キャンピングマットはキャンプの必需品
キャンプングマットはキャンプの必需品ともいわれており、無いと現地で非常に困った思いをすることになります。というのも、マットがなければテント内で快適に過ごすことができず、落ち着くこともできなければ寝ることも難しくなるといわれます。どんな役割を持ち、不可欠といわれるのかを知ることから始めましょう。
キャンピングマットはキャンプの敷布団
キャンプの座布団ともいわれるマット。テント内で過ごす際に座ると思いますが、このマットがないと地面に直接座っていることと同じになり、非常に硬い地面い座ることとなります。足を崩していてもいつまでも痛い思いをするので非常に苦痛です。マットは座り心地を快適にする座布団の役割を持っているのです。
キャンプの安眠には欠かせないアイテム
座り心地実現のために必要な快適アイテムですが、必需品と言われる由縁はそれだけではありません。安眠のためにもなくてはならないアイテムだからです。その安眠に欠かせない理由としては大きく分けて二つあり、快適性と保温性能に関わります。どちらも快適な安眠においては必要不可欠な要素となるので詳しく紹介します。
キャンピングマットの効果①快適性
快適性能についてですが、先述したようにマットは地面の硬さを和らげてくれます。これは地面の凹凸と直接触れることを防いでくれ、優しく包み込んでくれるからです。意志や砂利などがあると、その上に体を預けていると痛くて仕方がありません。柔らかいマットのおかげでこの痛みを和らげてくれ、体とのクッションの役割を果たしてくれるのです。
キャンピングマットの効果②断熱・保温性
地面の凹凸からの痛み半減だけではく、断熱と保温性能も安眠には欠かせない要点です。寒さと聞くと気温の低さばかりに注意が行きがちですが、地面からの熱も関係します。夏場は熱く、冬には冷えと関係してくるのです。その地面からの熱をマットが断熱してくれることで快適なテント内の温度を保ち、寝心地をよくしてくれるのです。
キャンピングマットの種類を知っておこう
快適性能がどれだけマットに秘められているか分かったところで、色々なマットの種類についてみていきましょう。マットと一言で言ってもかなりの種類があり。数々のモデルが各メーカーから展開されています。数ある中からベストなものを選ぶためにも、まずは基本となるタイプ別に把握していきましょう。
銀マット
銀マットと呼ばれるタイプは、ごくごく一般的なテントマットといわれるタイプです。多くのホームセンターなどで取り扱われているので手に入れやすく、簡単に折り畳めたり丸めることができ、非常にコンパクトにできる点がメリットになります。また、断熱効果もあり、春や秋など、厳しい温度下でない限りはかなり広く使用できるのが特徴です。
ウレタンマット
次にウレタンマットと呼ばれるタイプですが、こちらの特徴は過酷な環境下でも対応できる断熱性能や、コンパクト性能と利便性を追求されたモデルが多数あるのがポイントです。こちらも折りたたんだり丸めることでコンパクトにすることはできますが、丈夫に作られている分上記タイプよりも少しかさばります。その分性能が高く、快適性は上になります。
エアマット
寝心地の快適性を求めるのであれば、こちらのタイプが適しています。エアーというだけあり、クッション性能は最も優れているタイプで、ポンプなどで空気を注入して使用します。空気を抜いた状態であればコンパクトになりますが、使うたびに空気入れの準備が必要になるので手軽さは上記タイプよりも劣ります。また、穴あきのトラブルなどは致命的な問題なので注意が必要です。
インフレーターマット
最後がインフレーターマットです。こちらは上記タイプの様に空気を入れて使用しますが、自分の肺活量頼みの空気注入ではありません。自動的に空気が入るような設計で、途中から自分で入れて硬さを好みに調節するというような流れになります。軽量コンパクトですが、共通するように穴などはトラブルになるので注意が必要です。
また、銀マットやウレタンタイプはサイズ展開も豊富で組み合わせも豊富にできますが、エアとインフレータータイプは少しサイズ面が自由度が低い点が挙げられるので、サイズを自由に組み合わせて臨機応変に対応したい方にはウレタンマット等の方が使いやすいかもしれません。
キャンピングマットの選び方
マットのタイプ別でそれぞれの特徴を把握することができましたが、いざ選ぶとなるとどう選んでいいのかわ変わらなくなるもので商品を決定しかねることも多々あります。そこで選び方についても紹介していきましょう。自分のキャンプに最適なものを選ぶためにも押さえておきたいポイントをピックアップしていきます。
サイトの環境から選ぶ
選ぶポイントとしては、サイトの環境をまず念頭に置くといいでしょう。テントを広げる地面はどんなタイプになるのかに合わせて選ぶということです。先ほども言ったように、マットは地面の凹凸を半減してくれ優しく体を包んでくれます。
しかし、地面がそもそも凹凸が少なく快適なのであれば、無理にクッション性の高い物でなくとも快適です。サイトに合わせて考えましょう。
芝生サイト
テントサイトが芝生なのであれば、地面の凹凸も少なく芝生の独特な柔らかさもあるのでそこまでのマットの厚さやクッション性能は必要ないと考えていいでしょう。ですので例えば銀マットやウレタンマットで比較的薄い商品でも対応できるでしょう。
もちろん季節の兼ね合いもあるので暑さや冷えが厳しい状況であれば、マット厚さも求めていくべきです。
土や砂利
テントサイトが土や砂利といった比較的硬い地面の環境ならばクッション性の高いほうが快適に座ったり寝ることができるはずです。エアマットやインフレーターマットの方がより快適になるでしょう。
しかし、その際に地面の凹凸が激しくエアマットへのダメージも心配にあるようであれば、銀マットなどの薄いマットをまず敷いて、その上にエアマットといったクッション性の高いものを敷くと安心感もあり、さらに断熱効果も高め快適になります。
キャンプの時期から選ぶ
地面の凹凸に着目した次は、キャンプ時期にも注目してみてください。キャンプをする時期が暖かいのか、あるいは寒いのかで選ぶべきマットが異なります。間違って用意してしまうとせっかくのキャンプが、寝苦しく疲れも取れないことになるのでポイントを押さえておきましょう。
暖かい時期
暖かい時期にキャンプを行う予定ならば、テントサイトに用いるマットは銀マットの様なそこまで断熱性能も高くないモデルで対応できます。もちろん、よりふかふかの寝心地を求めたいのであればエアマットやインフレーターマットでも対応は可能ですが、コストの面から考えても安価な銀マットで対応可能です。
寒い時期
反対に寒い時期でのキャンプを考えているのであれば、最も追求しないといけないのは断熱性能と保温性能です。この二つをないがしろにしておくと、冷えてしまい最悪の眠りになるので注意が必要です。ウレタンマットのような高断熱性をもち、しっかりと保温性能を持っているタイプを選びましょう。
キャンプのタイプから選ぶ
快適性能と同じくらい無視できないのがキャンプのタイプによるマットの選び方です。キャンプのタイプによっては、持ち運べる荷物の量に限界があります。マットは基本的にはコンパクトにはなりますが、かさばるものもありますし、空気を入れて使用するのであればポンプなども持つ必要があります。
どんなキャンプタイプで実施するのかにも合わせて選ぶ必要があります。