テルシオペロ恐怖の猛毒!壊死して足切断!?20分で死に至る毒性とは

噛まれると20分で死に至る南米に生息するテルシオペロについて解説。テルシオペロの生態や毒性に触れ、噛まれた箇所が石化するように壊死していく様子など、閲覧注意の画像を交えながら詳しく解説!また番外編としてテルシオペロ以外の毒蛇や、日本に存在する毒蛇についても紹介します。

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写真、自転車、釣り、登山、キャンプといったアウトドアが好きです。オカルトや不思議な話についても興味があり調べています。

猛毒テルシオペロの生態

日本ではあまり耳馴染みがなく、知らない人も多いかもしれません。しかし中南米ではアメリカハブの中でも特に危険な蛇として名高く、遭遇すれば成人男性ですら一目散に逃げ出してしまうほど、人々から恐れられている存在です。

テルシオペロの体長

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クサリヘビ科に属し、全長100cmから200cm程あり最大で2.5mまで成長します。メスのほうがオスよりも大きく、成長後の体重は6kgにも及びます。ガラガラヘビなどたくさんの種類が存在する中央アメリカでも、最も大きいサイズの蛇とされています。

テルシオペロの生息地

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熱帯蛇とも呼ばれ、主に湿気の多い熱帯雨林や森林地帯を好んで生息しています。樹の上や地上といったあらゆる場所で活動が可能で、人里に降りてくることもあります。その為、屋外はもちろん屋内での遭遇率も非常に高いです。

テルシオペロの身体的特徴

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茶褐色の体色で、ダイヤのように見える大きな斑紋が特徴です。シャープな三角形の頭部には2.5cmにも達する毒牙があり、側頭部には鋭い目へ繋がるように黄色の筋模様があります。成長後よりも、幼い頃のほうが色が鮮やかです。また、オスだけ尾の部分が黄色いといった特徴があります。

テルシオペロの生態

非常に強力な猛毒を持つ存在として人々に恐れられていますが、こちらから刺激しなければ、あまり日中に襲われることはありません。それは、本蛇の持つ特徴や生態が関わっています。猛毒から身を守るためにも、まずは生態を知っておきましょう。

テルシオペロは夜行性

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テルシオペロは夜行性のため、日中は物陰や茂みに身を潜めています。落ち葉の下に隠れていることもあり、体色が濃褐色ということもあって、存在に気付かない場合もあります。とはいえ、夜間でも誤って刺激してしまえば途端に攻撃的になりますので、十分注意が必要です。

テルシオペロの獲物

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主に小型の哺乳類から鳥類、カエル等の爬虫類を捕食しています。しかし、熱帯雨林に存在するムカデといった節足動物を食べることもありますので、動物食で、かなりの雑食です。ほとんど餌に貧窮することはないでしょう。

ハンティングの方法

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蛇には鼻の下にピット器官と呼ばれる赤外線感知器官が存在し、夜間でも獲物を見つけることができます。獲物を見つけるとすかさず毒牙を突き刺して、一瞬のうちに毒を打ち込みます。毒を打ち込んだらすぐさま元の体勢に戻り、新たな獲物を仕留めるべく牙を光らせます。

猛毒テルシオペロの毒性

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いよいよ本題である毒性について触れていきます。世界には約3000種類もの蛇亜目が存在しますが、そのうち約25%が毒蛇だとされています。その中でもテルシオペロが恐ろしいとされている理由は、やはりその猛毒性です。

テルシオペロの毒性は出血毒

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