スズメダイは種類が豊富!外道と呼ばれる魚の実は美味しい料理方法や飼育方法もご紹介!

こちらの魚が外道という理由の中には食べにくいという特徴があります。こちらの魚はからだの各部位が全体的に硬いことや、太い骨、大きなウロコを持つことの加え、食用の魚とするにはからだが小さいということもあり、ほとんど食べられることはありません。

このように食べにくいといわれており、ほとんど食べることはありませんが、食べる事が普通とされている地域もあります。代表的なのは、大阪府や福岡県などの九州地方で、逆に関東地方で食べるということはほとんどありません。

スズメダイが外道な理由②お仙殺し

お仙殺しとはこちらの魚の別名としてつけられた名前で、あまりよくない意味でつけられました。この別名は昔にお仙という名前の女の方がスズメダイを食したところ骨が硬かったために喉に骨が刺さって結果、亡くなってしまったという事柄からつけられました。

スズメダイはダイバーには人気者

そんな釣り師からは好かれていないこちらの魚ですが、ダイバーからすると人気のある魚です。こちらの魚の特徴としてからだが小さい、また種類にもよりますが全体的に見た目が綺麗なものが多いため、魚を見るということを目的としているダイバーからは人気があります。

スズメダイの美味しい時期

こちらの魚は、全体的に硬いからだをしていることから食べることが難しいと説明していましたが、実は下処理をしっかりと済ますことで美味しく頂ける時期があることについてご存知でしょうか。そこで、スズメダイが一番おいしい時期についてその理由もつけて説明していきます。

スズメダイの旬は春から夏

食べにくいといわれているこちらの魚にも食材として旬があり、それは春から夏です。この時期はスズメダイが産卵の準備に入る時期で、産卵に備えて脂肪を蓄えているためこの時期が一番おいしいです。

春から夏のスズメダイの味

この時期に脂肪を蓄えているスズメダイは、脂がのっており味が最もいい時期です。他の時期、特に夏の産卵以降は産卵したことによって、脂肪も落ち、味が悪くなってしまうのでこの時期に食べることで最もおいしくいただくことができます。

スズメダイを使った料理

スズメダイは、釣りをしている方から外道と呼ばれていることもあり、料理方法がほとんど出回っていません。しかし、そのような中でも非常においしく食べることができる料理方法が存在することと、どのように調理をするのかについて説明していきます。

スズメダイの料理はほとんど知られていない

前述したとおり、全体的にからだが硬いため下処理の手間がかかることもあり、料理方法は限られてしまいます。特に骨に関しては処理を間違えたり、何もしないで調理してしまうと危険なので料理にあまり向いていないため料理方法が少ないです。

また、関東地方などのスズメダイを食べる習慣がない地方が日本では多いことも理由の一つです。大阪府や福岡県などの九州地方、また海外では韓国でも食べられていますので、こちらの地方では調理方法が確立されていますがほとんど出回っていません。

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