの釣りを中心に楽しみたい方にオススメです。
- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):215
- スプール寸法(径mm/幅mm):34/22
- 糸巻量(lb-m):12-120,14-100,16-85,20-70
- ハンドル1回転の最大巻上長(cm):77
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(SA-RB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):37,500
スコーピオンDCが初心者におすすめの理由
1990年、発売当初から愛されてきたスコーピオンシリーズです。その中でも初心者の方にオススメできる、スコーピオンDCシリーズ。ではどうしてここまでオススメできるのか、理由をご紹介していきます。
DCブレーキでバックラッシュが少ない
やっぱり何よりのポイントはバックラッシュが少ないことです。ベイトリールを使う上で厄介なバックラッシュ。マニュアルブレーキで防ぐには、経験や知識が必要で初心者には難しい所です。ですがDCブレーキは自動でコントロールしてくれるので、手間な調整無くして防いでくれます。
スプールが初心者設定
野池からビックレイクまで、幅広く対応できる14lb、16lbのラインが使いやすいサイズのスプールになっています。径も34mmとスタンダードなので、ルアーや仕掛けを気にせずなんでも楽しめるセッティングになっているので、自分の得意な釣りや釣り場にあった釣りを探す必要のある初心者のかたにぴったりです。
DCブレーキを搭載しているのに安い
DCブレーキ搭載のリールは、普通のものに比べ性能も上がる分価格も高くなります。スコーピオンDCは国内で販売されているものの中で一番安いリールです。価格の求めやすさも初心者の方にオススメな理由のうちです。
スコーピオンDCのインプレ
スコーピオンDCを実際に使ってみて、どういったインプレを持っているか様々な意見の中からいくつかご紹介していきます。やはり初心者の方にオススメという意見が多く、それに関するインプレが多かったです。
手頃な価格
DC機は高価でハイスペック、憧れのリールというイメージが非常に多いですが、スコーピオンDCはかなりお手頃価格です。DC機独特であるキャスト時のDC音を体験したかった。というインプレが目立ちます。
PEライン初挑戦にもオススメです
内部ブレーキ設定にPEモードが搭載されています。ラインはPE1.5号150m、ある程度の重さのルアーを投げればトラブルはかなり少なくなります。バス釣りはもちろん、ナマズやロックフィッシュゲームなども楽しめます。
バックラッシュなしで飛距離も出ます
バックラッシュが少ないことで、キャスト時のストレスが少なくなり、実釣での飛距離が出ます。初心者の方でも使いやすさを受分に感じることができ、軽快でスムーズな釣りを楽しむことができます。
DCブレーキ搭載なのにコスパが最強
非常に技術力の高いスコーピオンDCですが、実は価格は他のDC機に比べると非常にお求めやすいものになっています。ですので、予算的にDC機を諦めていた方でも、夢のDC機を手に入れることができます。
コスパが良い訳
どうしてそんなにコスパが良いのかには訳があります。実は、DCブレーキシステムはシマノから出ているメタニウムDCと同じものです。そしてボディも前作の14スコーピオン200と同じものを使用しています。何も新しい技術開発は行われていないので低コスパで抑えられているという訳です。
こんなにも魅力的なスコーピオンDCを使わない手は無い
それでは、最後に今まで挙げてきたスコーピオンDCの魅力や特徴をまとめてご紹介してます。こんなに魅力的ですので、ぜひ実際に手に取っていただきたい一品です。
DCブレーキ搭載
ベイトリールの欠点であるバックラッシュの発生を簡単に抑えることのできるDCブレーキを搭載。ブレーキの調整を簡単に行うことができ、初心者でもバス釣りなどを楽しみやすいです。またソルト対応で淡水でも海水でも選ぶことなく使用できるので、様々な釣りを楽しむことができます。
頑強なHAGANEボディにX-SHIP搭載
シマノ独自のHAGANEボディによって、負荷が高くても行えるスムーズなリーリングが行えます。そして、X-SHIPという精密なギアシステムにより巻き心地も持続させてくれます。とても高い技術が詰め込まれています。
コスパ最強
シマノの高い技術が詰め込まれているのに、本体価格37,500円と大変お求めやすい価格です。初めてバス釣りをしてみようという方やバックラッシュを気にせず楽しみたなんて方にオススメです。
さらに他のシマノの商品についても知りたいという方は、ぜひこちらの記事をご覧になってみてください。