カスピ海ヨーグルトの作り方は超簡単!牛乳パックでもOKのお手軽レシピ紹介

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適温で1日放置後、ビンに水滴がついた状態になりビンを傾けてみて固まっていたら完成です。1週間ほどを目安に食べ冷蔵保存してください。植え継ぎ用でよける場合は、熱湯消毒した別のビンに食べる前のものを入れ発酵してしまわないよう冷蔵庫へすぐ入れ1週間以内に次のヨーグルトを作りましう。

カスピ海ヨーグルトの作り方②牛乳パックで作る

容器として牛乳パックをつかいます。作業をするときは雑菌の進入などの心配もありますので、牛乳パックは使いきりで繰り返し同じものを使わないようにしてください。

①牛乳パックを開けて種を入れて混ぜる

ビンと同様の牛乳(500ml)が必要です。パックの状態をそのまま使うので、パックの口を開け粉末状の種もしくは植え継ぎ用で取ってあった種を入れ牛乳パックの口を閉め上下に振って混ぜていきます。スプーンを使う場合は熱湯消毒は忘れずにしてください。

②雑菌防止のためパック内側は触らない

新しい牛乳パックの内側は、無菌の状態になっていますので種を入れるときは指やスプーンなどで触らないように注意して扱いましょう。ここで雑菌が入ってしまうと上手に発酵できなくなり腐ってしまったり失敗してしまう原因となってしまいます。

③口をぴったり密閉して発酵させる

牛乳パックの口は、クリップなどでキッチリ閉めて発酵をさせていきます。この時、ティッシュペーパーなどで口を閉めるとティッシュなどは目が粗いため雑菌やホコリなどが入りやすい環境になってしまい失敗してしまう原因になってしまいますので注意してください。適温25度で24時間ほど発酵させます。

カスピ海ヨーグルトの作り方③ヨーグルトメーカーで作る

作り方は牛乳パックと同様の工程で種をいれ混ぜておきますが、ヨーグルトメーカーを使う際には、作る時との設定に注意が必要です。失敗しないように把握しておきましょう。

カスピ海ヨーグルトに合った温度設定に注意

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自家製でヨーグルトを作るときの通常の適温は40度前後となっていますが、カスピ海ヨーグルトは40度前後になってしまうと固まりにくくなり菌が弱ってしまいます。そのため設定温度が30度以下(25~27度が好ましい)で設定できるものか、カスピ海ヨーグルト専用を使います。

カスピ海ヨーグルトの作り方④豆乳で作る

豆乳を混ぜてカスピ海ヨーグルトを作ることも出来ます。手作りや大豆固形分6%無いもの、果汁入り以外のものを使い豆乳7:牛乳3の割合で混ぜて使うことで、固まらないということを防げます。使用する種は粉末ではなく牛乳でヨーグルトから作ったものを使うことで発酵を弱めることがなくなります。

作り方

  1. 使用するビン・スプーンは熱湯消毒をしておきましょう
  2. 豆乳7(350ml):牛乳3(150ml)を合わせ種ヨーグルトを入れよく混ぜ合わせてください
  3. フタをし25度程度で24時間ほど発酵させ完成です
  4. 季節や気温により時間、温度の調整をし様子をみてください
  5. 完成後は冷蔵庫へすぐ入れましょう

カスピ海ヨーグルトを上手に作るコツ

失敗しないで上手に完成させるためには、ポイントを抑えておくことが大切です。作業工程で注意したいポイントを確認しておきましょう。

種ヨーグルトの入れすぎは逆効果

種ヨーグルトが多く入れたほうが、早く固まるのではないかなどと思って必要以上に種をいれてしまうと、逆に固まらなくなってしまいます。牛乳500mlに種は150g程度の3割の量が適量です。それ以上の種量を入れてしまうと固まりが悪くなります。

