タレは自分流にアレンジすることも可能です。すり下ろした生姜を入れれば青魚特有の匂いを減らせる他、ピリッとした辛味と鼻に抜ける爽やかな風味を楽しめます。ニンニクやごま油、ラー油を入れて食欲をそそる刺激的な味も人気です。
ワカシの漬けの定番レシピ
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- サクを刺身用に切ります
- 調味料を混ぜ合わせタレを作ります
- 刺身をタレに入れ冷蔵庫で半日ほど寝かせます
- 千切りにした大葉をかけていただきます
Contents
ワカシ料理の食べ方とレシピ:煮付け
魚料理の定番です。若い筋肉質な身には余分な脂肪がないのでパサっとした食感を覚える人もいますが、その一方で飽きない食べやすさを良しとする人もいます。生に比べて日持ちもし煮汁ごと冷凍保存もできるので多めに作ってストックしておくといざという時にも便利です。
ワカシの煮付けの特徴「ご飯のおかずにぴったり!」
引き締まった身の特徴からジューシーな食感にはなりにくいので味付けをしっかりしてあげることが美味しく食べるコツになります。ちょっと塩辛いくらいに仕上げ、身をほぐしてフレークのようにもするのもいいでしょう。
ワカシの煮付けの定番レシピ
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- 切身は霜降りにします
- 鍋で煮汁を作ります
- 切身を入れ落し蓋をして7分ほど煮てアクを取ります
- 生姜をスライスしたものを入れさらに3分ほど煮ます
ワカシ料理の食べ方とレシピ:ワカシの塩焼き
刺身と並ぶ代表的な魚の食べ方になりますが一度は試してみたいものです。パリッと香ばしく焼かれた皮面と肉厚な身。焼いている途中の匂いも食欲をそそります。サイズも手頃なため内臓処理したものを捌くことなくグリルで焼くことも可能です。
ワカシの塩焼きの特徴「シンプルなのがいい!」
滴り落ちるほどの脂がないですが、しっかりした食感の身を味わうことができます。上質な淡白な身を存分に味わいたい人は塩のみで、少しジューシーさが欲しい人は、大根おろしや醤油、ポン酢、すだち汁などを使うと身の間に汁気が入り食べやすくなります。
ワカシの塩焼きのレシピ
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- 両面に塩を振ります
- グリルでしっかり焼きます(飾り切りを入れると火の通りが良くなります)
- 大根はおろして皿に添えます(醤油は適宜)
ワカシ料理の食べ方とレシピ:ワカシの竜田揚げ
揚げたてを頬張れば思わず「美味しい」と声が漏れそうになる大人気な竜田揚げで食べるのはいかがでしょう。醤油ベースのタレにしっかり漬け作れば冷めても美味しさは変わりません。お弁当のおかずにも最適な一品です。
ワカシの竜田揚げの特徴「サクフワジューシー!」
鶏肉のように詰まった肉質は十分な食べ応えを、軽くつけた衣はサクッとした食感を与えてくれ、両者のコントラストが癖になります。生姜やニンニクを入れることで風味も良くご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもなる万能料理です。
切り方一つで調理時間や印象も変わってきます。刺身用で作れば、味の染み込みや火の通りも良く時短で作りたいときにオススメです。一口大のコロッとした形にカットすればパクパク食べられるので食べ応えを求める人にぴったりです。
ワカシの竜田揚げの定番レシピ
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- サクを好みの形にカットします
- 塩を振り軽く揉みます
- 他の調味料を合わせます
- 生姜、ニンニクはすり下ろし、調味液に入れます
- 10〜15分、切り身を調味液に漬けます
- 片栗粉をまぶします
- 油で揚げます
ワカシ料理の食べ方とレシピ:ワカシの照り焼き
ブリにおいてはもはや家庭料理の定番といえる照り焼きは同じ魚であるワカシにもぴったりです。さっぱりした身にとろみある甘辛ダレが非常によく絡むので、ご飯のおかずとして素晴らしいほどよく合います。すった生姜を多めに加えて「生姜焼き風」に作っても美味しい一品です。
ワカシの照り焼きの特徴「絶品甘辛ソースとの好相性」
甘辛ソースとの相性が絶妙です。ソースはさらっとしていると肉感たっぷりの存在感に負けてしまいます。しっかりと調味液を煮詰めていくことでとろみとコクのあるソースを作りましょう。またこうすることにより綺麗に照りも出てくるので美しい仕上がりになります。
小松菜などの葉野菜やじゃがいも、キノコなど、付け合わせも多種多彩な選択をすることができます。ぜひ季節の素材を添えたり、冷蔵庫の余りものを使ったりしてソースを余すことなく利用しましょう。
ワカシの照り焼きの定番レシピ
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- 切身に塩を振り15分ほどおきます
- 調味料はボールに入れ合わせます
- フライパンに油をしき、切身を焼きます
