作り方は牛乳パックと同様の工程で種をいれ混ぜておきますが、ヨーグルトメーカーを使う際には、作る時との設定に注意が必要です。失敗しないように把握しておきましょう。
カスピ海ヨーグルトに合った温度設定に注意
自家製でヨーグルトを作るときの通常の適温は40度前後となっていますが、カスピ海ヨーグルトは40度前後になってしまうと固まりにくくなり菌が弱ってしまいます。そのため設定温度が30度以下(25~27度が好ましい)で設定できるものか、カスピ海ヨーグルト専用を使います。
カスピ海ヨーグルトの作り方④豆乳で作る
豆乳を混ぜてカスピ海ヨーグルトを作ることも出来ます。手作りや大豆固形分6%無いもの、果汁入り以外のものを使い豆乳7:牛乳3の割合で混ぜて使うことで、固まらないということを防げます。使用する種は粉末ではなく牛乳でヨーグルトから作ったものを使うことで発酵を弱めることがなくなります。
作り方
- 使用するビン・スプーンは熱湯消毒をしておきましょう
- 豆乳7(350ml):牛乳3(150ml)を合わせ種ヨーグルトを入れよく混ぜ合わせてください
- フタをし25度程度で24時間ほど発酵させ完成です
- 季節や気温により時間、温度の調整をし様子をみてください
- 完成後は冷蔵庫へすぐ入れましょう
カスピ海ヨーグルトを上手に作るコツ
失敗しないで上手に完成させるためには、ポイントを抑えておくことが大切です。作業工程で注意したいポイントを確認しておきましょう。
種ヨーグルトの入れすぎは逆効果
種ヨーグルトが多く入れたほうが、早く固まるのではないかなどと思って必要以上に種をいれてしまうと、逆に固まらなくなってしまいます。牛乳500mlに種は150g程度の3割の量が適量です。それ以上の種量を入れてしまうと固まりが悪くなります。
季節ごとの温度管理に気を付ける
発酵に適した温度はカスピ海ヨーグルトの場合20度~30度となっています。30度以上になってしまうと、菌が弱り腐りやすくなってしまい失敗してしまいます。そのため、季節に応じた発酵環境に注意が必要です。暑い時期は、発酵時間も縮み6時間ほどで固まります。日の当たらない場所や室内温度をエアコンなどで調整していきましょう。
また、寒い時期は発酵時間が長くなる可能性もありますので、様子を見て確認しましょう。室内温度が低い場合などは、黒のビニール袋などに入れ日の当たる窓際などに置き温度調整をしてください。レンジや直火、コタツなどは間違えても使わないようにしてください。