コールマンのクーラーボックスって有名?
コールマンはアウトドア用品の老舗メーカーなので、キャンプに少しでも興味のある人であれば1度は聞いたことがある名前だと思います。クーラーボックスも古くから取り扱っており、最初のモデルが発売されたのはなんと60年前の1954年になります。
コールマンの魅力は品質
ガソリンランプのメーカーとして1901年にアメリカで創業した会社です。早い時期からアウトドアブームに着目し商品の開発販売で実績をあげてきました。戦時中には米軍に対し非常に高い要求を満足するストーブを開発供給するなど、その商品の品質や信頼性には定評があります。
コールマンはランプやテントが有名
キャンプなどで使用するランプやテントで有名なメーカーですがそれには理由があります。早い時期からアウトドア向け商品として改良を続け米軍にも使われてきた高い性能と信頼性が大きな理由ですが、最大の理由はその商品を誰もが購入できる値段で提供しているところでしょう。
ユーザーのニーズに合わせ使いやすさやおしゃれの要素を加えるなど、時代に合わせ絶えず使う人のことを考えながら商品作りをしているところが初心者からベテランまで幅広く指示されている人気の理由です。
コールマンのクーラーボックスは20種類以上!
できるだけ多くの人々の要求に応えるため、とてもたくさんの種類のクーラーボックスをラインナップしています。ユーザーの要求は初心者かベテランかでも変わってきます。それぞれの使い方によって求められるものが容量や保冷力・持ち運びやすや・デザインなど異なるからです。
クーラーボックスはハードとソフトどっちが便利?
このアイテムは大きく分けてハードとソフトタイプの2種類に分類されますが、初めての購入を検討されている方にはどちらを選べば良いか悩むところだと思います。そこで使うシーンや使い方による選び方を解説します。
ハードクーラボックスのメリット
このタイプはスチールやポリエステルの本体に断熱材が入っているため保冷力が高く容量の大きなものに向いています。そのため大人数や連泊をする場合などにメインとして活躍します。そのかわりボディーが重くなりかさばります。
ソフトクーラーボックスのメリット
このタイプはハードに比べて保冷力は落ちますが、軽くて折りたためるので持ち運びや保管に便利です。容量は小さめのものが多いため、日帰から1泊2日までの使用もしくはキャンプに行く頻度の少ない方などにおすすめです。ハードタイプと合わせてサブとして使うのもいいでしょう。
上手なクーラーボックスの使い方
クーラーボックスは設置する場所や使い方によって保冷の持続時間が変わってきます。ここではできるだけ長く冷たさを維持するための置き方や使い方についてちょっとしたテクニックも交えて解説します。
直射日光の当たらない日陰に置く
直射日光が当たる場所に置くと本体そのものが暑くなり中の保冷剤も溶けやすくなってしまいます。できるだけ直接日光の当たらないタープの下や木陰に置くようにします。また、地面からの熱の影響を受けやすくなるので直おきも避けたほうが良いでしょう。
蓋の開閉回数を極力少なくする
蓋を頻繁に開閉すると中の温度が上がってしまいます。そこで調理のときしか使わない「食材用」や比較的よく使う「ドリンク用」それ以外にも頻繁い開けたがる「子供用」などと複数持っていくことをおすすめします。
クーラーボックスの中にクーラーボックス?!
大きなハードタイプの中に小さなソフトタイプのものを入れて使うという手もあります。ソフトタイプには調理用の食材を入れそれ以外はドリンク類と分けておけば、蓋の開閉で食材の温度が上がり傷んでしまうということを防ぐことができます。
食材を凍らせて持っていくと保冷強化
十分な数の保冷剤を入れるスペースがないときは、保冷剤の代わりにペットボトルや食材などを凍らせて入れておくのもいい方法です。ただしこの場合飲みたいときに溶けてないということも考えられるので、直ぐに使うものは凍らせないなどの対応が必要です。
保冷力はどうやって判断すれば良いの?
クーラーボックスのタイプや使い方についてはお分りいただけたと思います。では保冷力はどのように判断し選べばいいのでしょうか。この章では保冷能力をどう考えるか、ということについて話をしたいと思います。
保冷日数とは?
商品によってはスペック欄に「保冷力2日」などと記載のあるものがあります。これは一般的に室温20℃の室内に放置した場合、何時間中に入れた氷が溶けずに残っているかを日数等で表した数字のことです。
開閉回数や保冷剤の量で保冷力は変わる
しかし実際の使用環境では周囲の温度が20℃一定で変化しないということはあり得ません。それに飲み物などを出したりするために蓋の開閉も行います。それにより保冷力は変化するため数字はあくまでも目安と考えておきましょう。
クーラーボックスの必要容量をきちんと知る!
経験の少ないキャンプ初心者の方が選ぶ場合に1番悩むのがどのくらいの容量のものを購入するかという事ではないでしょうか。容量を決める際には、入れる食材や飲み物の量以外にも考えておく必要のある事があります。
クーラーボックス自体は冷えない!
