やはり怪物級!古代最強海洋生物ダンクルオステウスに感じる浪漫

イメージでは鎧兜の武装のような頑固な骨で覆われていたことから、頭と胴前半部分の化石しか発見されていません。そのため、発見されていない胴後ろ部分は、腐敗分解されてしまう軟骨で形成されていたのではないかと考えられているため謎とされています。

未だ解明されないダンクルオステウスの浪漫

未確認の生態と発見されているものも未到の部分が多いため、真のダンクルの姿を知るものはいません。現在の描かれているものは頭部の化石部分から推測する姿で、もしかしたら、実際には足があったり棘があったりとイメージすることは、想像力を広げ浪漫をかき立ててくれます。

まだまだある!ダンクルオステウスの謎の扉

姿形を誰も知らないことも興味深い事ですが、まだまだ謎は深まります。生活拠点は海水とされていますが、海水濃度が低い場所を好むダンクルオステウス種がいたのではないか?との説もあり、河川でも実際に生息していたことが明らかになっています。もし事実であればダンクルの支配域も想像がふくらみます。

人間の祖先との関係

ダンクルは人間の原点ではないかとの説があります。ダンクルと同類魚が体内受精に成功したことから、受精方法も人間のように体内で行われていた可能性が高いことと、中国科学院で板皮魚類は硬骨魚類の先祖だとの発表があったことから脊椎動物である人間は硬骨魚類が先祖となるため、もしかしたらの可能性も有り得ることとなります。

人類が存在していなかった時代に生存していたものたちは、現生でも過去でも様々な生物の先祖を辿って行けば、最終地点は共通の先祖に行き着くのかもしれません。

恐るべし!ダンクルオステウスの顎パワー!

古代生物の初期時代は、顎の無い魚が主流でしたが、デボン期に入り顎のある魚が誕生したことから今まで捕食される側から捕食する側に立場逆転してしまうようになりました。その中でも最もパワーのある顎を持つ魚として、当時代の海低の巨大キングだったのではないでしょうか。

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