心霊スポットは危険が伴うことは周知の事実ですが、それでも来訪者は後を絶ちません。心霊スポットの独特な静寂や雰囲気は、自分が生きている世界から離れ別の世界に迷い込んだような気分にさせます。ここからは恐ろしくも魅力的な心霊スポットを分かりやすく説明してまいります。
①青木ヶ原樹海
富士の樹海と言えば日本で知らない人はいないといっても過言ではないほど浸透している屈指の心霊スポットです。しかし、思いのほか遊歩道もあったりと観光名所としての魅力もある。さすがに「樹」の「海」と言われるだけあって木と草しかないため目印になるものがなく、樹海に入ってから百数メートルで地図とGPS、コンパスがなければほぼ確実に迷ってしまうだろう。
青木ヶ原樹海の特徴について
自殺の超名所ともいえる青木ヶ原樹海は、それだけ心霊現象も多く聞かれています。人の姿が見えたり気配を感じる、頭痛や吐き気を訴える人、また声が聞こえるという報告は後を絶ちません。自殺目的でなくとも探検、散策しているうちに出てこれなくなってしまったということも十分に考えられることではありますが…。
青木ヶ原樹海の注意点
大きな特徴は「樹海」という性質です。方向感覚が分からなくなってしまうため、自殺志願者が自殺を思いとどまって警察に連絡をしたとしても迷って出てこれないために結果的に命を落とすといった報告は数多く聞かれます。また1週間通えば半分以上の確率で死体と遭遇してしまう場所ともいわれているため、行くには相当な心構えが必要になります。
②旧犬鳴トンネル
九州屈指の心霊スポットです。超危険との呼び声も高く、半端な覚悟で行くことは絶対に避けた方がいい場所でもあります。YouTubeにも検証動画が数多く投稿されていますが、ほとんどの動画に不気味なうめき声や、何の音かわからない「カーン」といった音が聞こえる等の霊現象が見られます。
旧犬鳴トンネルの事件について
旧犬鳴トンネルは昭和63年12月におきた犬鳴峠リンチ焼殺事件の現場でもあります。工場に勤務していた20歳の男性が帰宅の際、少年5人に捕まり暴行を受けた後にガソリンをかけられて火をつけられるという凄惨な事件の現場となった場所でした。男性は逃げようと入り口まで這ってきますが、入り口の手前で息を引き取りました。
旧犬鳴トンネルの注意点
有名な心霊スポットでもあることから、YouTubeにも「行ってみた」動画が多数投稿されています。大量の落書きの痕と、ゴミの量が気になるほか、1人で投稿されているはずの男性が撮影中女性の声が聞こえるものなどがありました。旧犬鳴トンネルの事件は未成年の若者によって引き起こされたものです。第2、第3の犠牲者にならないよう行くときにはできるだけ複数で行動し、事前の準備を十分に行うことをおすすめします。
③慰霊の森
慰霊の森とは1971年7月30日におきた全日空機雫石衝突事故の現場となったところです。この場所もまた日本トップクラスの心霊スポットと呼び声の高い場所です。肝試しに行った人の中には発狂したり、行方不明になったりと現在も不穏な情報がネット上で後を絶ちません。
全日空機雫石衝突事故の現場について
空中で自衛隊機と全日空の飛行機が衝突したこの事故現場は現場の森のそこかしこにちぎれた腕や、足がぶら下がっているなど、五体満足の死体がない程悲惨な現場でした。死体をつなぎ合わせて供養したと当時の記録もネットに詳細に記されています。慰霊の森には遊び半分で訪れるのではなく、供養の心と予備知識をもって望むことを推奨します。
慰霊の森の注意点
ほぼ全ての心霊スポットのランキングで常に上位を独占する慰霊の森には、地元の人でも滅多に行くことはありません。最低限行くのなら昼間に行き、決して犠牲者を煽るような行動はしないこと、真摯に供養の心をもって参拝することが、あなた自身を守る為にもなります。
心霊スポットに行くときの注意点
心霊スポットに行ったグループが、廃人になったり交通事故にあったりといった体験談は後を絶ちません。心霊スポットは凄惨な事故の現場であったところや、自殺が相次いでいるところが多いためやはりそれなりの覚悟と事前の準備が必要になります。
行くのは自己責任
はじめにお伝えしたいことは、心霊スポットに行くのは自己責任であるということです。最悪命の危険にさらされてしまうかもしれない場所でもあるわけですから、できる限り「友達に誘われてなんとなく」といった軽い気持ちではなく「何があっても自己責任」という意識を強く持って行ってもらいたいと思います。
1人では行かない
心霊スポットに行く際に注意してもらいたいのは心霊現象だけではありません。「生きている人間が一番怖い」と言われるように、地域によっては不良や犯罪者等がたむろしている場所である可能性も捨てきれないため、心霊スポットではなるべく2名以上で行動することが望ましいです。
①設備がしっかりしているところに行く
心霊スポットと言えば廃墟や鬱蒼とした森の中というイメージが強いですが、以外にも観光スポットとして成り立っているところもあります。青森県の恐山や、富士の樹海等は心霊スポットでありながら、観光場所としても有名です。犯罪に巻き込まれたり、危険な目には極力あいたくない方は、人目があり環境がしっかりしている場所へ行ってみることをお勧めします。
②心霊スポットツアーも企画されている!
