まず、車へと荷物を積み込むときは何を先に使うか、何のアイテムは後の方に使うかを考えて積むようにしましょう。典型的な積み込み方としては、まずテントやタープなどの居住区系統は付いてから最初に行うでしょうから一番手前に、食事用のアイテムはその時間にならなければ使わないので奥の方に、といった具合です。
重さのバランスを考えて積む
続いて、荷物1つ1つの重量を考えて積んでいきましょう。重量のあるアイテムは下に、軽めのものをその上に積んでいくという方式で積むことで、万が一荷崩れしてしまった際に下の荷物を破損などから守ることへと繋がります。また、走ってからトランクを開けた時、雪崩になってしまわないようにも注意です。
隙間を上手く埋めて積み込む
積んでいるときに発生したわずかな隙間によって、一見したら大した隙間ではなくとも走行中の揺れで傾いてしまうといった事態になりかねません。着替えの衣類や就寝時に使用するシュラフなど、柔らかいアイテムをその隙間に埋めることでデッドスペースを無くすことができます。
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余裕がなければルーフボックスを
もしご紹介した方法を試しても荷物の車への積み込みが上手くいかずスペースが足りないという時には、単純な方法ではありますが収納を増やせばよいということでルーフボックスなどを使用しましょう。荷物が入りきらないなどの問題は大抵収納スペースを増やすことで解決するでしょう。
キャンプ収納のコツ⑥テントサイトでの収納
前述したRVボックスなどを始めとしたアイテムを使うことで、サイトをスッキリとさせることは可能です。しかし、各アウトドアブランドからは単なる収納ボックスよりも機能的で魅力的なアイテムが登場しているのです。続いて、テントサイトでの収納で役立つアイテムを紹介しましょう。
シェルフコンテナでおしゃれ収納
1点目は、スノーピーク製のアイテムです。このアイテムは荷物を入れての持ち運びの際は蓋のないコンテナとして、サイトで荷物を取り出したりする際には形状を変化させてシェルフとしても使えるという、2つの顔を持つアイテムです。3段まで積み重ねられ、活用法はとても幅広くあります。
キャンプ用ラックで効率的に配置
他にも荷物置きとして使えるアイテムとしては、何段かあるラックがあります。使わない時は折りたたんでコンパクトにしておけ、使用する時には簡単に組み立ててアイテムを置いておくことができます。リビングスペースに調理場などいろんな場所に使える汎用性のあるアイテムです。
キャンプ収納のコツ⑦キッチングッズの収納
キャンプ用アイテムの中でも結構な数が必要になるのはやはりキッチン周りのものでしょう。食器に始まり食材や調味料などが必要で、更に食事を終えて使い終わったら水洗いをしなければなりませんので、そのことにも配慮したものを選べばより快適なキッチンを作り出すことができます。
水回りを意識した収納グッズを使う
前述しました通り、食器を使った後は当然ではありますが水洗いをすることになりますので、それを意識した収納アイテムを使うことをおすすめします。例えばユニフレームからはまな板などが付属していて、直接火にかけることもできるのでお湯を使っての皿洗いをすることも可能となっています。
お手軽なワイヤーバスケットも便利
水洗いをしたら、そのあとは乾燥をさせる手順があります。ここで活用することができるのがワイヤーバスケットで、水洗いをした食器をこのアイテムの中に入れておくことで虫などを寄り付かせることなく空気での自然乾燥を行うことができるのです。使わない時は折りたたみ収納もできます。
キャンプ収納のコツ⑧オフシーズン・家での収納保管
シーズン中はご紹介したような方法でアイテムを活用すればよいですが、キャンプを行わないオフのシーズン中の収納アイテムの扱い方も抑えておくことをおすすめします。キャンプ収納用のアイテムというだけでなく、自宅内でも同じ方法で活用をすることができるアイテムは数多くあります。
保管場所の環境に注意する
まずオフシーズンで何にも使用しない時ですが、保管する場所の環境には十分注意しましょう。収納用のアイテムというのは便利ではありますが、大きめのサイズのものも多くラインナップしておりいざ使用しない時期になるとそのサイズがあだとなって保管場所に困ってしまうこともあります。
そして、置く場所が自宅にないからといって車のトランクの中などにそのままの状態で置いておくというのはいけません。閉鎖的な空間であるため通気性が悪く、カビや夏場の紫外線などで劣化していってしまうからです。なのでそういった場所は避け、場合によっては防虫剤なども用意しておきましょう。
ラックやボックスで並べて保管
おすすめしたい保管の方法としては、ラックアイテムやボックス系統などで並べての保管です。サイトでの荷物分けで使用シーンに合わせてカテゴリー分けをして収納すると紹介しましたが、こちらでも同じ要領です。見やすく収納しておけば取り出しやすいですし、紛失の防止などにもつながるのです。
インテリアとして収納保管
前述しました通り、アウトドア用の収納アイテムを自宅内でも活用する方法はいろいろとあります。例えばインテリアとして活用したり、本来の用途通り物の収納に使ってももちろん良いです。ラックであればそれもしやすいでしょうし、今まで以上に自宅をスッキリすることへとつながるでしょう。
一か所にまとめてアイテムを保管するのもアリ
インテリアなど自宅でアウトドア用のアイテムを活用するというのも多いにアリですしおすすめできるのでご紹介をしたのですが、生活の中でいろんな場面でアイテムを活用するというのはいざシーズンになってそれらのアイテムが必要になった時に困ってしまいます。
ですので、サイズや用途などで置き場所を区別したり、無理に生活の中で活用できないかと考えることなく、一か所に保管場所を設けてそこにすべて収納しておくというのもアリです。シーズンになって使用する時に方々からかき集めて準備に手間がかかることもありません。
快適なキャンプは上手なキャンプ収納から!
キャンプで活用したいアイテムやテクニックなどをご紹介しました。色々といい連ねてきましたが、収納についてはどんなアイテムを使うか分かりませんので実際にやってみなければ分かりません。ですので、自分で収納のアイデアを試してみたり工夫を行うことでどんどんテクニックを身に着けていきましょう。
そうやって実践の中で収納の技術を磨くことで、実践的な方法をたくさん思いつくことができたりするものです。自分で収納を工夫し試行錯誤するというのもまたキャンプ好きであれば楽しくなることでしょうから、まずは実践あるのみというところです。