そもそもウキ釣りって?
ウキ釣りとはその名の通りウキとノベ竿と呼ばれる釣り竿を使って行う釣りのことです。ウキ釣りの特徴はウキの浮き沈みにより魚がかかったことが分かるという点です。アタリとも言います。構造がシンプルで初心者の方でも始めやすいことも特徴の一つです。
ウキ釣りは初心者向けの釣り方
上にも書いた通りにウキ釣りは少ない道具で始めることができ、仕掛けを作るのも糸に必要なアイテムを結びつけていくだけ。とっても簡単に釣りを始めることができます。女性や小さなお子さんでもできますよ。
ターゲット別に各種ウキ釣り仕掛けをご紹介!
ここでは5種類のターゲット別に各種のウキ釣り仕掛けの基本構成はどのようなものなのか、仕掛けアイテムは何を揃えれば良いのか紹介します。釣りをしてみたいけど何を用意すればいいか分からなくて始められなかったという方もこの記事を見て一歩踏み出してみませんか。
ターゲット別ウキ釣仕掛け①アジ
誰もが一度は食べたことのあるだろうアジ。普段スーパーで買っている魚を自分で釣って食べることができたら嬉しいですよね。ここではアジのウキ釣り仕掛けの基本構成と必要な6種類の仕掛けアイテムを紹介します。
アジのウキ釣り仕掛け1.基本構成
上の図をご覧ください。ノベ竿に道糸をつけ、道糸にウキをウキ止めで止めて、オモリにサルカンでハリ付きハリスを繋げたものがアジのウキ釣り仕掛けの基本構成になります。以下でそれぞれのアイテムを解説していきます。
アジのウキ釣り仕掛け2.必要な仕掛けアイテム
ここではアジのウキ釣り仕掛けに必要なアイテムを紹介していきます。上記のアジのウキ釣りの仕掛けの基本構成についての解説で紹介した6種類のアイテムをそれぞれ更に詳しく解説します。アジの特徴に合わせたアイテム選びをしましょう。
必要な仕掛けアイテム①道糸
素材と太さはナイロンの1号から2号がおススメ。強度でいうと表により互換性がありませんが1号で1.8Kg、2号で2.8Kgですので参考にしてください。ただメーカーや商品により違うため購入する前にパッケージなどで確認してください。安価で切れにくく比較的扱いやすいかわり寿命が早いため細目に交換が必要です。
必要な仕掛けアイテム②ウキゴム
道糸にウキを固定するときに使う道具です。ウキ止めにも沢山の種類がありますがゴムの特徴はリーズナブルで寿命が長く、きっちり固定できるのに道糸に傷をつけにくい点です。ウキが流されないようしっかり固定しましょう。
必要な仕掛けアイテム③ウキ
種類は棒ウキか玉ウキを選択して下さい。画像は棒ウキです。玉ウキは名称通り球状のウキです。浮力を考え6号から8号のものを購入しましょう。自分の仕掛けの目印になるものなので自分が見つけやすいものを購入してください。
必要な仕掛けアイテム④オモリ
タナに安定して仕掛けを垂らすためのオモリは5号から7号のものがおススメです。重さが軽いとアタリ時に掛かったアジが暴れて仕掛けが絡んでしまうので5号以上のものを探して購入してください。狙いの大きさに合わせて数を調整します。
必要な仕掛けアイテム⑤スイベル
別名サルカンとも言われます。釣り糸同士を繋げる役割を持ち、今回の仕掛けではハリス付きハリを道糸に繋げる為のものです。但し用途が多岐にわたるため繋げる為のパーツが無いスイベルも販売されています。
必要な仕掛けアイテム⑥ハリス付きハリ
魚が食いつく部分です。単品の糸に自分でハリスを括り付けることもできますが、かなりの手間がかかる為完成品の購入をおススメします。号数は6号から9号を購入してください。ハリのサイズ、太さが小さすぎると引っ掛かりにくいです。
ターゲット別ウキ仕掛け②ウミタナゴ
釣りの定番のウミタナゴです。煮付けや塩焼きにすると美味しい魚です。分布が広く、比較的釣りやすいことで有名な魚でもあります。ここではウミタナゴ釣りのウキ釣り仕掛けの基本構成と仕掛けに必要な6種類のアイテムを紹介していきます。
ウミタナゴのウキ釣り仕掛け1.基本構成
ウミタナゴのウキ釣り仕掛けの基本構成は上記の図を見てください。ノベ竿に道糸をつけ、ウキは玉ウキを5連にして道糸につけます。そしてオモリとハリ付きハリスをスイベルで繋げたものがウミタナゴのウキ釣り仕掛けの基本構造です。下記でそれぞれの仕掛けアイテムの解説をしていきます。
