ソロストーブの人気の理由は?魅力は3つ
ジェフリー・ジャンというアウトドアの愛好家が発案したことによって、キックスターターというクラウドファンディングを使い製品化に成功したアメリカ・テキサス発小型のウッドストーブです。小枝や枯葉などを燃料として燃やして使用します。
軽い&コンパクトで収納力抜群
ステンレス素材と耐熱性の高い金属メッシュ素材のストーブはとても軽量です。収納するさいには小さく重ねることができるコンパクトな設計で持ち運びにも適しています。サイズによっても違いますが、人気のアイテムは収納後は手のひらに収まるサイズになります。
エコストーブで環境にも優しい
ウッドストーブの特徴は自然燃料で着火することができ、かつその燃焼を継続させる力があります。アウトドアで使用するストーブとしてポケットストーブなども人気ですが、やはり化学燃料を使用し火を着けるので着火後の煙や煤などに注意が必要です。比べるとこのストーブはより環境に配慮していると言えます。
特許取得の構造で燃焼効率が良い
この力強い火力の秘密は、特許を取得している二次燃焼式構造によるものです。底にある通気口からメッシュを通ってきた空気が一次燃焼をおこし、その暖められた空気が上へ上昇し二次燃焼をおこすので、より効率よく燃焼を持続する事ができるのです。簡単に説明すると「とにかくよく燃える!」の一言です。
ソロストーブで人気キャンプファイヤー・タイタン・ライトを比較
このストーブは3種類のサイズ展開でラインナップが用意されています。軽量でコンパクトなタイプから、火力も強くパワフルなタイプまで使用する用途に合わせて選ぶ事ができます。同じ量の水を何分で沸かす事ができるのかを基準で比較すると大きさによって火力の強さも比例するのがわかります。
キャンプファイヤー
一番大きいサイズのストーブです。大人数のファミリー向けのサイズで、より強い燃焼力が必要なアウトドアでの調理などでは燃焼力が強いので通常のものよりも時間短縮ができて、おすすめのアイテムです。
ラインナップの中でも一番の火力
他の2つに比べると火力が強いのが一番の理由です。大人数向けなので重さもしっかりしており風などで倒れる危険性もなく安心して利用できます。着火後、火柱の方に炎が立つ瞬間があるのですがその光景がよりアウトドアな気分を感じる事ができ、盛り上がる事間違いなしです。
スペック
- サイズ:高さ約17cmX直径約17.8cm (収納時)・高さ約23.5cmX直径約17.8cm(使用時)
- 重量:約998g
- 素材:ステンレススチール(SUS304)・ニクロムワイヤー
- 付属品:本体・五徳・収納袋・日本語説明書
タイタン
ソロストーブのライトより一回りほど大きく、少し大きめのポットなどでお湯を沸かすのにおすすめのサイズです。ライトに比べると同じ容量でも、本体のサイズが大きくなり燃焼力も上がったので沸き上りまでの時間を短縮する事ができます。950mlの水を沸かすのに4〜6分程かかります。
燃焼力もサイズ感もベスト
このタイタンは、ライトよりも大きいので同じ量の調理でも時間を短縮できるのが人気の理由です。重量もそこまで重くなく、コンパクトさは維持したままで強い燃焼力を実感する事ができるのが一番のオススメの理由です。
スペック
- サイズ:高さ約14cmX直径約13cm(収納時)・高さ約20cmX直径約13cm(使用時)
- 重量:約467g
- 素材:ステンレス スチール (SUS304)・ニクロムワイヤー
- 付属品:本体・五徳・収納用袋・日本語説明書
ライト
2016年に最小サイズのラインナップの名称が「ソロストーブ ライト」に変更になりました。このラインナップの中では最小さいずで一番コンパクトに収納でき、持ち運びのときも重さを気にする必要がありません。950mlの水を沸かすのにかかる時間は、8〜10分程です。
手軽に持ち運べるコンパクトさが魅力
ちょっとした1人アウトドアの際に人気のアイテムです。その場で小枝などをあつめるだけで燃料となるので、お手軽に楽しめる事が人気の理由です。これ一個で、調理もでき、お湯も沸かせて暖をとる事ができるのでソロキャンパーの口コミが多く見られます。
スペック
- サイズ:高さ約10cmX直径約10.8cm(収納時)・高さ約14.5cmX直径約10.8cm(使用時)
- 重量:約255g
- 素材:ステンレススチール(SUS304)・ニクロムワイヤー
- 付属品:本体・五徳・収納袋・日本語説明書
- 注意:商品名変更にともないパッケージも順次変更
ソロストーブ「ボンファイヤー」モデルもおすすめ
ボンファイヤーは2017年に販売された直径約50cmというラインナップの中でも最大の大きさを持つ焚き火台です。料理などに使う意外に、大人数で暖を取るのが目的の場合は、こちらも選択肢にいれましょう。
ボンファイヤー
すでにご紹介しているソロストーブと同じ特許を取得している二重壁構造で作られており、中に薪や小枝などを入れて火を着ける事でとても効率よく燃料を燃やす事ができます。大人数のキャンプでキャンプファイヤーなどとして活躍してくれること間違いなしのアイテムです。
迫力ある焚き火が楽しめる
重さはかなりありますが、一度燃料に火がつくと燃焼が安定して継続してくれるます。そのため、頻繁に薪を焚べ続ける必要がなく、少しずつ間をあけて焚べるので手間もかからずとても便利です。火力が強いのに煙たくならないので、キャンプファイヤーのように周りを囲んで座っても安心です。
スペック
- サイズ:高さ約35.6cmX直径約48.3cm
- 重量:約9.1kg
- 素材:ステンレススチール,ニクロムワイヤー
- 内容:本体・収納袋・日本語説明書
新型ユーコンとレンジャーとは?
