映画「マンホールの中の人魚」とは?ギニーピッグとの関係やネタバレ紹介

『マンホールの中の人魚』とは、日野日出志監督の映画作品。グロ映画「ギニーピッグ」シリーズの1作品で、衝撃的な内容から検索してはいけない言葉に選ばれました。また、殺人犯・宮崎勤が同シリーズ作品を所持していたため発禁に?この記事では『マンホールの中の人魚』について紹介。

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『マンホールの中の人魚』ってどんな映画?検索してはいけない言葉?

マンホールの中の人魚はとある画家がマンホールの中で絵を描いていた所で怪我をした人魚と出会うという所から始まります。「自分を描いて欲しい」という人魚を家に連れ帰り、絵を描き始めるのです。

人魚の怪我は悪化していき、グロテスクな表現になっていくという事で注目されていました。殺人事件を起こした犯人もこの映画を所持していたことから他者に害を与える可能性があるとして禁止されてしまったのです。

『マンホールの中の人魚』について紹介!ホラー映画シリーズの1作品

マンホールの中の人魚はかの有名なホラー映画シリーズ中の1つなのですが、このシリーズ自体がホラー要素に加えてスプラッターな残酷な描写が多く見られるとして知られています。

その中でも、様々な面で注目され話題に上がった代表作がこの「マンホールの中の人魚」です。なぜ、ここまで現在でも注目されるほどの作品になってしまったのでしょうか?

『マンホールの中の人魚』の監督はホラー漫画家の日野日出志

彼の名前を見かけたことがある人は多いのではないでしょうか?もしくはドラえもんのパロディーでもあるホラー漫画「銅羅衛門」を描いた作者というと分かる人も多いかもしれません。

彼の独特なタッチで展開されるホラーストーリーは国内外を問わずファンが多いというのも有名な話です。気持ちが悪くなるような描写が多いにも関わらず、そのキャラの個性は多くの人を引きつけています。

内容がグロテスクで「検索してはいけない言葉」にも選ばれる

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マンホールの中の人魚は話が進むに連れよりグロテスクで不快な表現が増えてきます。現代では信じられないほどスプラッターな内容が満載なので気持ち悪くなってしまう人も多いためか「検索してはいけない言葉」に選ばれています。

『マンホールの中の人魚』と検索すると、映画のワンシーンが画像で表示されるのですが、その写真がとてもグロテスクなので興味本位で調べない事をお勧めします。

連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤が所有!それがキッカケで発売禁止に

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記憶に残っている人も多くいる殺人事件の犯人もこの映画を所持していたと話題になりました。はっきりと映画のせいで殺人に繋がったと判明している訳ではありませんが、やはり可能性を捨てることはできませんでした。

そのため、同じように影響されることを防ぐ意味合いも込めて日本国内では一時期販売禁止・レンタルも禁止されていたのです。

アメリカでは『マンホールの中の人魚』のDVDボックスが発売された

日本国内では販売禁止でしたが、実はアメリカではDVD化され販売されていました。日本国内のアマゾンでは販売されていませんが、海外アマゾンを見てみるとMermaid in a ManholeでDVDが未だに売買されています。

ネット上で「マンホールの中の人魚」の口コミを読んでもホラーやスプラッター好きの人たちの間では国内外問わず話題に上がっていたのは間違いありません。

『マンホールの中の人魚』のネタバレ・あらすじについて紹介!

マンホールの中の人魚 ~ザ・ギニーピッグ VHS

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それでは一時期、その内容の残虐さと悲惨さから販売やレンタルも停止されていた「マンホールの中の人魚」の内容を簡単に説明したいと思います。

マンホールの中の人魚の登場人物は、売れない絵描きとその妻、そして下水道で出会った人魚の3人です。たった3人の登場人物が描き出すグロテスクな内容は身の毛もよだつストーリーになっています。

妻に捨てられた画家が下水道で人魚と出会う

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あるところに妻に捨てられてしまった絵描きがいました。筆もなかなか進まない絵描きは最終的にゴミや汚物、死んだ魚や蟲などが流れ着き溜まっているような下水道にたどり着きます。

そんな汚いゴミの掃き溜めで何かに囚われたように絵を描く絵描きの目の前に現れた人魚との出会います。「自分の絵を描いて欲しい」と訴える人魚に言われるがまま彼は毎日その場所に通いながら彼女を描き続けます。

