GoProに最適なジンバルおすすめ7選!GoPro7には不要!?

実際アクションカメラを安定化させるアイテムはスタビライザーといい、単語の意味は安定用の装置。持ち手にブレが出たとしてもカメラ自体を安定化させることでそれを防止する機能を有しているアイテムのことを指しています。このアイテムは2種類のタイプに大別することができ、電子式と機械式の2つから選ぶことになります。

機械式スタビライザー

まず機械式の方の特徴は、重心となる部分を一か所に集中させることで安定化を図っており、構造としてはそこまで難しいものではないため本体の価格が安いという利点があります。しかし反対にユーザーの微細な調整をするのが難しく、結果的に操作が難しいであるとか、大きくて取り回しにすぐれないという欠点もあります。

電子式スタビライザー

続いて電子式の方は前述のタイプとは構造が大きく異なっています。電子式ということで水平な状態を維持するための機械が搭載されており、自動的に調整することで安定した動画を作ります。こちらは安定化を機械がやってくれるので操作が簡単ではありますが、反面本体価格がその分高価であるという特徴があります。

GoProには電子式スタビライザー=ジンバルを組み合わせる

よく言われるジンバルとは電子式のタイプのモデルのことを言っています。ゴープロはアクションカメラということでアグレッシブなスポーツの中でも邪魔をしないコンパクトさが大きな売りとなっています。そこに大きくて取り回しの悪い機械式のスタビライザーでは邪魔になるので、使用するなら電子式を使うことになります。

GoProにジンバルをすすめるワケは4つ!

今回GoProで撮影を行うのであれば最新のGoProHERO7Blackのような非常に優れた補正機能を持っているモデルでない限りはジンバルの使用をおすすめしていますが、なにもここまでおすすめしているのは単に動画が安定していてストレスの無い作品に仕上げることができるからという一点だけではないのです。

カメラ自体の手振れ補正機能を使うと画質が荒くなる

前述しました通り、最新機種の1つ前の先代モデルであるGoProHERO6にもブレの補正機能はすでに搭載されていました。しかし、実際に6でブレ補正の機能を使用すると画質が荒くなってしまい、安定はしているけれど安定化のためにリソースが割かれ画質が悪くなってしまうのです。画質の荒い動画では満足はできないですよね。

カメラ自体の手振れ補正機能を使うと画角が狭くなる

もう1つ、画角も狭くなってしまうというデメリットが挙げられます。GoProHERO6では補正機能を使用した状態が「安定化モード」というモードなのですが、この状態になると機械的なブレの処理を行うために画角を5パーセントほど小さくさせてしまうのです。できるだけ臨場感のある動画を撮りたいのに画角が狭くなっては残念ですね。

ジンバルを使うと水平が常に保てる

その点、電子式のスタビライザーを使用すればそういった画質が荒くなってしまうだとか、処理の関係で画角を狭くしてしまうといった欠点の影響もなく動画を撮影できます。機械が常に水平の状態を保持してくれますので、自分はブレなど気にすることなく撮影の内容に集中していればよいのです。

ジンバルから給電できるから長時間撮影可能

ゴープロはそのほとんどがバッテリー内蔵式で、電池がなくなれば充電をしなければなりませんが、ジンバルにはその充電を行うこともできるモデルがあるのです。ただすべてのモデルが給電をできるというわけではありませんので、できる限り便利な給電をできるモデルを選ぶことをおすすめします。

GoPro用のジンバルを選ぶポイント

一口にジンバルといっても、機械式のものから電子式のもの、そして前述した給電ができるものとそうでないモデルなど様々ラインナップされています。その中から一体どんなモデルを選ぶべきなのでしょうか。続いてはその選び方のポイントを見ていきましょう。

ジンバルはコンパクトで軽量のものを選ぶ

まず重要視してほしいのは、コンパクトかつ軽さに重点を置いているモデルを選ぶということです。持って歩き回ることになるジンバルは持ち運ぶ時に嵩張らないコンパクトで、かつずっと持っていても重さが気にならない軽量なモデルであれば動画の質も上がるでしょう。

NEXT ジンバルは駆動時間が長いものを選ぶ