季節ごとの温度管理に気を付ける

発酵に適した温度はカスピ海ヨーグルトの場合20度~30度となっています。30度以上になってしまうと、菌が弱り腐りやすくなってしまい失敗してしまいます。そのため、季節に応じた発酵環境に注意が必要です。暑い時期は、発酵時間も縮み6時間ほどで固まります。日の当たらない場所や室内温度をエアコンなどで調整していきましょう。

また、寒い時期は発酵時間が長くなる可能性もありますので、様子を見て確認しましょう。室内温度が低い場合などは、黒のビニール袋などに入れ日の当たる窓際などに置き温度調整をしてください。レンジや直火、コタツなどは間違えても使わないようにしてください。

種ヨーグルトはどのくらい使える?

植え継ぎで作れるカスピ海ヨーグルトですが、永遠に種ヨーグルトは使って良いのかなどや、保存方法などを確認しておきましょう。

一ヶ月程度は冷凍保存も可能

1度解凍したものは再度冷凍はできませんが、種ヨーグルトとして保管するために一ヶ月以内でしたら冷凍が可能です。使用前の解凍は、自然解凍にし冷蔵庫や常温(30度以下)で解凍してください。また、解凍時分離している可能性がありますが、全て一緒に解凍後牛乳と混ぜて使ってください。

種は3ヶ月を目安に作り直す

種ヨーグルトを使って繰り返し作れますが、繰り返し作っていることで菌が弱ったり雑菌が入ってしまったりとの可能性もありますので、季節毎の3ヶ月おきには新たに種を変えていくことをおすすめします。3ヶ月経っていなくても、固まらないなどの異変があったら取り替えましょう。

作ったカスピ海ヨーグルトを使ったレシピ

完成したカスピ海ヨーグルトを、そのまま食べても勿論おいしくいただくことはできます。フルーツを入れたりジャムを入れたりとさらにおいしくいただくためのバリエーションは沢山ありますが、もう少し手を加えたレシピもご紹介していきたいと思います。

カスピ海ドレッシング

  1. ヨーグルトを半日かけて水切りしておく
  2. はちみつ6g・粒マスタード6g・塩少々・カスピ海ヨーグルト200gを全て混ぜ合わせる
  3. お好みのお野菜にかけて召し上がってください

カスピ海ヨーグルトの漬物

  1. ビニール袋を2重にカスピ海ヨーグルト45g・塩15g・砂糖50gを入れます
  2. きゅうり2本やお好みの漬けたい食材を1日漬け込みます
  3. キッチンペーパーなどでヨーグルトをふき取り召し上がってください

隠し味にカスピ海ヨーグルト

市販のカレールーで作ったカレーに、隠し味として最後にルー1箱分に対してヨーグルトを大匙2ほど入れるだけで、まろやかになりコクがでて美味しく召し上がることができます。その他にも、パスタソースとしてオリーブオイル・粉チーズ・明太子・レモン・塩胡椒にカスピ海ヨーグルトを混ぜて和えれば一味違うパスタができます。

できあがったヨーグルトのようすがおかしいときは?

完成したヨーグルトのようすがおかしいなどと感じたときには、失敗してしまったと諦め新しく作り変えましょう。どのような異変を感じたら失敗してしまったのかがわかるよう、失敗例もご紹介していきます。

失敗したかなと思ったら食べない

固まらない場合は、菌が弱ってしまっている可能性があるので食べても効果が期待できません。完成した際、表面に黄色かかった水分と豆腐みたいな固まりがある・苦い味や変な臭いがする場合、発酵が上手くできず菌が死んでしまった・雑菌が入ってしまったと思われるので食べないようにしましょう。また、種菌としても使用できません。

カスピ海ヨーグルトを美味しく食生活に取り入れてみよう!

長寿の多くいる地域で日常的に食されているカスピ海ヨーグルトは、さまざまな健康に良い効果が期待できます。体にいいのに美味しいという点も、とても食べやすく嬉しいものでもあります。習慣的な食生活に取り入れて、健康維持の予防をしていきましょう。

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