ドチザメって?特徴や料理、釣り方までを詳しくご紹介!飼育もできるって本当?

刺身で食べることができますが、早く処理することが大事です。血合いだけでも先に抜いておきましょう。内臓まで取って処理しておくか、クエン酸でアンモニアを中和するなどオススメです。

白身は真鯛に似てる?

見た目が真鯛に似て、肉厚の白身です。唐揚げやフライにすると美味しく食べることができます。唐揚げなら、下味でニンニクや醤油にしみこませると鶏肉に近い食感も出ます。淡泊であるため、美味しい味付けができて、いろんな味の唐揚げもできます。

ドチザメ料理を解説

サメは、スポーツフィッシングでは基本的にキャッチ&リリースします。また、ドチザメ1匹でも、身が多いので食べきれないほどの量があります。スポーツフィッシングの場合は、できるだけ、ダメージを与えないように釣りをしましょう。

実はおいしい料理の種類

漬け丼、照り焼き、塩焼き、アラ煮、ステーキ、新鮮な刺身、卵でとじてカツ丼でも美味しいです。肉は背中側に引き締まっていて、腹部はゼラチン質で柔らかく、骨は軟骨なので、骨を取らず包丁で簡単に捌けます。

ドチザメのフライ

白身は、フライ料理との相性が良いです。塩こしょうで味付けして、揚げるだけで、いつもの白身魚のフライのようです。ソースは、タルタルソースなどがオススメです。

ドチザメの刺身

釣った時の新鮮なときに食べることができます。刺身だけではなく、余った刺身で漬け丼も美味しいです。炊きたてのご飯と食べても絶品です。わさびや醤油、大根おろしなどの薬味で刺身が美味しくなります。

ドチザメの塩焼き

塩焼きは、シンプルに塩で味付けして、焼くだけですので、炊きたてのご飯と味噌汁で、定食メニューにすると美味しい料理です。湯引きする場合は、塩を多めに入れて塩気を効かせましょう。

さばくのは簡単?調理方法を紹介

ドチザメの調理方法ですが、下ごしらえは、ヒレを落として、頭を落として、内臓を取り、皮を剥いでから、身を捌きます。ドチザメのヒレはフカヒレにもできますが、かなり手間がかかります。興味ある方は、ドチザメの鰭でフカヒレも作ってみましょう。

  1. まず最初にドチザメのヒレ(フカヒレ部分)を切ります。
  2. 皮を剥ぐために、首あたりに切り込みます。皮は固いので力がいるので出刃包丁が必要です。
  3. たて方向にも、皮が固いので刃を立てて切り込みを入れます。
  4. 横にも一本線を入れることで皮が剥ぎやすいです。
  5. 包丁で、身と皮の間に切り込みを入れて皮を剥ぎます。
  6. 尾ひれを切り落とします。
  7. 頭を切り落とします。
  8. 内臓部分も切り落として、水洗いして、三枚おろしにします。

匂いに注意!!調理の注意点

ドチザメは、アンモニアの匂いがでやすいサメ科では、匂いが控えめですが、内臓さえ綺麗に取り除くことができれば、アンモニア臭をほぼ感じることがないサメです。サメは体内に尿素を溜め込むので、死んでから時間が経ったドチザメでもアンモニア臭が強くなることもあります。当日中に処理しましょう。

ドチザメの入手方法

漁獲対象ではないので、混獲されることはありますが、販売されることはありません。味はクセがなく、美味しいと釣り人では人気がありますが、市場で入手する機会はあまりないです。

お店で買える?

先ほど記述した通り、一般的には、スーパーマーケットや市場にドチザメは、ほとんど出回ることがないです。鑑賞用として、海水魚専用ペットショップで販売されていることもあります。幼体は、2,500円~5,000円ほど。成体は。10,000円~15,000円で販売されていますが、取り寄せ販売がほとんどです。

ネットで買える?

ネット販売で、漁師さん直送や、魚介類を売っているサイトで、購入することができますが、ドチザメが流通することが少ないので、捕まえることをオススメします。

釣って捕まえよう

日本各地の沿岸などに、ドチザメは身近に住んでいますので、堤防や磯などで釣って捕まえることができます。入手するなら、釣ることがベストです。新鮮なドチザメは、刺身にすることができます。

ドチザメ釣りを紹介

切れないライン、折れないロッドなど丈夫な仕掛けを使用しましょう。ドチザメは、夜行性ですが、日中でも釣ることができます。夜釣りの場合は、エイやアナゴも釣れます。

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