カラビナをおしゃれに使いこなそう!おすすめ35選をブランド別紹介!

カラビナは登山用として使われるアイテムですが、使い道がそれだけではもったいない!見た目もカラフルなカラビナを日常に取り入れて自分流にフル活用してみましょう!今回はカラビナをおしゃれに使う方法やおすすめ商品をご紹介します!カラビナってこんなに種類あるんですよ!

この記事をかいた人

アウトドアブランド好きライター。機能性や凝ったディテールだけでなく、デザインも優れたアイテムが好き。
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カラビナとは

誰もが必ず一度は目にしたことがあるはずのカラビナ、元々何のために作られた物なのか、どのように使われるのかご存知でしょうか。ここではカラビナについての基本的な知識とともに、現在のカラビナの進化についてもお伝えしていきます。

登山に使われるアイテム

Pexels / Pixabay

カラビナは元々クライミングのために開発されたアイテムです。カラビナ開発前は、危険地帯での安全を確保するために自分のハーネスを通るロープの輪を一旦ほどき、岩場に打ち込んだハーケンに通す危険な行為が行われてきました。カラビナが開発されてからは、ハーケンとロープの輪を簡単に結びつけることができるようになりました。

登山用とアクセサリー用がある

カラビナは元々登山用ですが、最近では形、色、デザインなどおしゃれなものが出てきています。登山のように耐久性が求められるシーンで使用するには不向きですが、日々の暮らしに便利さをプラスする上に彩りを演出する、アクセサリー要素を持ったカラビナについて、登山をしない人からも最近注目が集まっています。

カラビナの種類を知ろう

あまり意識して見たことはないと思いますが、一口でカラビナと言っても色々な形のものがあり、その形状によってメリットデメリットがあります。アクセサリーとして身につけるとしても実用性はある程度は保ちたいものです。ここではカラビナの代表的な形状と、その特徴をご紹介します。

O型:スタンダードなカラビナ

楕円形であることからO型(オーバル型)と呼ばれます。実用的なシーンで目にすることが多いスタンダードな形のカラビナとなります。両端から力がかかる場合にこの形が向いていますが、おしゃれなカラビナとしてはこの形は見ることが少ないです。

HMS型:たくさんのものをつけるのに便利

HMS型についてはその見た目から洋梨型とも呼ばれます。カラビナの片側が広く取られていることによって、たくさんのものを引っ掛けたい(色々な方向に引っ張られる、荷重方向が広いとも言う)場合にはこの形が向いていると言えます。

D型:支点側がずれにくい

D型については、アルファベットのDに形状が似ていることからその名前で呼ばれています。D型の利点としては細くなっている側面に支点を引っ掛けるとカラビナの輪が回転せずずれにくい、ということが挙げられます。

ロック機能付き:外れるのを防ぐだけじゃない

ロック機能付きのカラビナについては、カラビナが対象から外れるのを防ぐ意味合いはもちろんあります。それに加えカラビナはゲートが開いている状態になると極端に耐久力が落ちてしまうため、ロック機構によってゲートが常に閉じている状態でパフォーマンスを保つ大事な役割があります。

カラビナの選び方

qimono / Pixabay

カラビナには様々な種類があることをお伝えしましたが、これだけの知識では自分がカラビナを買ってみようという時に、何を気にして買えばよいのかわからないと思います。ここではカラビナを買う際に気をつけておいたほうがよいポイントを3点お伝えします。

大きさ:自分の手にあった大きさを

クライミング等のアクティビティにカラビナを使用する場合には、大きさが重要な要素になります。軽量のカラビナを使う場合については、大きさが小さくなるため落としやすくなったり、ゲートが開けづらくなったりします。自分の手(グローブ等を装着する場合にはその大きさも加味して)で扱いやすいかどうかをまず考えましょう。

形状:実用的なシーンで使うなら選択が重要

先に書いた通り、カラビナの形によって荷重の受け方やずれにくさ等の特徴がありますので、クライミングや安全を要する高所作業等でカラビナを使う場合には、使用する場所を具体的にイメージしてカラビナを選択するようにしましょう。間違ってもアクセサリー用の変わった形状のカラビナを実用的に使おうとしてはいけません。

