インナーテントを全く取り付けずに1つの大きなシェルター的な使い方も可能です。寝袋ではなくコットを使って寝る場合や、日帰りのデイキャンプの場合などは、このスタイルがぴったりだと言えます。入り口を跳ね上げたりすることでさらに解放感を得ることもできます。
また、最近流行している「カンガルースタイル」にも対応できます。カンガルースタイルとは、大きなテントの中に更に小さなテントを設営するというテントの設営スタイルです。ある意味、レイサ6の広さと高さを十分に活かすことができるスタイルということもできます。
インナーテント(大)も2分割可能
インナーテントの大きい方は4人まで就寝可能ですが、なんとこのインナーテントをさらに2人ずつの空間に仕切ることも可能です。大きい方のインナーテントを仕切れば、2人×3部屋の寝室を作るということだって可能になります。
シチュエーションに合わせてアレンジ自由
上記解説した通り、レイサ6は付属のインナーテントを上手く活用することで、様々なシチュエーションに対応することができるテントだということができます。レイサ「6」の名の通り、6人用のテントではありますが、2~3人で使った際にテント内の空間を無駄にしてしまう、といった心配はなさそうです。
Contents
レイサ6の魅力⑤便利な付属機能やアクセサリー
キャンプをしていて、「窓から虫が入ってくるのが心配…」「テントのここにちょっとした収納があれば便利なのに…」と思ったことはありませんか?レイサ6は、窓や小物入れポケットなど、キャンパーの役に立つちょっとした便利機能が多数搭載されています。
状況に合わせて使い分けできる窓
レイサ6には両側面に採光をとるためのビニール窓がついています。窓が付いていることにより、昼間はテント内適度な明るさを確保できます。ビニール窓ですので、虫やゴミの侵入も気になりません。夜や窓が要らないという場合は、フライシートをおろせば大丈夫です。
意外に便利な小物入れポケット
レイサ6のインナーテントには、12個のポケットが付いています。キャンプでよくありがちな「小物がなくなってしまう」という困りごとも、この小物入れを使えば解決です。アウトドア用品は運搬しやすいようにコンパクトになるものが多いです。大事な自分のギアをなくさないためにも、この小物入れは非常に便利です。
巻上げ・跳ね上げ自由のサイド入口
レイサ6のメインの入口は正面にありますが、テントの両側面から出入りすることも可能です。くるくると巻上げることもできますし、ポールなどを使って跳上げればタープ代わりとしても利用できます。複数人で料理の準備をしたり荷物を運ぶ際は、入り口がたくさんある方が便利です。
ちなみに、このサイドの入口は先ほど紹介した窓と一体になっています。つまり、①フルクローズスタイル、②窓スタイル、③巻上げ(跳上げ)スタイル、といった風に3パターンのバリエーションができ、シチュエーションによって使い分けが可能です。
レイサ6の特別「ベージュ」モデルとは
レイサ6にはいくつかのモデルが存在します。現行モデルではグリーン系とベージュ系の2種類があり、それぞれフライシートの素材や重さにも違いがあります。今章では、レイサ6で大人気のベージュ色モデルにスポットを当てて、グリーン色との違いなどを解説します。
大人気の日本限定ベージュカラータイプ
現在、レイサ6の現行モデルは2種類あります。オリーブっぽいくすんだ緑色がおしゃれな「ダスティーグリーン」と、落ち着いたサンドカラーが特徴の「ジャパンベージュ」です。ジャパンベージュはその名の通り、日本限定カラーで、特別仕様といってもいいでしょう。
ダスティーグリーンがポリエステル100%であるのに対し、ジャパンベージュはリップストップ素材というものが使用されています。リップストップ素材とは、ポリエステルにコットンとナイロンを混合させた生地で、強度と軽量を両立させた素材です。ジャパンベージュはダスティーグリーンと比較して100gほど軽くなっています。
在庫切れ率が高いので欲しい人は早めに
レイサ6のジャパンベージュは日本限定であることと、非常に人気なカラーであることから、常に在庫切れになっていることが多いです。最近は少しずつ生産が追いついてきているみたいですが、欲しい人は「いつの間にか生産完了になっていた!」となる前に、早めに購入することをお勧めします。
レイサ6をより快適に使うために①グランドシートの利用
テントを語る上で、どうしても無視できないのが「グランドシート」です。グランドシートはテントを汚れや破けなどから守ってくれます。大切なテントを長持ちさせるためにもグランドシートは必須のアイテムといってよいでしょう。今回はレイサ6のグランドシートについて紹介します。
テントを傷・汚れ・雨から守るグランドシート
前述した通り、グランドシートはテント本体を傷・汚れ・雨から守ってくれるアイテムです。レイサ6は決して安いテントではありません。レイサ6に限った話ではありませんが、大切なテントを長持ちさせるためにもグランドシートの使用を強くお勧めします。
レイサ6用フットプリント
レイサ6には、真ん中のインナーテントがかからない部分のグランドシートが付属しています。しかし、インナー部分のグランドシートは付属しておらず、別途購入する必要があります。インナーの汚れや破けを防ぐためにも、手に入れておいた方が良いでしょう。
破けに強い素材と、高い耐水圧が魅力
レイサ6のグランドシートは、破けや引張りに強いナイロンが使われています。また、耐水圧も10,000mmとかなり高く設定されています。レイサ6のインナーテントの床面は耐水圧8000mmと、かなり耐水性には強いほうですが、グランドシートを併用することでさらに安心感が高まります。
レイサ6用グランドシートのスペック
- レイサ6 フットプリント
- 素材:ナイロン
- サイズ:縦42×横30cm
- 重量:1.5kg
- 耐水性:10000mm
レイサ6をより快適に使うために②スカート部分のオリジナル自作
テント下からの隙間風を防いでくれる冬の必須アイテム、スカート。レイサ6には、そのスカートがありません。風の吹込みを防ぐためには、スカートを自作するなどの工夫が必要です。今回は、レイサ6のスカートを自作する際のポイントなどを紹介します。
冬の寒さ対策のテントスカート
最近、冬キャンプが流行っていますが、冬の寒さ対策にはテントスカートが必須です。スカートは、テントと地面との隙間からの吹込みを防いでくれます。テントによっては、純正のスカートが販売されている場合もありますが、少々残念なことにレイサ6にはスカートのオプションがありません。
スカート部分のオリジナル自作
ホームセンターで売ってあるビニールシートを加工すれば、意外と簡単にスカートが作れます。ビニールシートといえば、青のものが多く売られていますが、レイサ6の色味とあんまりマッチしない為、あまりお勧めしません。黒や茶色、緑色など、レイサ6の色にあった色を選ぶのがおすすめです。
破けたり、使わなくなってしまったテントを加工するのも良いでしょう。ビニールシートよりも素材の選択肢が広がりますし、要らなくなったテントの有効活用もできます。押入れに不要になったテントがある場合は、スカートとしての再利用も検討してみてください。
レイサ6テントでワンランク上のキャンプライフを送ろう!
レイサ6は、価格こそ高いテントですが、デザイン・機能性・耐水圧など、どれを取っても申し分のない素晴らしいテントだといえるでしょう。その使いやすさから、キャンプ上級者にはもちろん、初心者~中級者にもおすすめのテントです。ノルディスクのレイサ6で、ワンランク上のキャンプライフを送ってみるのはいかがでしょうか。