使用後に必ずしたいメンテナンスとして汚れを取り除くということが挙げられます。メンテナンス用のアイテムが同梱されているので、それを使用することで汚れも取り除けます。あとは使用する前後で各部ネジなどの緩みがないかの確認はするようにしましょう。もしあった場合は部品を取り換える必要も出てきます。
マントルに破れがないか確認
このマントルというのは消耗品なので定期的に取り換える必要があります。状況によりますが穴がなければ複数回使用することが可能ですが、穴があったり破れていた場合は取り換えないと危険です。予備を常に本体と一緒に用意しておくと、もしもの場合でも困らずに済みます。
予熱バーナーの目詰まり掃除
ここも付属しているアイテムを使うことで簡単にできます。どうしてもすすが溜まって詰まってしまうので定期的に点検する必要があります。付属の細長い針を使って、バーナーに点火する部分から内部に差して掃除をしましょう。
部品の交換
普段の点検作業で緩んでいる部分が見つかり、締まらなかったり締めにくいといった場合には、その部品を取り換える必要があります。取り換え用のパーツがまとまったセットが販売されているので、購入して該当する部分だけを取り換えるだけなので素人でもできます。部品はなるべく純正のものを使うようにしましょう。
Contents
ペトロマックスHK500のオフシーズンの保管方法は?
寒い時期など使用する機会がないときの保管方法についてご紹介していきます。方法自体はケースに入れておくだけで、同じメーカーから出ている木製のケースを使えば、保管しつつ部屋に置いてインテリアとしても機能させることができます。他の方法や注意点などもご紹介していきます。
保管・移動用ケース トランスポートバッグ
こちらのバッグも純正品として出ているアイテムで、保管用と運搬用どちらの用途でも機能します。付属品などを入れて置ける部分もついているため便利です。以前は骨格となる板が入ってなく自立することができなかったのが、改良されてしっかりと自立するようになり収納しやすくなったり運搬時の音がなくなりました。
木製のケースと比べると持ち運び時に音が鳴らなかったり価格が安いというメリットがありますが、木製ケースと違ってガラスの面がないため保管しながらインテリアとして活用することはできません。
燃料は抜くか抜かないか?
これは実際に人それぞれで、どちらにもメリットデメリットがあるのでご紹介していきます。まずは抜いて保管する方ですが、倒れたりして燃料が漏れたり放置することによる燃料の変質を避けることができるというメリットがあります。しかしタンクの内側が空気に触れるため錆びやすいというデメリットがあります。
抜かない方はそのまま逆にした、錆びにくいがトラブルが起こりうるというメリットデメリットがあります。抜かずに保管する場合は数年程度に限り、また状況によっては変質する可能性はあります。
ペトロマックスHK500は暖房や料理もできるって本当?
もちろん単体では不可能ですが、別売のアイテムを取り付けることにより可能となります。コストはかかりますが状況によって使い分けられたりと、HK500を使う機会が増えるので揃えておきたいアイテムです。
暖房用アクセサリー ラジエーター プロレクションプレート
暖房器具としての機能を使うには二つのアイテムが必要となり、それぞれ別売となります。かなりの熱のためテントなどの内部に置いておくだけですぐに全体が温まります。
時間帯で使い分けができる
暖房として使用している間は灯としての機能が低下するため時間で使い分けると良さそうです。寒い時期の昼間に暖房として使用し、夜は本来のランタンとして使用するといった使い分けが可能となります。
料理用アクセサリー クッキングトップ
このアクセサリーを取り付けることで料理が可能となり、これを付けた上に調理器具を置いて使用します。造りもしっかりしていて少し重い鍋などを置いても大丈夫ですし火力も十分なのであると便利です。
暖房と同時に使用できる
暖房のアクセサリーと一緒につけることで同時に二つの機能を利用できます。料理や暖を取るために別で火をおこす手間を省けるのでとても便利です。
ペトロマックスHK500をよりかっこよく
既にかっこいい見た目をしている製品ですが、付属品を取り付けることでさらにランタンぽさが増しよりかっこいい見た目になります。トップリフレクターという名前のアクセサリーで、取り付けると傘のようになります。造りもしっかりしていて機能性もあります。
吊るした時に明るさアップ
リフレクターという名前の通りで、本来は見た目ではなく反射させるためのアクセサリーとなります。上方向への光を下へと反射することにより有効的に使用でき、高い所に吊るして使う場合かなり明るさが強化され範囲も広くなります。
ペトロマックスHK500の使用上の注意点
燃料に関してと使用時に関しての注意点がいくつかあるので見ていきましょう。指定のもの以外の燃料を使用したり間違った使い方をするのは、場合によっては命に係わるほど危険なので注意しましょう。
燃料は灯油のみを守る
まずは燃料に関してですが、指定されたもの以外を使用しないようにしましょう。灯油と同じで液状だからと言ってガソリンなどを使用するのは危険です。灯油であれば家庭でストーブなどに使用するものでも大丈夫です。
ケロシン/パラフィンオイル
これも燃料として使用できアウトドアメーカーなどから出ていますが、灯油と比較したときに優れている点と劣っている点はあります。まずは優れている点ですが、臭いが無くすすも発生しにくく持ち運びも購入時のボトルのままでいいので楽です。劣っている部分は価格で10倍以上もします。
石油ストーブと同じく火事・換気に注意
火を扱うアイテムなので火事はもちろんですが、一酸化炭素中毒の危険性もあるため定期的に換気をしながら使用しましょう。テントの近くや内側で使用する場合は特に燃えやすいですし換気も忘れがちになってしまいます。また寝ている間につけっぱなしにするのも避けた方が良いです。
ペトロマックスHK500でキャンプの夜を楽しもう!
使うのに何工程も必要だったりメンテナンスをしなければいけなかったりと少しクセは強いですが、かっこいい見た目や暖かい灯など何よりもロマンのあるアイテムです。初心者の人でも説明を見ながらやればできますし、メンテナンスをしながら長く使うことで愛着も湧き宝物になるかもしれません。アウトドアが好きな方はぜひ試してみてください。