素材:素材は重さにかかわる

レスキュー等ではスチール製も使用しますが、軽さが必要なため、市販されているカラビナのほとんど全てはアルミ合金製となります。同じアルミ合金でも中抜きして軽量化を図っていたり、重量は異なってきます。クライミング用途で使用する方は数多くカラビナを必要とするため、全重量を考えて選択するとよいでしょう。

おしゃれカラビナをアウトドアブランドから選ぶ理由

RobinHiggins / Pixabay

ところで、この記事ではおすすめのカラビナをアウトドアブランドの中からご紹介します。ファッション用ならアウトドアブランドのものを選ぶ必要はないのでは、と思うかもしれません。ここではアウトドアブランドのカラビナを選んだ方がよい理由についてお話しします。

理由①:アウトドアブランド製は頑丈で安心

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アウトドアブランド製のカラビナは、登山やクライミングで用いられるものはもちろん、キャンプ用でさえも相当頑丈に作られています。市販のカラビナは耐荷重が低めに作られているため、お気に入りのカラビナに少し重い物を吊り下げたら壊れてしまった、ということが無いようにお気に入りのカラビナはアウトドアブランドから選びましょう。

理由②:おしゃれなだけのカラビナは外装も脆い

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おしゃれなだけのカラビナについては、外装の作りも甘いものが多く、例えばストーンをあしらっているカラビナ等であればストーンが使い始めてすぐ取れてしまう、ということや、外装の塗装も色々なところに擦れたりぶつかったりしてすぐに剥げ落ちてしまうということもあります。

理由③:アウトドアブランドのカラビナは全てを兼ね備える

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最近のアウトドアブランドのカラビナはおしゃれなものも多く、それらをネットで簡単に選べる時代になっています。また、各メーカーの努力もあり、高品質なアイテムも安くなっています。高品質、低価格、好みのデザイン、全てを満たしたいのであれば、おしゃれカラビナはまずアウトドアブランド製で探すことをお勧めします。

カラビナのおしゃれな使い方

ここまでは種類、選び方など一般的なカラビナの情報について主に実用的な目線にてお伝えしてきました。最近ではカラビナもおしゃれアイテムとして様々な形、色等のものが登場しています。ここからは最近話題になっているカラビナのおしゃれな使い方についてお伝えします。

キーホルダー:かさばらず持ち運びに便利

キーホルダーとして使用すると、ベルトループにカラビナを通すだけで簡単に鍵類を持ち運ぶことができます。取り付け、取り外しも簡単です。ロック機構付きのものを使用すれば、キーケース等と違い、落としたり失くしたりする心配も一切ありません。

アクセサリー:インパクトの強いものでアクセントを

最近ではデザイン性の強いカラビナも数多く販売されています。バッグ等にデザイン性の強いカラビナをつけてアクセントとしたり、自分の好きなキャラクターもののカラビナをつけるのもおしゃれです。いざという時には本来のカラビナの使い方もできますので非常にオススメです。

インテリア:実用的なおしゃれアイテムとして

部屋の中で物を吊り下げる時にS字フック等を使うと生活感が出てしまい、自分の部屋のテイストを崩してしまう可能性があります。そんな時に好きな色やデザインのカラビナを使うことによって、利便性はそのままに部屋におしゃれ感をプラスすることもできます。

スマホストラップ:紛失対策に

キーホルダーと使い方は似ており、ベルトループに通してポケットに入れておくと椅子に座った時にスマホが滑り落ちても体から離れることがありませんので、紛失する心配は一切ありません。また、家などで体から離す際にも引っ掛けておく場所を決めておけば、スマホがどこに行ったか探すことも無くなります。

おしゃれなカラビナのおすすめ4選 |MAMMUT(マムート)

マムートはスイスの老舗アウトドアブランドです。150年もの歴史があり、幅広いアウトドアアイテムにおいて高い品質とデザイン性に定評があります。マムートのカラビナはメタリックな質感を残したままカラーリングがされているアイテムが多いです。