ウミタナゴのウキ釣り仕掛け2.必要な仕掛けアイテム
ここではウミタナゴのウキ釣り仕掛けに必要なアイテムを紹介します。上記のウミタナゴのウキ釣り仕掛けの基本構造で紹介した6種類の道具を更にそれぞれアイテムごとに詳しく解説していきます。ウミタナゴの特徴に合わせたアイテム選びを心がけましょう。
必要な仕掛けアイテム①道糸
道糸の太さは0.8号から1号、素材はフロロカーボンがおススメです。ウミタナゴはアジより小さいので号数は小さいものを選択します。フロロカーボンは傷に強く水に沈みやすいのが特徴です。しかしハリが強いため事前に癖づける必要があります。
必要な仕掛けアイテム②ウキゴム
ウキゴムはアジの仕掛けでも紹介したウキゴムとおなじものを使います。天然ゴム製のものでしっかりウキを道糸に固定できるものを選びましょう。基本的にウキゴムはどの魚でも同じものを使うことができます。
必要な仕掛けアイテム③ウキ
棒ウキでも玉ウキどちらの種類でも可能です。今回は基本構造を紹介しているので玉ウキで説明します。玉ウキの2号から3号,糸を中に通せるウキを4個から5個つけます。数をつけることで浮力を調節し、微細なアタリが分かるようにします。
必要な仕掛けアイテム④オモリ
ウキタナゴのウキ釣りでは板オモリと呼ばれる板状のオモリを使用します。シート状になっておるものと一定の大きさに切られているものの2種類あり、オモリの重さは自分で調節することになります。釣りをする場所により水面ギリギリになるように調節するのがコツです。
必要な仕掛けアイテム⑤スイベル
糸と糸を繋げるスイベル。アジの仕掛けと同様にスイベルは上下の糸が括れるような形状のものを選んで購入してください。S・M・Lのサイズ展開であればSがおススメです。ウミタナゴのウキ釣り仕掛けでは板オモリを固定している糸とハリス付きハリを繋げるために使います。
必要な仕掛けアイテム⑥ハリス付きハリ
ウミタナゴのウキ釣り仕掛けで使用するハリスは太さ0.8号から1号のものを、ハリは4号から6号のものを選んでください。大きくても30㎝以下なのでハリが大きすぎると口に引っ掛かったときに切れるので大物を狙わない限り小さめなものを使用することをおススメします。
ターゲット別ウキ仕掛け③メバル
メバルは春によく釣りやすく、冬は大物を狙える基本的に全シーズン釣れる魚です。季節によって釣る場所を工夫することが大切です。ここではメバルのウキ釣り仕掛けの基本構成と必要となる6種類の仕掛けアイテムについて紹介します。
メバルのウキ釣り仕掛け1.基本構成
メバルのウキ釣り仕掛けはノベ竿に道糸を繋げ電気ウキをウキゴムで止めとオモリとハリス付きハリをスイベルで繋げたものが基本構成です。ハリが2本ついているハリス付きハリを使うパターンもあります。以下で必要なアイテムをそれぞれ紹介していきます。
メバルのウキ釣り仕掛け2.必要な仕掛けアイテム
ここではメバルのウキ釣り仕掛けに必要なアイテムを見ていきます。必要なアイテムはメバルのウキ釣り仕掛けの基本構成でも紹介した6種類のアイテムです。それぞれの種類別に紹介していきます。夜半釣りが基本になる為道具選びに気をつけましょう。
必要な仕掛けアイテム①道糸
道糸は素材がナイロン製で1.5号から2.0号のものがおススメです。夜半釣りということで暗い中仕掛けが分からなくならないように、上の図のような派手な色であったり、暗闇の中光るようなものを購入しましょう。
必要な仕掛けアイテム②ウキゴム
ウキを止めるためのゴムです。メバル釣りは基本的に暗い時間になるため特にウキが流されてしまうと仕掛けがどこか分からなくなってしまいます。天然ゴム製の丈夫でしっかりとウキが流されないように固定できるものを使用しましょう。
必要な仕掛けアイテム③ウキ
光る電気ウキタイプが暗い海上でもアタリが分かりやすくおススメです。使用電池と寿命に注意して購入して下さい。夜はもちろんですが昼も他の人のウキと差別化できるため便利です。浮力が通常のウキと違い、サイズは中から大大を選んでください。