植え継ぎで作れるカスピ海ヨーグルトですが、永遠に種ヨーグルトは使って良いのかなどや、保存方法などを確認しておきましょう。
一ヶ月程度は冷凍保存も可能
1度解凍したものは再度冷凍はできませんが、種ヨーグルトとして保管するために一ヶ月以内でしたら冷凍が可能です。使用前の解凍は、自然解凍にし冷蔵庫や常温(30度以下)で解凍してください。また、解凍時分離している可能性がありますが、全て一緒に解凍後牛乳と混ぜて使ってください。
種は3ヶ月を目安に作り直す
種ヨーグルトを使って繰り返し作れますが、繰り返し作っていることで菌が弱ったり雑菌が入ってしまったりとの可能性もありますので、季節毎の3ヶ月おきには新たに種を変えていくことをおすすめします。3ヶ月経っていなくても、固まらないなどの異変があったら取り替えましょう。
作ったカスピ海ヨーグルトを使ったレシピ
完成したカスピ海ヨーグルトを、そのまま食べても勿論おいしくいただくことはできます。フルーツを入れたりジャムを入れたりとさらにおいしくいただくためのバリエーションは沢山ありますが、もう少し手を加えたレシピもご紹介していきたいと思います。
カスピ海ドレッシング
- ヨーグルトを半日かけて水切りしておく
- はちみつ6g・粒マスタード6g・塩少々・カスピ海ヨーグルト200gを全て混ぜ合わせる
- お好みのお野菜にかけて召し上がってください
カスピ海ヨーグルトの漬物
- ビニール袋を2重にカスピ海ヨーグルト45g・塩15g・砂糖50gを入れます
- きゅうり2本やお好みの漬けたい食材を1日漬け込みます
- キッチンペーパーなどでヨーグルトをふき取り召し上がってください
隠し味にカスピ海ヨーグルト
市販のカレールーで作ったカレーに、隠し味として最後にルー1箱分に対してヨーグルトを大匙2ほど入れるだけで、まろやかになりコクがでて美味しく召し上がることができます。その他にも、パスタソースとしてオリーブオイル・粉チーズ・明太子・レモン・塩胡椒にカスピ海ヨーグルトを混ぜて和えれば一味違うパスタができます。
できあがったヨーグルトのようすがおかしいときは?
完成したヨーグルトのようすがおかしいなどと感じたときには、失敗してしまったと諦め新しく作り変えましょう。どのような異変を感じたら失敗してしまったのかがわかるよう、失敗例もご紹介していきます。
失敗したかなと思ったら食べない
固まらない場合は、菌が弱ってしまっている可能性があるので食べても効果が期待できません。完成した際、表面に黄色かかった水分と豆腐みたいな固まりがある・苦い味や変な臭いがする場合、発酵が上手くできず菌が死んでしまった・雑菌が入ってしまったと思われるので食べないようにしましょう。また、種菌としても使用できません。
カスピ海ヨーグルトを美味しく食生活に取り入れてみよう!
長寿の多くいる地域で日常的に食されているカスピ海ヨーグルトは、さまざまな健康に良い効果が期待できます。体にいいのに美味しいという点も、とても食べやすく嬉しいものでもあります。習慣的な食生活に取り入れて、健康維持の予防をしていきましょう。