MAMMUT(マムート)Crag Key Lock 1340/Straight-Gate.green

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品質の高さだけでなくおしゃれ感も強い

老舗のアウトドアブランドとしてクライミングに活躍できるスペックを備えている一方、このカラビナについてはメタリックさが残った薄緑と非常に珍しい色をしています。タウンユースでもファッションのアクセントとなる、おしゃれなアイテムとなっています。

 スペック

  • クロージャーシステム:BentGate
  • 重量(g):47
  • [破断荷重]縦方向:24/オープン:8/横方向:8
  • 最適なアクティビティ Sportsclimbing

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ワンポイントのオレンジがおしゃれ

ベースは金属的なシルバーを基調としており無骨な雰囲気を持ちつつも、安全環に入っているワンポイントのオレンジ色が非常に映えます。派手な色のアイテムが得意でない人にもオススメです。

 スペック

  • クロージャーシステム:StraightGate
  • 重量(g):54
  • [破断荷重]縦方向:24/オープン:7/横方向:10
  • 最適なアクティビティ ClassicalAlpinism,Expeditions
  • 適したアクティビティ BigWallClimbing,  MultipitchRockclimbing,Sportsclimbing

[マムート] Bionic 1169/Wire-Gate.aqua 2210-01620

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鮮やかなカラーというだけではない

鮮やかなカラーが目を引くカラビナですが、ホットフォージング製法によって個体差なく高品質に作られているカラビナです。

スペック

  • 破断荷重 縦方向 : 25kN 破断荷重 オープン : 10kN 破断荷重 横方向 : 8kN
  • 重量 [g] : 38
  • 最適なアクティビティ Multipitch Rockclimbing, Sportsclimbing
  • 適したアクティビティ Mixed- and Iceclimbing, Expeditions, Big Wall Climbing

(マムート) MAMMUT Bionic HMS (Screw Gate) 2210-01530

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高品質なロック機構付きカラビナ

上のカラビナと同様、ホットフォージング製法にて作られた高品質なカラビナです。こちらはロック機構がついており、より高性能となっています。

スペック

  • 破断荷重 縦方向:24 kN 破断荷重 オープン:7 kN 破断荷重 横方向:10 kN
  • 重量:76g

おしゃれなカラビナのおすすめ4選 |roc’teryx(ロックテリクス)

ロックテリクスは日本のアウトドアブランドであるマジックマウンテンが2007年から開発を行なっているカラビナブランドです。国内トップクライマーである山野井泰史氏をアドバイザーとして、安全で操作性が高く、美しいデザインのカラビナを低価格にて実現し、販売しているブランドです。

roc’teryx(ロックテリクス) ユタスクリュー グレー

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品質は折り紙付き

ワンポイントの赤がおしゃれなカラビナです。品質については、アウトドアブランドであるロックテリクスが登山用に販売するカラビナのため、しっかりした作りで登山、クライミングから普段使いまで問題なく使用できます。

スペック

  • サイズ:タテ長97mm
  • 強度:24-8-8KN
  • 重量:50g

roc’teryx(ロックテリクス) スーパーミニスクリュー ブラック

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黒+ゴールドで落ち着いた質感

日本文化に馴染みのある黒+ゴールドの配色がゴールドのゴージャスさを際立たせる一品となっています。こちらは強度が14KNのため、クライミング用途には使えませんのでご注意ください。

スペック

  • サイズ:タテ長80mm
  • 強度:14KN
  • 重量:28g

roc’teryx(ロックテリクス) HMSデコスクリュー レッド(レッドゲート) 

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おしゃれながら使い勝手抜群

赤×シルバーのカラーがおしゃれでありながら、HMS型のためたくさんのものをぶら下げることができます。ロック機能も付いているため、外れたりする心配もありません。

スペック

  • サイズ:タテ長110mm
  • 強度:24-10-8KN
  • 重量:75g

roc’teryx(ロックテリクス) 登山 クライミング ハーネス専用ジャック 

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