心霊スポットには興味があるものの、一人では参加したくない方というのは予想よりも遙かに大勢います。そんな方々にも嬉しい企画が心霊スポットツアーです。有名なところでは三和交通が企画した「心霊スポット巡礼ツアー」があります。おおよそ¥10,000~¥15,000の値段で参加することができます。毎年数日で予約が完売する大人気のツアーとなっているため、参加を希望される方は早めの予約をおすすめします。
③オカルト同好会への参加
オカルトや心霊スポットを好まれる方は意外にも多く、ネットを検索すると同好会のメンバーを募集している掲示板もたくさんあります。心霊スポットへ、趣味を同じにするメンバーと一緒に行くことで1人で行くときよりも安心感を覚える方は多いです。
懐中電灯など持ち物は事前チェック!
心霊スポットに行くときに必ず必要なのは懐中電灯です。できれば車などに予備の電池を入れておくことをお勧めします。また、携帯の予備バッテリーや現場の地図(携帯が使えなくなる可能性もあるため)等の準備しておくと安心です。服装はもちろん歩きやすい格好で、靴もスニーカーがいいでしょう。
心霊スポット巡りのためのおすすめの道具
心霊スポットへ行くのは、観光やショッピングで外出することとは訳が違います。現場では暗闇で足元がおぼつかなかったり、電気機器の不具合があったり、犯罪に巻き込まれたりと様々なリスクが考えられます。最低限の準備は整えて、自分を守ることを心がけましょう。ここではそのために必要な道具を紹介します。
①懐中電灯
懐中電灯は心霊スポット巡礼には絶対に欠かせないものの1つです。LUMINTOP Toolの懐中電灯はLEDを使用しているため60時間と電池の寿命も長く、小型、軽量のため荷物にもなりにくい物になります。粉塵、水中等の環境下でも問題なく利用でき、さらに丸洗いが可能という嬉しいポイントもあります。電池の寿命は長いものの、予備の電池は忘れずに持つようにしましょう。
②携帯予備バッテリー
外部との連絡を取り合ったり、写真を撮ったり、地図を見たりと様々な役割を果たすようになった携帯機器の電池が切れることは絶対に避けたいところです。TSUNECOのモバイルバッテリーはiPhone、androidどちらにも対応しており、同行する人にも嬉しいもの。また、3~4回はフル充電をすることができ、容量も申し分ありません。
③防犯ブザー
心霊スポットではどんなことが起こるのか、誰にもわかりません。同行している人が行方不明になったり、帰り道が分からなくなったりなど危険はつきものです。そんな時周囲に異常を知らせてくれる防犯ブザーは心強い味方です。レイメイ藤井の防犯ブザーは防水仕様の他、利用時にはLEDライトも転倒したりと安価ながら優秀な性能を備えています。
④護身用品
心霊スポットに行く時に護身の為の道具は必ず持っていくことをお勧めします。犯罪に巻き込まれたときに対抗できる手段があるということは自分の身を守るという点でとても重要なことです。持ち運びと実用性を考えると催涙スプレーが最も対応力が高いです。maceというメーカーの催涙スプレーは効果はもちろん片手で発射でき、女性でも扱いやすいもになっています。
不用意に侵入しない
最後にどうしても注意しておきたいことは、現場を荒らさないということです。廃墟や森などその多くは「他人の所有物」です。たとえ人が住んでいなくとも建物に勝手に侵入すると「住居侵入罪」という罪に問われ、逮捕されることもあるため心霊スポットに行くときには十分考えて、法に触れないように行動する事を心がけてください。
自宅で心霊スポット巡り!?人気YouTuberの実況中継!
最近では小学生の目指したい職業のトップに名を連ねることも多くなったYouTuberですが、日々様々な動画がアップされています。その中には有名心霊スポットへ行ってみたという動画もあり、心霊スポットには興味があるものの、どうしても一歩踏み出せない方も自宅に居ながらにして心霊スポット巡りを楽しむことができる内容となっています。
実況動画視聴の醍醐味
実況中継の醍醐味といえば何といっても「何度も見れること」だと思います。初めは何も考えずに視聴し、その後他の人たちはどのように感じたのかコメントを確認します。大体の確率で「○○分に顔が見えた」「声が聞こえた」といったコメントがついています。再度確認したり、自分でも発見しようとしたりとある意味間違い探しのようなゲームを行うことができます。中には動画を見ているだけで寒気を感じる方もいるため、あくまでも自己責任で視聴してください。
おすすめの動画|水たまりボンド
今、日本で一番行ってはいけない心霊スポットが異常すぎた
2015年から現在に至るまで活動している人気YouTuberです。動画では「声が聞こえる」「顔が見えた」といった意見が多数聞かれています。中には体長が悪くなったり寒気を感じたという方もいるため、心霊現象に敏感な方は注意してみることをお勧めします。
おすすめの動画|Fischer’s-フィッシャーズ
【心霊】霊媒師が認める本当に怖い心霊スポットで映った。
男性7人組の人気YouTuberグループです。こちらの動画の特徴は、霊媒氏さんと同行して現場に行っているということ。霊媒氏さんの「これ以上行ったら憑かれるよ」とのコメントがリアルで背筋が寒くなりました。心霊現象の部分をリピート再生してくれる親切編集です。
杉沢村は都市伝説!しかしまだ謎は残る
杉沢村は事件の内容も、所在もわからない都市伝説的な存在です。しかし、メディアで取り上げられたり、まことしやかに体験談が語られたりと存在を裏付ける意見があることもまたまぎれもない事実です。杉沢村は存在するのか、しないのか。または異空間に在るのか、地図から消された地下の軍事施設なのかいつかこの謎が解ける日が来るのでしょうか。