ノースフェイスブランドを再確認
前述しました通り、ノースフェイスと聞くとアウトドアで使用するウェアだったり、バックパックだったりといった身につけるようなものを思い浮かべる方が結構多いかと思われますが、まず最初にご紹介するブランドがどんな特徴を持っているのかを再確認してみましょう。
ノースフェイスは1968年創業のサンフランシスコのアウトドアメーカー
まずこのブランドは、1968年にアメリカは首都であるサンフランシスコで生まれたアウトドア用品を取り扱うメーカーになります。ブランド名の由来は山の中で一番寒く突破が難しいルートを指しているとされており、この由来から山登りに適応するようなアイテム開発にも注力しています。
ノースフェイスはダウンジャケットやフリースが有名
このブランドは一昔前にリリースしたダウンジャケットが非常に有名で人気を集めていました。また寒くなってくる、もしくは本格的に寒い時期に活躍するフリースも取り扱っており、登山用であればアウター下に、街中ならば上着として使うことができるなど汎用性があります。
ノースフェイスのキャンプ用品は人気が高い
冒頭でもご紹介しました通りウェア関連のアイテムで有名となっており実際にそれらが人気を集めていますが、それだけでなくキャンプ用のアイテムでも他のアウトドアメーカーに負けず劣らず人気が高く、登山用アイテムの開発のノウハウを生かし実用性の高いモデルを数多くラインナップしているのです。
ノースフェイスのテントの特徴
衣類だったりバックパックだったりといったアイテムを思い浮かべがちなノースフェイスからもいろいろなキャンプ用の用品が登場しているということをご紹介しました。それでは、そんなこのブランドから出ているテントというのはどんな特徴を持っているのでしょうか。
ノースフェイスのテントの種類
このブランドから出ているテントは、サミットというそれこそ山の中のような過酷な状況下で使用するシリーズや家族でのキャンプにも使えるようなモデル、持ち運びのしやすさを重視した軽量のタイプに後述する有名なドームタイプのテントなど幅広く種類を取り扱っています。
ノースフェイスのテントは耐久性に優れている
また、このブランドから出ているテントは耐久力にも定評があります。ご紹介しました通り元は登山かが使用するアイテムを開発していたブランドで、キャンプサイトよりも当然ながら過酷な状況下であるために丈夫さも求められました。それがテントに反映され耐久性の高いモデルが登場しているというわけです。
ノースフェイスはドーム型テントの草分け
ドーム型のテントが多くラインナップされています。今でこそいろんなメーカーから出てはいますが、このタイプのテントはノースフェイスが世界で初めて作り上げた種類のものであり、草分けとなったブランドなのです。張るときもやりやすく内部環境も良好なために実用性はバッチリです。
ノースフェイスの話題のテント「ジオドーム4」を徹底解説
ご紹介しているブランドからは性能が高く実際の使用で役立ってくれるモデルが極地から週末のキャンプ用まで多く登場しているということをご紹介しました。そんなノースフェイスから登場しているテントの中で、非常に人気を集めており話題となっているモデルがあるのです。
ノースフェイステント「ジオドーム4」の基本スペック
それが「ジオドーム4」というモデルです。まず基本スペックからご紹介していきますが、使用人数は最大で4人まで、展開時のサイズは奥行218cm、幅230cm、高さ210cmとなっており、付属しているポールの本数は6本、収納サイズは73×26cmになります。
ノースフェイステント「ジオドーム4」は設置も簡単
キャンプにおいてテントがどれだけ設置するのが簡単かどうかというのは中々重要なポイントでしょう。このモデルは一人だけでの設置をすることは難しく最低でも2人は人数を必要としますが、5本のポールと1本の赤道ポールの計6本を通すだけで設置が完了するのです。
ノースフェイステント「ジオドーム4」は耐久性が高い
こちらのモデルの大きな特徴となっているのは耐久性能の高さです。形状がほとんど球体と言っていいものになっており、備え付けられている長さの短いポールとワイヤーを張り巡らすことによって設置に必要なポールの数を減らしながらも、強風にさらされようが相手にしない程の耐久能力を獲得しています。
ノースフェイステント「ジオドーム4」は天井が高いから快適
耐久性能と合わせてもう1つ特筆すべき点が、内部の天井の高さです。天井の高さが2.1メートルと大の大人が入って立っても十分に余裕のある高さとなっており、立ちながら動き回っても問題のない居住性の高さを実現しています。またこの天井の高さは就寝時の圧迫感を感じさせず安眠させることにも1役買っています。
ノースフェイステント「ジオドーム4」の唯一の難点は価格
このように様々な魅力を持っているジオドーム4ですが、唯一難点として挙げなければならないのが本体価格です。アマゾンで164800円とテントの中では高級な部類に入る値段となってしまっているので容易に手が出せる代物ではなくなっていますが、相応の性能を備えているということだけは断言できます。
HYKEとのコラボモデルも登場
このジオドームはファッションブランドであるHYKEとコラボした特別なタンのカラーリングのモデルも数量限定で登場しており、2019年の2月6日から発売が開始されています。また同じくHYKEでもコラボ製品が多数ラインナップしています。
ノースフェイスのおすすめテント14選!①
現在注目を集めているジオドーム4がどんなテントなのかについてご紹介しました。ご紹介しました通り性能はよく魅力的なモデルなのですが、これ以外にもノースフェイスからは様々な実用性に優れたモデルが多数ラインナップされているのです。ここからはおすすめしたいテントのモデルを14つご紹介しましょう。
ワオナ4