どれだけ保冷力の高いモデルでもそれ本体だけではモノを冷やす事はできません。保冷剤を入れて初めて冷やす事ができるのです。この保冷剤が結構場所を取るため、そのためのスペースを確保しなければなりません。
保冷剤が食品に直接当たらないようにすることも大事
保冷剤も入れ方を考えないと食材が「冷凍焼け」することがあります。これは食材が冷たい部分に長時間接触する事により変色したら味が落ちたりする現象です。これを防ぐためには食材をタッパなどに入れる必要がありますがそうすると更にかさばる事となってしまいます。
【結論】少し大きめのクーラーボックスが最適!
以上のように保冷剤を入れるためのスペースや冷凍焼けなどのことを考えると、実際に入れるモノの容量よりも大きなスペースが必要になる事がわかります。結論としては入れるモノより少し大きめのアイテムを選ぶ事をおすすめします。
クーラーボックスのサイズの選び方に関する記事はこちら
コールマンのクーラーボックスの選び方
コールマンのクーラーボックスには豊富な種類のラインナップがあることは前述したとおりです。この章ではその豊富な品揃えの中から、どのような観点で自分に合ったモノを選ぶべきかについて解説します。
利用する季節で選ぶ
暑い夏の季節と秋では気温が違いますので冷やすために必要な保冷剤の量も変わってきます。夏場であれば保冷剤が多く必要になるため容量も大きなものが必要です。夏場は水分補給に必要な飲み物の量も増えることになります。
大きさ・容量で選ぶ
アイテムの大きさや容量を選ぶポイントは季節だけではありません。使用する人数によって入れる飲み物や食材の量も変わってきます。ソロなのかカップルなのか4人家族なのか、人数に合わせて選ぶ必要があるでしょう。
利用シーン・利用頻度で選ぶ
キャンプやアウトドアに出かける頻度が低い方などは、多少保冷力がおちてもソフトタイプを購入するという選択もありです。ソフトタイプであれば日常生活でもショッピングバッグとしても利用することが可能です。
コールマンおすすめクーラーボックス①エクストリームシリーズ
保冷力も高く容量も最大で100リットル近くあるモデルもあります。大きいサイズのモノにはタイヤが付いているモノもあり移動をさせやすいように考えられています。キャンプ向けとしてバランスのとれたシリーズです。
エクストリームクーラー/28QT
エクストリームシリースの中では一番小さなサイズの商品で車に積んでもかさばりません。ハンドルが付いているので車から降ろしてからの持ち運びも楽です。サイズ的には少人数もしくはサブクーラートの併用という使い方になるでしょう。
2人にジャストサイズ
コンパクトなサイズなので2人での日帰りや1泊2日くらいのキャンプ用に最適なアイテムです。小さな車でもじゃまにならず積む事ができますし、1人でも楽に持ち運ぶ事ができます。容量が足りないようならソフトタイプとの2つ使いもおすすめです。
スペック
- サイズ:44x33x40cm
- 重量:約3kg
- 容量:約26L
エクストリームホイールクーラー/50QT
約47リットルの容量があるので、2人くらいであれば1泊2日のキャンプにはこのアイテムだけで十分でしょう。もちろん飲み物だけであればかなりの本数が入るので大人数でのスポーツシーンでも活躍します。
ローラー付きで移動が楽
飲み物なども入れるとかなりの重さになりますが、本体にローラーとキャリーバッグのような持ち手がついているため平坦なところであれば移動に苦労をする事はなく便利です。運動会などでも活躍してくれるでしょう。
スペック
- サイズ:58x46x45cm
- 重量:約7kg
- 容量:約47L
エクストリームクーラー/70QT
70リットル近くある容量は2リットルのペットボトルだけなら17本ほど入れる事ができます。このくらいのサイズがあれば2〜3泊くらいのキャンプでも安心して使えます。不足するようならソフトタイプと併用すれば問題ありません。
水抜き用のドレインも付いていて安心
本体の下の方には水抜き用のドレインもついているので、氷をそのまま入れてその中にペットボトルなどを突っ込んで冷やしておくような使い方もできます。500mlペットボトルが32本近く入るので子供のスポーツクラブの給水ようにも便利です。
スペック
- サイズ:72x40x44cm
- 重量:約5.7kg
- 容量:約66L
- 保冷力:5日
コールマンおすすめクーラーボックス②パーティースタッカーシリーズ
スタッカーシリーズの特徴は同じシリーズの商品であれば積み重ねて安定しておくことができることです。車に積み込んで移動する際にも複数のアイテムをスペースの無駄なく積載できるので便利です。
パーティースタッカー18QT
容量が17リットルとこのシリーズでは一番小さなモデルになります。もちろん2人程度のキャンプにも使えますし、人数が多い場合は中に入れるモノ別に食材用とかドリンク用など複数持って行って対応できます。
1人でも持ち運びが楽
コンパクトなサイズで持ち手もついているので1人でも楽に持ち運ぶことができます。本体カラーも写真のグレーの他にレッドやグリーンがあるので、食材はグレー・飲み物はグリーンなどと分けておくと便利です。
スペック
- サイズ:38×26.5x39cm
- 重量:約2kg
- 容量:約17L
パーティースタッカー25QT
このモデルは350ml缶なら24本も入れておくことができすのでグループでの利用に最適です。本体の高さが低く安定した形状のため車の荷室に積み重ねて移動する場合でも安心です。また上に他の荷物をおく際にも置きやすく便利です。