しかし実際の使用環境では周囲の温度が20℃一定で変化しないということはあり得ません。それに飲み物などを出したりするために蓋の開閉も行います。それにより保冷力は変化するため数字はあくまでも目安と考えておきましょう。
クーラーボックスの必要容量をきちんと知る!
経験の少ないキャンプ初心者の方が選ぶ場合に1番悩むのがどのくらいの容量のものを購入するかという事ではないでしょうか。容量を決める際には、入れる食材や飲み物の量以外にも考えておく必要のある事があります。
クーラーボックス自体は冷えない!
どれだけ保冷力の高いモデルでもそれ本体だけではモノを冷やす事はできません。保冷剤を入れて初めて冷やす事ができるのです。この保冷剤が結構場所を取るため、そのためのスペースを確保しなければなりません。
保冷剤が食品に直接当たらないようにすることも大事
保冷剤も入れ方を考えないと食材が「冷凍焼け」することがあります。これは食材が冷たい部分に長時間接触する事により変色したら味が落ちたりする現象です。これを防ぐためには食材をタッパなどに入れる必要がありますがそうすると更にかさばる事となってしまいます。
【結論】少し大きめのクーラーボックスが最適!
以上のように保冷剤を入れるためのスペースや冷凍焼けなどのことを考えると、実際に入れるモノの容量よりも大きなスペースが必要になる事がわかります。結論としては入れるモノより少し大きめのアイテムを選ぶ事をおすすめします。
クーラーボックスのサイズの選び方に関する記事はこちら
コールマンのクーラーボックスの選び方
コールマンのクーラーボックスには豊富な種類のラインナップがあることは前述したとおりです。この章ではその豊富な品揃えの中から、どのような観点で自分に合ったモノを選ぶべきかについて解説します。
利用する季節で選ぶ
暑い夏の季節と秋では気温が違いますので冷やすために必要な保冷剤の量も変わってきます。夏場であれば保冷剤が多く必要になるため容量も大きなものが必要です。夏場は水分補給に必要な飲み物の量も増えることになります。
大きさ・容量で選ぶ
アイテムの大きさや容量を選ぶポイントは季節だけではありません。使用する人数によって入れる飲み物や食材の量も変わってきます。ソロなのかカップルなのか4人家族なのか、人数に合わせて選ぶ必要があるでしょう。
利用シーン・利用頻度で選ぶ
キャンプやアウトドアに出かける頻度が低い方などは、多少保冷力がおちてもソフトタイプを購入するという選択もありです。ソフトタイプであれば日常生活でもショッピングバッグとしても利用することが可能です。
コールマンおすすめクーラーボックス①エクストリームシリーズ
保冷力も高く容量も最大で100リットル近くあるモデルもあります。大きいサイズのモノにはタイヤが付いているモノもあり移動をさせやすいように考えられています。キャンプ向けとしてバランスのとれたシリーズです。
エクストリームクーラー/28QT
エクストリームシリースの中では一番小さなサイズの商品で車に積んでもかさばりません。ハンドルが付いているので車から降ろしてからの持ち運びも楽です。サイズ的には少人数もしくはサブクーラートの併用という使い方になるでしょう。
2人にジャストサイズ
コンパクトなサイズなので2人での日帰りや1泊2日くらいのキャンプ用に最適なアイテムです。小さな車でもじゃまにならず積む事ができますし、1人でも楽に持ち運ぶ事ができます。容量が足りないようならソフトタイプとの2つ使いもおすすめです。
スペック
- サイズ:44x33x40cm
- 重量:約3kg
- 容量:約26L
エクストリームホイールクーラー/50QT
約47リットルの容量があるので、2人くらいであれば1泊2日のキャンプにはこのアイテムだけで十分でしょう。もちろん飲み物だけであればかなりの本数が入るので大人数でのスポーツシーンでも活躍します。
ローラー付きで移動が楽
飲み物なども入れるとかなりの重さになりますが、本体にローラーとキャリーバッグのような持ち手がついているため平坦なところであれば移動に苦労をする事はなく便利です。運動会などでも活躍してくれるでしょう。
スペック
- サイズ:58x46x45cm
- 重量:約7kg
- 容量:約47L