マムートってどんなブランドなの?
長い牙を持つマンモスのマークでおなじみのマムート(Mammut)、Mammutとはドイツ語でマンモスを意味します。世界的に有名なアウトドアブランドであるマムートについて、ここでは簡単にどんなブランドなのかおさらいしておきます。
マムートは約150年前から存在する老舗ブランド
マムートは登山用品、トレッキング用品等を扱う国際的なアウトドアブランドです。今から約150年前となる1862年にスイスにて設立されました。設立当初はクライミングロープ工場でしたが、150年の時を経て、幅広いアウトドアアイテムにおいて高いデザイン性、機能性およびパフォーマンスにより世界中の人々に愛されるようになりました。
取り扱っているアウトドア用品の種類も多い
元々はクライミングロープから始まったマムートですが、現在はロープをはじめとするハーネス、ヘルメットなどのクライミングギアだけでなく、ジャケット、トップス、パンツなどのクライミングウェア、グローブなどのアクセサリー、フットウェア、ザックに至るまで総合的に取り扱うアウトドアブランドです。
使用用途に合わせて選べるザックが人気
マムートのザックについては、日帰り登山、宿泊を伴う登山など様々なアウトドアシーンに合わせたサイズ展開はもちろんのことながら、デザイン性の高いシルエットや幅広いカラーバリエーションから通勤等のビジネスシーンや、カジュアルウェアに合わせたタウンユースにも合うと、登山好きの人だけでなく幅広い層から人気となっています。
マムートのザックはメンズ・レディース共に商品が揃っている
マムートのザックは同一の型であってもメンズ・レディース向けにモデルが分かれているものも多くあります。ここではメンズ向け・レディース向けに分けてザックの特徴について説明しておきます。マムートの機能的、デザイン的な面へのこだわりを強く感じることができます。
メンズ向けザック
マムートのザックについては、サイズ感、アクティビティに応じ細かくモデルが用意されています。機能性についてはメンズ・レディースを問わず高いですが、メンズ向けザック固有の特徴としては、他ブランドのメンズ向けザックには珍しいモダンなデザイン性やビビッドな色使いがあげられます。
レディース向けザック
レディース向けザックについては、メンズ向けザックと同一の型でもサイズが小さく、背面長が短く、ショルダーストラップが女性の体に合わせて作られているなどの設計がされているモデルがあります。このような人間工学に基づいた作りによって、女性クライマーのパフォーマンスを最大限に引き出すための工夫がなされています。
カップルや夫婦で使えるものも
カップルや夫婦でお揃いのザックを使いたい場合には、先に書いたように同一モデルのメンズ向け、レディース向けモデルを購入すれば機能的にも安心です。また、軽量のザックについてはカラーバリエーションも多く用意されているモデルもあり、同一モデルで色違いのものを使うということもできます。
評判が気になる!マムートのザックの使い心地は?
マムートザックについて、デザイン性、機能性ともに優れていることはお話してきた通りですが、ここでは機能的に優れている点をさらに具体的に取り上げていきます。歴史あるブランドの技術力の高さを感じられることと思います。
収納が多めで荷物もコンパクトに
マムートのザックについては、他ブランドのものに比べてポケットが多くなっています。フロント、バック、ヒップベルト部のポケット等、数が多いだけではなく、ボトムコンパートメントを独立させて収納性を高めた構造や、各アクティビティの最中においても背面や側面からアクセスできたり、物を取り出しやすい構造となっていることが特徴です。
ヒップ部分もベルトで調節できて初心者も安心
長時間ザックを使用するにあたっては、ヒップ部分のベルトが重要な役割を持ちます。アルパイン用のバックパックは肩と腰で重さを分散させて担ぐため、ショルダーストラップとヒップベルトが簡単に調節できることにより疲れが軽減できます。マムートのザックについてはショルダーとヒップへのフィット感が強いと非常に評判が高いです。
通気性抜群の素材を起用しているものも
マムートザックのクライミングモデルにおいては、背面に3-D EVAフォーム等を使用することにより通気性を非常に高めています。また、全サイドに通気システムが設けられているモデルもあり、発汗を抑えるための仕組みがふんだんに取り込まれています。
マムートのザックのサイズはどうやって選ぶのが正解?