それでは早速ご紹介していきましょう。まず1点目にご紹介するのは「ワオナ4」というモデルです。サイズとしては中型のシングルウォールタイプのテントで、スペックでもご紹介しますとおり使用人数は最大で4人、全員が入ってもゆとりを持って生活できるスペースがあります。
快適なミドルモデル
テントの内部にはキャンプ用のアイテムを収納しておくことのできるポケットが多数あるため、室内が小物でごちゃごちゃすることはありません。メッシュのウィンドウによって通気性も確保されており室内環境を快適に維持、アイテムをひっかけておけるループも室内で使用できます。
スペック
- サイズ:高さ173cm、幅241cm、奥行220cm
- 平均重量:5.3kg
- 出入口数:2
- 収容人数:4名
- フロア面積:5.4m2
- ポール本数:3
- 収納サイズ:69×26cm
ノースフェイスのおすすめテント14選!②
扱うテントのサイズについてですが、基本的に使用人数から1人を抜いた人数で使用することをおすすめします。最大人数で使用すると少し手狭に感じてしまう可能性があるからで、ご紹介したワオナ4のような4人までが上限のモデルであれば3人で使用するとちょうど良く感じるかと思われます。
ワオナ6
2点目にご紹介するのは「ワオナ6」になります。製品名からお分かりいただけるかと思われますが前にご紹介したワオナ4と同じシリーズのモデルで、異なっている点は最大の使用人数が6人に増えているという点になります。それによってサイズも一回り大きめのものとなっています。
ゆったりしたスペースのシングルウォールテント
ウォールはシングルタイプ、室内の小物用ポケットにメッシュのベンチレーションシステムなど基本的なベースに関してはワオナ4と変わっていませんが、テント前のスペースは専用のポールを使用することで広くなり、内部にはランタンをつりさげるためのベルクロループも備わっています。
スペック
- サイズ:高さ195cm、幅302cm、奥行256cm
- 平均重量:8.70kg
- 出入口数:3
- 収容人数:6名
- フロア面積:8.0m2
- ポール本数:3+1
- 収納サイズ:82×26cm
ノースフェイスのおすすめテント14選!③
ご紹介したワオナシリーズは広さに違いはあれどテント前にスペースが設けられていました。このスペースは想像以上に重要で、広ければそれだけ屋外に置いておけない荷物を置いておけたりちょっとしたリビングスペースとしても活用できるからです。
トーラス2
3点目は新しいシリーズであるトーラスシリーズより「トーラス2」のご紹介になります。サイズは高さが101cm、幅132cm、奥行220cmでポールの本数が最大でも3本、出入口は1箇所のみで収容人数は最大で2人までです。
2人仕様のコンパクトモデル
ご紹介しました通り本体に使用することになるポールが一番多くとも3本までと非常に少ないモデルで、使用人数が2人と結構限りはありますがその分コンパクト化させることができるので、持ち運びに優れたテントといえます。
スペック
- サイズ:高さ101cm、幅132cm、奥行220cm
- 平均重量:2kg
- 出入口数:1
- 収容人数:2名
- フロア面積:3.0m2
- ポール本数:1(3)
- 収納サイズ:58×19cm
ノースフェイスのおすすめテント14選!④
ワオナの見出しでは2つのサイズが異なっているモデルをご紹介しましたが、ノースフェイスからはこのようにサイズがベーシックなものと一回り大きめのモデルが多くラインナップされています。収容人数などをよく考えて選んでみてください。
ストームブレーク1
4点目は「ストームブレーク1」です。サイズが奥行き86cm、幅220cm、高さ86cmで出入口の数が1つ、ポールの本数も2本だけで使用人数が1人用のソロ用モデルであり、ソロキャンプを行われる方が初めて使用する時におすすめしたいテントになります。
設置も簡単なソロ用モデル
こちらのモデルはワオナシリーズなどとは違いダブルウォールのテントです。4つの面にメッシュが使用されているので通気性を重視されており、暑い夏場も快適、フライシートの使用時は結露を作らせないハイ・ローベンチレーション機構が快適なテント内の環境を維持してくれます。
スペック
- フロアサイズ:奥行:86cm幅:220cm高さ:86cm
- フロア面積:1.68㎡
- 出入口数:1
- ポール本数:2
- 収納サイズ:56×15cm
ノースフェイスのおすすめテント14選!⑤
ソロでの使用を目的としたストームブレーク1はバイクでの気キャンプなどによく使用されるかと思われます。換気のシステムを備えているのかどうか、軽量かどうかなどは車を使用する時以上に大切になりますので、しっかり確認しておきましょう。
ストームブレーク2
予告通り続いてもストームブレークシリーズから「ストームブレーク2」になります。こちらは使用人数が2人、テントの出入り口も2つでサイズは高さ109㎝、幅が220㎝で奥行きは127㎝となっており、使用するポールの本数は4本です。
ブレーク1の2人仕様モデル
他のメッシュ構造や内部の小物入れなどは先の見出しでご紹介しました一人仕様のモデルであるブレーク1と変わっていませんので、ペアでのキャンプを検討している、もしくはスペースに余裕が欲しい場合こちらがおすすめです。
スペック
- ロアサイズ:奥行:127cm 幅:220cm 高さ:109cm
- フロア面積:2.84㎡
- 出入口数:2
- ポール本数:4
- 収納サイズ:56×18cm
ノースフェイスのおすすめテント14選!⑥
最初にご紹介したワオナシリーズはシングルでしたが、ストームブレークシリーズはどちらもウォールが2枚のダブルウォールタイプとなっています。ダブルタイプの方が実際にはよく使用されているので、こだわりなどがなければダブルのモデルの方をおすすめします。