人魚を描き続ける画家!ところが人魚の容態は変化していく

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通いながら絵を描き続けていた絵描きですが、人魚が日に日に弱っていくのに気がつきました。彼女を手当・看病する為に彼女を自宅へと連れて帰ることにしたのです。

そして体にできた、デキモノから出てくる7色の膿を使って絵を書き上げていくのです。とうとうそれ破れてしまい、その破れた傷口からはたくさんの蟲が這い出してきます。人魚自体ができものに覆われ不気味な姿になってしまった時にやっと絵が完成したのでした。

「あなたの手で殺して」と画家に頼む人魚

そして殺して欲しいと懇願する彼女の願いを受け入れ、自分自身の手でナタをもち彼女を切り刻んでしまいます。涙しながらその体を切り刻んでいくと、腹の中に死んだ胎児を見つけます。

異変に気づいた隣人が絵描きを尋ねると、部屋中は血だらけで死亡している女性の死体とその腹の中には死んだ胎児を前に呆然とする絵描きがいたのでした。

全部画家の妄想だった?遺留品には謎のウロコが

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結局、「人魚」という存在は絵描きの妄想であって実際には末期ガンに犯されていた妻だと考えられました。その為妻を殺した絵描きは精神病と診断され入院させられてしまいます。

現場検証で残された遺留品の中には、あるはずのない大きなる鱗が1枚残されていたのでした。現代に存在しているであろう、どの魚類のものとも判断できない鱗は一体どこからきたのか?最後に謎を残して幕を引きます。

『マンホールの中の人魚』の監督・日野日出志とはどんな人物?

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「マンホールの中の人魚」のような脳裏に焼き付いてしまうようなグロテスクな映画を作った監督は、実は映画だけに止まらず様々な表現方法においてホラーを追求していることで知られる人物なのです。

「日野日出志」はその作風は今も昔も変わっておらず、人々を何かしらで「驚かせたい」そんな思いを作品にぶつけています 。

日野日出志監督は陰湿で猟奇的な残酷描写・奇形の名手

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マンホールの中の人魚も含めとても残酷でグロテスクなものが多いのですが、その中でも知られている作品の一つが「血肉の華」です。ただひたすら誘拐した女性を生きたまま解体していくという残虐なものでした。

特徴の一つでもあるので、その映画自体に深いテーマ性を設けていないというのもポイントです。ただ残虐なことを繰り返していくという手法はまるで「スナッフフィルム」のようだと言われていました。

日野日出志監督が手掛けた映画作品一覧!

 

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彼の作るものは人体切断等残虐的な要素をふんだんに盛り込んだシリーズとして展開されています。このタイトルがついているものは全て、販売中止になる以前に作られたものになります。

マンホールの中の人魚も含めて販売中止になってしまったことをきっかけに、その後は代名詞でもある「ギニーピッグ」という冠を外してしまうことで、新たに販売を再開できるようになりました。

代表的な映画

  • ギニーピッグ 悪魔の実験
  • ギニーピッグ2 血肉の華
  • ギニーピッグ3 戦慄!死なない男
  • ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん
  • ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚
  • ザ・ギニーピッグ2 ノートルダムのアンドロイド
  • LSD -ラッキースカイダイアモンド

『マンホールの中の人魚』のキャスト紹介!あの意外な有名人も出演?

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マンホールの中の人魚に出演した俳優陣には、現在も第一線で活躍しているような有名人や芸人もいます。撮影された年代で古さを考えると俳優陣の若かりし頃を見ることができるのでその点を気にして楽しむのもおすすめです。

映画『マンホールの中の人魚』主演は斉木しげる!

「マンホールの中の人魚」で主演を勤めたのは、勇者ヨシヒコや医龍、陸王など最近のドラマなどでも活躍している俳優です。若かりし頃ではありますが、やはり経歴として残したくないのか俳優としての経歴には乗っていません。

演技に関しては、まだ若かりし頃ということもあるので評判は散々だったようですが、そのオーバーすぎる演技が少し恐怖感を和らいでいるのかもしれません。

他にも染井真理・利重剛・久本雅美などが出演している

マンホールの中の人魚の登場人物は絵描きと妻と人魚になのですが、それ以外の役で意外な有名人が出演していました。それは現在も現役での久本雅美です。まさかの女優として出演しているのにも驚きですが、ギャグのような演技だったと話題です。

出演した俳優陣では、「マンホールの中の人魚に出演した」という経歴は隠したい過去なのかもしれません。

『マンホールの中の人魚』を鑑賞した人の感想とは?

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