- 両面に焼き色がついたらカットした小松菜を入れます
- 小松菜を一旦あげて、ペーパータオルでフライパンの余分な油を取ります
- 調味液を入れて煮詰めていきます
- ある程度煮詰まったら小松菜を再び入れます
- スプーンで切身や小松菜に回しかけながらさらに煮詰めて仕上げます
ワカシ料理の食べ方とレシピ:ワカシのホイル焼き
子どもから大人まで幅広い層に人気のあるホイル焼きで食べてみましょう。味付けをしたらアルミホイルに包んで魚焼きグリルで焼くのみと、手間いらずの簡単レシピを紹介します。野菜やキノコを合わせて具沢山に作ればメインのおかずとしても十分に活躍できるメニューです。
ワカシのホイル焼きの特徴「中華風でも洋風でも!」
下味さえつけたら、いかようにもアレンジできる万能メニューです。トマトソース、刻んだオリーブなどを入れたイタリアン風や、ごま油と甘酢をかけた中華風など、様々な楽しみ方があるので家庭の好みを探してみてください。
イメージはホイル焼きで有名なタラやシャケと同じで大丈夫です。タマネギやえのきなどを一緒にしてあげると香りもいい一品になります。ここではもっとも簡単で人気のあるマヨネーズを使ったレシピを紹介します。マヨネーズのオイリーなソースとの相性が抜群です。
ワカシのホイル焼き
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- 切り身に塩、コショウを振って30分ほどおき出てきた水分をしっかり拭き取ります
- アルミホイルにオリーブオイルを塗ります
- 玉ねぎを薄くスライスしてアルミホイルにのせます
- 玉ねぎの上に切身をのせ、その上にシメジをのせます
- 全体にマヨネーズを波線状にかけます
- 包むように閉じて魚焼きグリルで15分ほど焼きます
- 全体にレモンを絞ります(適宜)
ワカシ料理の食べ方とレシピ:ワカシのアクアパッツァ
見栄えもいいレストランのおしゃれメニューとして有名なアクアパッツァをワカシを使って作ってみましょう。切り身でも作ることができますが1匹そのままだとさらに旨味が出ます。豪快に盛り付ければパーティーの引き立て役になること間違いありません。
ワカシのアクアパッツァの特徴「アサリを使ってリッチに」
ふっくらした口当たりが特徴です。1匹丸ごとでも十分旨味が出ますが最低でもアサリを加えて相乗効果を狙いたいところ。アサリの出汁が入ることで家庭の味からプロの味へグッと近づきます。
野菜はミニトマトが定番です。トマトの香りや酸味が程よいアクセントになります。またタイムを入れてあげることで生臭さがカバーされ上品な仕上がりに。バゲットとや白ワインとともにいただきましょう。
ワカシのアクアパッツァのレシピ
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- バッドにオリーブオイル、ニンニクをスライスしたものを敷き、その上に両面に塩をした切り身を乗せます
- さらに上からニンニクをおき、オリーブオイル、白ワインをかけタイムを置き15分ほど寝かせます
- 寝かせた切り身を浅い鍋に敷き詰め、下処理したアサリ、ミニトマト、タイムを加えます
- 材料の高さ3分の1より少し多いくらいの水を入れ鍋に蓋をして強火にかけます
- 沸騰したら弱火にし、さらに5分ほど蒸し煮にします
- 味見をして足りない場合は塩をして味を決めたら出来上がりです
ワカシ料理の食べ方とレシピ:ワカシのムニエル
たっぷりのバターを使って焼くムニエルでジューシーに食べてみませんか?「外側はカリッと、中はふっくら」口当たりの良い仕上がりが何とも言えない上品さを醸し出します。甘くて香ばしいバターの香りで幸せな気分にもなれるメニューです。
ワカシのムニエルの特徴「バターの旨味が合う!」
塩、コショウの味付けだけでもバターの風味が加わるので十分おいしく食べることができますが、さらにトマトソースやクリームソースなどを加えることもできるのでアイディアを生かしやすいメニューでもあります。
バターは熱を加えていくと気泡が次々と湧き出てきます。その気泡で包み込むように焼くのがムニエルの作り方のポイントになります。よってバターは贅沢にたっぷり使って焼くようにしましょう。風味も格段にアップします。
ワカシのムニエル定番レシピ
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- 切り身に塩、コショウをして10分ほどおきます
- 表面に出た水分をしっかり拭き取ります
- 小麦粉をまぶします
- フライパンにバターを入れてしっかり溶けたら切身を入れます
- 両面をしっかり焼き、気泡が立ってきたら回しかけるようにして仕上げていきます
ワカシのレシピを活用しておいしくいただこう
ブリより大衆的な値段で出回り、さっぱりと食べられるワカシ、いかがでしたか?ここで紹介したレシピはスタンダードなものばかりです。ぜひこれを軸にしてご自分の好きな味にカスタマイズして楽しんでみてください。また以下のイナダの記事にはさらに細かいレシピが載っています。同じ魚なので十分応用できます。ぜひ参考にしてみてください。