トルテュライトが廃盤で在庫限り?傑作テントの魅力と最新後継モデルは?

トルテュライトとほぼ同じくらいのサイズで、スペックが少し良くなっており、価格もかなり安くなっている、この「エルフィールド」。今回生産終了となるトルテュライトの後継機種として開発されたことが分かります。

エントリー2ルーム エルフィールドのスペック

  • エントリー2ルーム エルフィールド TP-880
  • 4人用
  • 幅315~380cm×奥行600cm×高さ210cm
  • 重量:15.5kg
  • メーカー希望小売価格 ¥79,800
スノーピーク(snow peak) エントリー2ルーム エルフィールド TP-880

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トルテュライトとエルフィードのスペック徹底比較!

惜しまれながらも廃盤になってしまった名作テント「トルテュライト」と、今回新しく発売された新鋭テント「エルフィールド」ですが、果たしてどちらが「買い」なのでしょうか。両者を徹底比較してみました。

コスパの良さではエルフィールドが圧勝!

トルテュライトが12万8000円だったのに対し、エルフィールドはなんと破格の7万9800円で、トルテュライトより5万近く安く購入することが可能です。コストパフォーマンスの良さでは、エルフィールドの圧勝と言ってよいでしょう。

サイズはどちらもほぼ同じ

トルテュライトの大きさは、幅360cm×奥行580cm×高さ205cmとなっています。一方のエルフィールドは幅315~380cm×奥行600cm×高さ210cmです。双方に若干の違いはありますが、ほぼ同じ大きさといってよいでしょう。

したがって、エルフィールドの収容人数も、トルテュライトと同じ4人家族を想定しているといっていいでしょう。どちらもコンパクトかつファミリーで広々使える、ちょうどよい大きさだと言えます。

重さはエルフィールドが300g軽い

トルテュライトの重量は15.8kgであったのに対し、エルフィールドの重量は15.5kgです。エルフィールドのほうが、少しだけ軽量化しています。車での運搬を想定している場合は気にしなくてよい差だと思いますが、少しでも軽くしたいという人はエルフィールドの方が良いかもしれません。

ちなみに、トルテュライトと同じ大きさのトルテュProの重量はなんと24.0kgもあります。そのことを考慮すると、エルフィールドとトルテュライトは、どちらも十分軽く、使いやすいテントであることは言うまでもありません。

設営にかかる時間はエルフィールドに軍配

トルテュライトの平均的な設営時間は、大人2人で40分~1時間程度ですが、エルフィールドはそれより短い30分ほどでの設営が可能となっています。時短が可能となった要因は、フレームの形状にあります。

エルフィールドのフレームは、スノーピークのエントリーキャンパー向けのテント「ヴォールト」と同じアーチフレーム形状を採用しています。このフレームを採用することで、シンプルで簡単な設営が可能となっているのです。

エルフィールドの設営方法

設営はヴォールトと似ています。4本のフレームとリッジポールを本体に取り付け、シェルターの前と後ろをペグで固定します。この時点でテント自体は自立します。最後に、テントの各コーナーとロープをペグダウンすることで、あっという間に設営が完了します。

耐水圧はどちらも安心のスペック

キャンパーがある意味最も気にする項目は、テントの耐水圧かもしれません。あまりに耐水圧が低いテントは、雨の侵入や地面からの水分を防ぐことができない為、寝袋やテント内の物が濡れてしまい使い物になりません。

そんな気になる耐水圧ですが、トルテュライト・エルフィールド共に1800mmの耐水圧となっています。一般に、耐水圧が1500mm以上あれば強い雨でも防ぐことができるので、トルテュライト、エルフィールド共に極端に強い雨でない限り浸水の心配はありません。

耐水圧の目安について

ちなみにキャンパーであれば知ってる人も多いと思いますが、耐水圧とは、テントがどの程度の雨まで浸水せずに耐えることができるかの指標となる数値で、テントであれば500mmで弱い雨まで、1000mmで中程度の雨まで、1500mm以上で強い雨まで対応可能であると言われています。

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