やはり怪物級!古代最強海洋生物ダンクルオステウスに感じる浪漫

この頃の大気中の酸素濃度は、今の約10倍もあったようですが石炭紀に入ると森林などが陸にあらわれたことから、光合成がおこなわれ濃度が減っていきました。このようなことから、海・陸共に環境が変わっていく時代であったことが理解できます。

原因②:食料確保の困難によるもの

体が巨大な魚であったため遊泳力はなく、海底をゆっくり徘徊する魚だったため遊泳力があったサメに食料をとられてしまったことと、寒冷期によりほぼ海洋世界が滅びてしまったため、さらに食料不足となり十分な生命維持が難しくなってしまったようです。

ダンクルオステウスにもかなわない?最強海洋生物ランキング!

当時代の海の中では、現在ではお目にかかれないほどの凶暴で巨大な生物が地球を支配し存在していました。その怪物のような最強海洋キング達の大きさ・存在していた時代・特徴などをランキングでご紹介していきます。想像が高まりロマン広がる世界です。

第3位:メガロドン

今から1800~150万年以前の新生代中期頃に生息されていた、史上最強キングの古代サメ科のメガロドンは、20m以上近くもの全長と、噛む打撃は20tとダンクルの2倍あったと推定されています。歯の大きさも17cmと巨大で、噛む力もやティラノサウルスと比較しても最強の海洋キングだったと考えられます。

同第3位:リヴァイアサン メルビレイ

南アメリカ近郊に1200~1300万年以前の中新世中期ころの時代に生息していました。全長13.5~17.5m程で頑固な顎が特徴でもあり、歯は35cm以上の最大サイズを持っていました。同時期の海の王としてダンクルとともに支配していたと考えられます。

第2位:モササウルス

ヨーロッパ・北アメリカ大陸周辺で6500万年以前の中生代白亜紀後期の時代に、生息した肉食海棲爬虫類です。大きいもので18m程で、体重は30tのワニを思わせるような見た目でした。獲物は恐竜でもサメでもそのまま呑んでしまったとされ、捕食側としての頂点の座を握っていたとされています。

第1位:ティロサウルス

8500~7800万年以前の北アメリカ辺りで、姿を現した肉食魚です。モササウルスに似たワニを想像する見た目の海生ハ虫類で、全長はダンクルより少し大きいくらいだったとされています。海のギャングといわれ、獲物をほぼ噛むことなく丸呑みしていたとされています。

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