レイサ6とはどんなテント?
ノルディスクのテントやキャンプギアは、キャンパーであれば必ず一度はあこがれる存在であると思います。今回はそんなノルディスクの中でも特に人気の高い「レイサ6」についてご紹介します。レイサ6とはどんなテントなのか、そしてどんな魅力があるのかを解説します。
ノルディスク レイサ6
レイサ6は、ノルディスクから北欧発のアウトドアブランド「ノルディスク」から発売されているテントです。6人まで利用可能なトンネル型の2ルームテントで、その使いやすさ、品質の高さ、そしてかっこよさからキャンパーから多大な支持を受けています。
ブランド力と居住性が生み出す心地よさ
レイサ6の最大の魅力は、ブランド力と高い居住性が生み出す「心地よさ」だと言えます。広々とした居住空間はお子さんの多い家族や身長の高さい男性でもストレスなく使うことができます。2つのインナーテントやフロントと両サイドについているドアを活用することによって、様々なシーンに対応することができます。
レイサ6のスペック
- ノルディスク レイサ6
- 6人用
- トンネル型2ルームテント
- 最大幅295cm×最大奥行645cm
- 本体価格 155,000 円
レイサ6はピル6の後継モデル
ノルディスクのレイサ6は、2013年まで販売されていた「ピル」というテントの後継モデルです。両者、構造やスペックはほとんど変わりません。敢えて違いを挙げるとすれば、ピル6の色がベージュだったのに対し、レイサ6(通常版)の色はグリーンだということでしょう。ちなみに上の写真はピル6です。
レイサ6のサイズ感をまずチェックしてみよう!
前章では、レイサ6の最大の魅力は高い居住性であるとお伝えしましたが、具体的に、レイサ6のサイズ感はどれくらいなのでしょうか。今回は、「広さ」「高さ」「収納時のサイズ」の3つの視点からレイサ6のサイズ感について解説していきます。
広さはどうか?
レイサ6の幅は、一番広いところで295cmあります。家族で幕内で食卓を囲んだり、ゆっくりくつろいだりすることができ、テントの中とは思えないほど広々と使うことができます。一番狭いところでも195cmありますので、男性がテントの長手方向に対して横向きに寝ることも十分可能です。
高さはどうか?
レイサ6の高さは、一番高いところで210cmもあり、男性が立ち上がって作業することが可能です。寝袋を開封・収納したり、食事の準備をしたりする際も狭さを感じることはほとんどないでしょう。トンネル型なので極端に高さが低いところもなく、有効にスペースを使うことができます。
収納時はどうか?
レイサ6の収納時の大きさは、約35㎝×70cmで、大きめのダッフルバック程度です。6人用のテントであることを考えると、そこまで大きくなくコンパクトに収納できます。車での移動であれば全く問題ありません。バイクや自転車で運搬する人は少ないと思いますが、その場合ははちょっと厳しいかもしれません。
レイサ6が大きすぎる、そんなあなたはレイサ4
「レイサ6が大きすぎてスペースを持て余してしまう」「収納時のコンパクトさを重要視したい」という方におすすめなのが、ノルディスクのレイサ4。サイズは幅230cm、奥行495cmとレイサ6より一回りコンパクトです。高さは、レイサ6より20cm低い190cm。収納時は25cm×60cmまで小さくなります。
レイサ6の魅力①圧倒的な存在感
ここからは、レイサ6の魅力について項目ごとに解説していきます。テントそのものの大きさとノルディスクのブランド力が生み出す「圧倒的な存在感」は、レイサ6の大きな魅力の一つであり、キャンパーの憧れの存在といえるでしょう。
ノルディスクブランドと希少性
他のリーズナブルなブランドのものと比較すると、ノルディスクのテントのシェアは高いとはいえません。だからこそ、ノルディスクのテントを所有するということは高いステータスであり、特別な存在感を放つことができると言えます。
レイサ6の魅力②設営のしやすさ
レイサ6の魅力は、ただ単にかっこよくて目立つ・広くて使いやすいというだけではありません。テントには必ず必要な「設営」という面においても、レイサ6はこだわって作られています。今回はレイサ6の設営のしやすさと設営の方法について紐解いていきます。
ポールを通し穴に通す簡単構造
テントには大きく分けて2種類の設営方法があります。一つは吊り下げ式、もう一つはポール式です。レイサ6は、ポールに穴を通すだけで設営することができるポール式のテントです。ペグが40本と少々多いですが、慣れれば設営もそこまで難しくはありません。
設営方法を動画でチェック
レイサ6はかなり大きめのテントですが、慣れてさえしまえば動画のように一人で設営することも可能です。また、黄色のポールは黄色の穴に、といったように色分けがされています。これによって、設営の際にポールの通す場所を間違えてやり直す、なんてミスも減らすことができます。
レイサ6の魅力③十分な基本性能
キャンパーがギアを買う際に最も注目するといっても過言でないのが、ギアのスペックでしょう。レイサ6は十分な基本性能と高い品質を備えており、安心して使用することができます。今回は、耐水・耐風などスペックの面からレイサ6の魅力について解説していきます。
雨でも安心の耐水圧3000mm
レイサ6のフライシートの耐水圧は、3000mmです。この耐水圧であれば、強い雨が降ってもフライシートから浸水してくるということはありません。また、フロアの耐水圧は8000mmとかなり高めに設定してあり、床面からの浸水などの心配もありません。
風速17.5mの強風テストもクリア
上の動画は、レイサ6がどれほどの風まで耐えれるかを実験した動画です。レイサ6は、動画にある通り風速17.5mというかなり強い風でも耐えることができます。風速15mを超えると真っすぐ立つのが厳しいレベルですので、さすがにその環境でキャンプをする人は少ないかと思いますが、レイサ6はそれほどの風にも耐えます。
レイサ6の魅力④使い勝手の良いインナーテント構造
レイサ6にはインナーテントが付属しています。インナーを付ければ2ルームテントとして、インナーを外せば大空間のシェルターとして活用することもできます。今回は、レイサ6の特徴的なポイントの一つである「インナーテントの構造」について解説します。
インナーテントは大小2つ
通常、2ルームテントといえば、インナーテントが1つ付属しており、テント内を2つの空間に仕切るというのが一般的だと思います。しかし、このレイサ6は、インナーテントを大小2つ取り付けることが可能です。大きい方には4人就寝可能、小さい方には2人まで就寝可能です。これにより、様々な使い方が可能となります。
例えば、6人で寝泊りするときはインナーテントを2つ設置して寝室を多めにとることもできますし、2人でのキャンプなど寝室にそこまで広さを必要としない場合は、インナーテントを1つにして、その分リビングスペースを広くとるなどの使い方ができます。