やはり怪物級!古代最強海洋生物ダンクルオステウスに感じる浪漫

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姿が消えたのはシルル紀前半でした。その頃何が起きて、なぜ絶滅という形になってしまったのかが興味深く調べてみると、主に環境の変化が大きかったのではないかと思う出来事がありました。

原因①:地球大寒冷期の到来によるもの

確実な原因は定かではありませんが、デボン紀の終わりごろに地球全体に大寒冷期が訪れたことがダンクルを絶滅に追いやった原因だといわれています。大寒冷期となったのは氷河の変化・二酸化炭素の変化・隕石の衝突などとも言われていますが、海の世界の82%、板皮魚類65%が絶滅し未だ正確な事はわかっていません。

この頃の大気中の酸素濃度は、今の約10倍もあったようですが石炭紀に入ると森林などが陸にあらわれたことから、光合成がおこなわれ濃度が減っていきました。このようなことから、海・陸共に環境が変わっていく時代であったことが理解できます。

原因②:食料確保の困難によるもの

体が巨大な魚であったため遊泳力はなく、海底をゆっくり徘徊する魚だったため遊泳力があったサメに食料をとられてしまったことと、寒冷期によりほぼ海洋世界が滅びてしまったため、さらに食料不足となり十分な生命維持が難しくなってしまったようです。

ダンクルオステウスにもかなわない?最強海洋生物ランキング!

当時代の海の中では、現在ではお目にかかれないほどの凶暴で巨大な生物が地球を支配し存在していました。その怪物のような最強海洋キング達の大きさ・存在していた時代・特徴などをランキングでご紹介していきます。想像が高まりロマン広がる世界です。

第3位:メガロドン

今から1800~150万年以前の新生代中期頃に生息されていた、史上最強キングの古代サメ科のメガロドンは、20m以上近くもの全長と、噛む打撃は20tとダンクルの2倍あったと推定されています。歯の大きさも17cmと巨大で、噛む力もやティラノサウルスと比較しても最強の海洋キングだったと考えられます。

同第3位:リヴァイアサン メルビレイ

南アメリカ近郊に1200~1300万年以前の中新世中期ころの時代に生息していました。全長13.5~17.5m程で頑固な顎が特徴でもあり、歯は35cm以上の最大サイズを持っていました。同時期の海の王としてダンクルとともに支配していたと考えられます。

第2位:モササウルス

ヨーロッパ・北アメリカ大陸周辺で6500万年以前の中生代白亜紀後期の時代に、生息した肉食海棲爬虫類です。大きいもので18m程で、体重は30tのワニを思わせるような見た目でした。獲物は恐竜でもサメでもそのまま呑んでしまったとされ、捕食側としての頂点の座を握っていたとされています。

第1位:ティロサウルス

8500~7800万年以前の北アメリカ辺りで、姿を現した肉食魚です。モササウルスに似たワニを想像する見た目の海生ハ虫類で、全長はダンクルより少し大きいくらいだったとされています。海のギャングといわれ、獲物をほぼ噛むことなく丸呑みしていたとされています。

ダンクルオステウスの化石の展示がある博物館

空想の姿でしかない巨大魚ダンクルは、謎多き永遠の課題でもあります。そんなダンクルの化石を実際に目の前で見れる博物館があります。巨大魚の迫力をまじかで実感して見ることでさらに浪漫が広がります。

①国立科学博物館(東京)

〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 03-5777-8600
JR上野駅公園口から徒歩5分  通常営業時間:9時~17時/金・土曜日:9時~20時  毎週月曜休館日
入場料金:一般・大学生620円/高校生以下無料

②いのちのたび博物館(北九州)

〒805-0071 福岡市北九州市八幡東区東田2-4-1  093-681-1011 北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館JR鹿児島本線スペースワールド駅から徒歩5分  通常営業時間:9時~17時
入場料:大人600円/高校生以上の学生360円/小中学生240円

③ミュージアムパーク茨城県自然博物館

化石ではなく、模型ですが実物の大きさのダンクルオステウスが展示されています。
〒306-0622 茨城県坂東市大崎700  0297-38-2000

浪漫!ダンクルオステウスが釣れるゲーム「ARK」

ARK公式サイト

空想浪漫が体感できるゲームのARKでは、実際にダンクルオステウスと釣る事ができます。PC・PS4・XBOX ONE・スマートフォンでのプレイ可能な恐竜を制御しながらのり越えていく体験ゲームです。絶滅生物の迫力や魅力を感じにタイムスリップしに行きましょう。

ダンクルオステウスをアイテム

生息域・食べる餌・捕獲手段などダンクルオステウスの鎧のような頑丈な頭部なども生かし活躍させながらプレイしていきます。獲物の捕獲方法を試行し、獲物を所有物化していきます。実際に捕獲する瞬間は鳥肌が立つほど興奮間違いないです!

クールな兜面で想像力をかき立ててくれるダンクルオステウス!

当時の海底を格別に強圧していたダンクルは、鎧兜面のような強烈インパクトな頭部と顎をもった巨大海洋キングだったことは発見されたことが真実を語ってくれますが、絶滅してしまっっているため未だ解明されていまい謎は永遠の課題でもあり、謎の鍵が開けることがない限り浪漫は永遠です。