Amazonで「マムート ザック」と検索すると、たくさんのモデルが出てきて初心者の方にはどれを選べばよいか判断がつきません。色やデザインで選ぶのもよいですが、疲れやすさや行動力の幅が左右されるため、まずはザックのサイズから考えましょう。ここでは最適なマムートザックのサイズ選びについて参考となる情報をお伝えします。
どれくらいの期間登山をするか決める
日帰りと一泊では持っていく荷物の量が異なることは当然ですが、大体の目安は日帰り登山で20〜30リットル、山小屋で一泊予定の登山なら30〜40リットルのザックを用意すれば良いでしょう。テントを伴う登山の場合には50リットル以上の容量が必要となります。
荷物量がどれくらいあるか確認する
大体の荷物量の目安が分かっていても、登山をする季節や山行形態、どういう山を登るかによって荷物の量は大幅に変わってきます。初心者の方であれば30リットル前後のザックを買えば十分ですが、シチュエーションが変わった時にどうか、装備が増えた時にどうか、など先々のことを考えてサイズを選ぶと後悔が少なくなります。
自分が背負えるサイズの限界を知る
女性が男性用のザックを選んでしまうと体に合わずに疲れやすくなったり、行動が制限されてしまったりします。マムートザックは同一の型であっても人間工学に基づいた観点から背面の長さを短くしたモデルや、容量が小さいモデルを取り揃えています。自分にあったモデルを選ぶようにしましょう。
マムートのザックでおすすめの商品をサイズ別に紹介!
20L:日帰りにおすすめ| ニルバナ フリップ 25L
コンパクトなフリーライド用バックパック
背面ポケットが便利。利便性も機能性も併せ持つ1アイテム。ゴーグルポーチ、スノーボードキャリング等がついています。
スペック
- 表地: メイン素材:ナイロン HD 320D
- 収納可能サイズ: 21-30L
- タテ50cmxヨコ31cmxマチ16cm
- ポケットの数:5(外側2/内側3)
- 重量:1050g
20L:日帰りにおすすめ|スピンドリフト 26L
フォルムがおしゃれなだけでなく、利便性の高いザック
デザイン性の高さと背面ポケット等、アクセスしやすい構造を併せ持つザックです。
スペック
- 表地: メイン素材:ナイロン210D
- 収納可能サイズ: 21-30L
- タテ51cmxヨコ28cmxマチ21cm
- ポケットの数:8(外側3/内側5)
- 重量:840g
30L:山小屋におすすめ|ニルヴァーナ ライド 30L
動きやすさと快適な背負い心地
人間工学に基づいたフレームや高機能のパッドを採用することで腰への負担を軽減し、上半身を動かしやすくするための工夫がされています。スキーやスノーボードツアーにオススメです。
スペック
- サイズ:55 × 30 × 20(cm)
- 素材:(メイン)300D HD Textura Twill,300D Polyester Ballshadow
- 重量:1450g
30L:山小屋におすすめ|トリオン ライト 38L+L
軽量から中容量までをカバーする多用途なザック
ザックのフレーム、ヒップベルトを簡単に取り外すことによって軽くすることができます。クライミングやスキーのような動きやすさが求められるアクティビティにとって最適のザックです。
スペック
- 表地: メイン素材:ナイロン100D
- 収納可能サイズ: 31-40L
- タテ:55 cmX ヨコ:28 cmX マチ:28 cm
50L以上:長期的な滞在におすすめ|クレオン クレスト S 55+L
機能性の高い大容量ザック
至る所に収納スペースがある収納力の高さとアクセスしやすいポケットが魅力。また、バックレングスの長さが調節でき、背負う人それぞれの最適なポジションを探すことができます。
スペック
- 表地: メイン素材:ナイロン300D
- 収納可能サイズ: A3サイズ収納可能
- タテ:61 cmX ヨコ:30 cmX マチ:30 cm
マムートのザック向けのカバーも使ってみよう
登山用ザックに欠かせないザックカバー、最近ではザックに付属の物がついていることも多いですが、品質としてはあくまで付属品と考え、水濡れ等に備え高品質のザックカバーを購入することがオススメです。また、ザックカバーは自社モデルを意識して作製しているため、マムートザックに合わせるならザックカバーもマムートがオススメです。
ザック向けのカバーの役割は?
ザック向けのカバーの役割はザックの中の物を濡らさないことというのももちろんですが、ザックを可能な限り濡らさないことによって、ザックが水に濡れて重くなることを防ぐ重要な役割があります。一日中ザックを持って行動するので、少し重さが増えただけでもトータルの体力消費は相当多くなってしまいます。
どんな風にカバーを使う?
上の動画がイメージを掴みやすいですが、ザックにかぶせる形でセットしてフックやクリップで引っ掛け、風に飛ばされないようにします。また、ドローコードがついている物については絞ることによりさらにコンパクトにすることができます。
カバーを使えばザックの手入れも簡単に
ザックカバーを使用することにより、ザックの中身の濡れも軽減することができます。雨に降られた後にザックの中身を一つ一つ取り出して乾かすような面倒な作業も必要ありません。但し、ザックと接している背面からの水濡れは防げませんので、ザックの中身は個別にガードしておいた上で、ザックカバーを併用することがオススメです。
マムートのザックに使えるおすすめのカバーを紹介!
先に書いた通り、マムートザックにはマムートのザックカバーがオススメです。また、ザックカバーのサイズについては小さすぎると水濡れを防げず、逆に大きめのサイズを選んでしまうと風に受けやすくなるデメリットが発生します。ここではザックにジャストフィットするカバーを選べるよう、サイズ別にマムートのザックカバーを紹介していきます。