ノースフェイスの偽物があるの知っていますか?
ノースフェイスといえば、アウトドア製品に限らずストリートファッションスタイルでもよく目にする有名な海外ブランドです。学生から社会人まで幅広い層から愛用されていますが、実は偽物が多く存在することをご存知でしょうか。
人気ブランドはコピーされやすい
人気が高ければ高いほど購入者も多い為、目をつけられやすく、偽物が多く出回る傾向にあります。近年はコピー技術も上がり、一見すると本物とそっくりな物が増えてきましたので、騙されて購入してしまう人は後を絶えません。
アジア圏はコピーのメッカ?!
中国、ベトナム、タイ等はコピーのメッカとして有名です。アジア圏の多くでは、当たり前のようにコピー商品が販売されています。しかし、正規品でも一部を除いて中国等の工場で生産されているので、必ずしも全て偽物というわけではありません。
ノースフェイスが人気ブランドである理由
アウトドアブランドであるにも関わらずアウトドア以外でも利用される事が多く、世界中の人々から支持されています。どうしてそこまで人気が高いのか、ノースフェイスが人気ブランドである理由や魅力等を詳しくご紹介します。
社名の由来
正式名称「THE NORTH FACE」は、1968年に創られたアメリカ発祥のアウトドアブランドです。社名は登山の時に北側の方が難しいといったアウトドアブランドらしい理由からつけられています。リュックやマウンテンパーカー等のアウトドアに関する商品を製造、販売しています。
質が良い
ファッションブランド製品に比べると高価ですが、本来アウトドア用の製品という事もあり耐久性や保温効果といったハイスペックな機能が多く、しっかりと作りこまれた縫製や生地など非常に質が良いのが特徴です。長く愛用することができます。
シンプルなデザインで日常使いしやすい
シンプルかつスタイリッシュなデザインが多く、アウトドアシーンだけでなく日常使いしやすい点が人気に火を着けました。汎用性かつアウトドアブランドならではの技術が織り込まれており、その使い勝手の良さは非常に魅力的です。
ノースフェイスの偽物が出回っている場所
主にアジアを中心としてコピー商品が売られていますが、日本国内で購入したからといって、必ずしも安心とは言えません。実は日本国内でも至るところで偽物が出回っていますので、購入する際には十分な注意が必要なのです。
メルカリ・ヤフオクは要注意
メルカリやヤフオクは個人間での取引の為、コピー商品売買の温床になっているので特に注意が必要です。出品者もコピー商品だと気付かないで出品している場合もあれば、悪意をもって出品している場合もあります。購入時にはよく確認しましょう。
通販(Amazon・楽天)も出品者は要確認
アマゾンや楽天などの大手通販サイトは安心かと思いきや、実は必ずしも安全とは言い切れないのが現状です。必ず出品者情報を確認して、公式や提携ショップからの購入を心掛けましょう。公式以外で購入する場合は、大手販売店以外では購入しない方がよいでしょう。
ノースフェイスの偽物と本物の見分け方①タグ
知らず知らずのうちにコピー商品を購入してしまわないように、正規品との違いをしっかり把握しておきましょう。ブランドは至るところに独自の特徴が出やすく、比較の対象となります。まずは、タグの部分からよく見ていきましょう。
縫い付け方が雑
全体的に縫い方が雑なのも特徴のひとつです。タグそのものも糸が飛び出していたり、皺が寄っていたりと、粗悪品が多く見受けられます。また、正規品の内側にあるタグは絹のような柔らかさで手触りが良いので、触ってみるとすぐに違いに気付くでしょう。
国内正規品ならGORLDWINの連絡先
ノースフェイスの国内商標権はすべて株式会社GORLDWINが買い取っているため、正規品には必ずGORLDWINの連絡先であるカスタマーサービスセンターの電話番号が記載されています。連絡先が記載されていない場合は、正規品ではありません。
洗濯表示
商品にある内側タグには、必ず使用された素材や洗濯表示が記載されています。また、メンテナンスの仕方が細かく記載されているのも特徴です。変な日本語になっていたり文字のバランスが悪い場合は、コピー商品の可能性があります。
ホログラム加工
ホログラム加工がなされているかどうかも、判断する材料のひとつです。正規品のタグには、ブランドロゴが押されたホログラム加工がなされています。ホログラム加工がされていない場合は、偽物であると判断してもよいでしょう。
ノースフェイスの偽物と本物の見分け方②ファスナー
小さくて見えにくい部分なので見落としがちですが、ファスナー部分も注意深く確認しましょう。コピー商品は手間や費用の関係からか細かい部分まで作りこまれていませんので、正規品との違いは一目瞭然です。比較的分かりやすい部分だと言えます。
YKKかどうか
国内の正規品で使われているのは、ほぼ大手ファスナーメーカーであるYKK社です。コラボレーション商品や一部を除いてYKK以外のメーカーはほとんど使用されていませんので、他のロゴが刻まれている場合やロゴがない場合は偽物の可能性があります。
安っぽい作り
本物に使われるYKK社のファスナーに比べて、偽物のファスナーは貧弱で安っぽい作りになっています。滑りが悪かったり、生地を噛んでしまうこともあります。また、つまみの部分が曲がってしまうといった粗悪品も多いです。
字がつぶれてよく見えない
パッと見るとロゴマークがYKKと刻まれているように思える場合でも、よくよく見れば文字が潰れていてYRRだったなんてこともあります。正規品の場合はハッキリYKKと刻まれているので、見間違えることはあり得ません。
ノースフェイスの偽物と本物の見分け方③ロゴ
ロゴに関しても見分ける方法として有効ですので、注意深く見ていきましょう。刺繍技術等の進化によって本物と見分けがつかない商品もありますので、十分注意が必要です。ロゴの見分け方について、ポイントに絞ってご紹介します。
正規品は左!
正しいロゴは必ず左側にブランド名である「THE NORTH FACE」の文字が、右側にアーチ状に描かれた三つのドームが刻まれています。ロゴの位置が商品の正面や後ろ等どこにあったとしても、ブランド名が左側以外に記載されていたら正規品ではありません。
刺繍が雑
注意深く見ていくと、ロゴの刺繍状態にも違いがあります。本物はしっかりした刺繍で、文字がくっきりと見えます。コピー商品は全体的に糸の量が少なく滲んだようになっており、粗悪品の場合は糸が垂れていたり文字間を繋ぐような刺繍糸が見えることもあります。
ゴアテックスのマークにも注目
ゴアテックスを採用した製品の場合は、ゴアテックスのマークにも注目しましょう。ゴアテックスは2016年から新デザインを適用しています。また、まこれではタグ付けされてたロゴが、2019年から販売される商品は生地にそのままプリントまたは刺繍されるようになりました。新旧どちらのデザインも把握して、誤解のないようにしましょう。