ボンファイヤーの最新型としてクラウドファンディングのサイトで発表されている2種類の新しい焚き火台です。ユーコンは特大サイズで持ち運びよりは常設の焚き火台として、レンジャーは最小サイズでよりコンパクトで持ち運びに便利です。
ユーコン:スペック
- 幅サイズ:76.2cm
- 高さサイズ:40.64cm
- 重量:20.4kg
レンジャー:スペック
- 幅サイズ:38.1cm
- 高さサイズ:31.75cm
- 重量:6.8kg
ソロストーブを買ったら焼肉は欠かせない!
このストーブを手に入れたらまずは、アウトドアの鉄板である「焼き肉」ですね。もちろん様々な料理を楽しむ事ができますが、手軽にいつもと違う雰囲気を楽しむ事ができます。ご自宅の庭でも楽しめるし、もちろんちょっとした少数でのアウトドアでも使用できます。
1人用七輪の感覚
使う燃料を炭にしてみると、昔懐かしい「七輪」の雰囲気も味わう事がきます。食材を割り箸にさして、火がついている炭の上にかざし、じりじりとあぶる事で串焼きを楽しむ事もできます。もちろん焼き網をおいて焼き肉や魚を焼いたりと、雰囲気を楽しんでみるのもおすすめです。
ソロストーブに合った丸い網がおすすめ
もしも、焼き網を使いたい場合は土台である円柱の形をしたストーブにあわせて丸い網を使うのをおすすめします。見た目ももちろんですが、網の形が四角のものよりも安定して使用する事ができます。丸い網を使う事で、より七輪の雰囲気を楽しむ事もできますね。
ソロストーブの着火方法は?パターンは2つ
使い方が難しいと思われがちのストーブですが、コツと着火の順番を間違わなければ安心して使う事ができます。火を付けてから五徳を上に乗せようとすると火の勢いでなかなか乗せるのが難しいので、中に燃料をいれたら五徳をセットするようにしましょう。そのあと火を着けるのが安全でおすすめな方法です。
小枝などの自然燃料の場合
乾燥した小枝などを集めストーブの中に詰めます。もしも、少し燃料が足りないと感じる場合は新聞紙や割り箸などを入れての利用も可能です。素材によっては燃焼によってヤニなどが五徳や鍋のそこに付着する場合があるので気をつけましょう。着火する際にはマッチに火をつけ中にそのまま入れてしまう方法が安全です。
ペレットの場合
ペレットを燃料とする場合は少し工夫が必要です。まず、下段に牛乳パックなどのゆっくりと燃焼するものを入れて着火します。そして、100均などで売ってる適したサイズのザルにペレットを入れて着火した牛乳パックの上に乗せます。数分でしっかりと燃焼が始まるのでその前に五徳を設置しておきましょう。白煙が上がってきたら着火の合図です。
ソロストーブの手入れ方法
アウトドアグッズを使う上で一番大事だとも言えるのがメンテナンスです。しっかりとメンテナンスや掃除をしないと、長く使う事ができなかったりいざ使いたいという時に大変な思いをしてしまいます。適したお手入れ方法は覚えておきましょう。
使ったら掃除が基本!放置は厳禁
アウトドアグッズは使ったら必ず掃除するのを忘れないようにしましょう。このストーブの特徴として、燃焼力が強いので薪や小枝などの燃料が燃え残る事は少ないですが、やはり煤などは残っているので収納する前に綺麗に掃除しておきましょう。分解する事ができないので予防とコツが大事です。
ボンスターならステンレスでもOK
最近人気のボンスターをご存知ですか?ステンレス素材でもゴシゴシ擦るだけでこびりついている煤なども綺麗に落としてしまう事ができます。乾いた状態に、ボンスターでなでるような力加減でこすります。頑固な汚れの場合は洗剤を付けてこすりましょう。類似品なども100均で購入する事ができるのでおすすめです。
クッカーにはスス予防をしよう
事前に鍋などのクッカーにススが付着しづらくなる予防をしておくのもおすすめです。方法としては、クッカーのそこの部分などの外側に膜をはっておくのですが、水に溶かしたクレンザーや台所用洗剤、石鹸などを使います。燃焼後はススが付着しているように見えますが、簡単に洗い流す事ができるようになります。
ソロストーブのオプションパーツもチェック
このソロストーブにぴったりのオプションアクセサリーも多数販売されています。ソロストーブと同じサイズのポットのセットや、五徳セット、いざという時のためのアルコールバーナーも用意されています。よりこのストーブを楽しむためにも、アイテムを追加してみるのもおすすめです。