早朝から海に出る場合などは半袖インナーに長袖のウインドブレーカーなどを重ね調節できるようにしましょう。日中は強い日差しや高い気温、紫外線対策が必須です。熱射病にならないように日射しをブロックでき、同時に汗やこもった熱気を逃がせる素材を選ぶこともとても大切です。日焼け止めより効果がある素材のインナーもあります。
シマノ サンプロテクション ロングスリーブシャツ IN-061Q
強い日差しから肌を守りながら快適なフィッシングができるストレッチの効いたロングスリーブシャツ。SPF50+のUVカット効果と、海水を浴びてもすぐ乾く吸水速乾素材。腕に入ったロゴがワンポイントになってシンプルながらデザイン性も高くおすすめです。ホワイトやブラックの他、カモフラージュ柄もあります。
- サイズ:S/M/L/XL/2XL/3XL/4XL
- 素材/ポリエステル90%、ポリウレタン10%
- SPF50+
シマノXEFO・クイックドライショーツ PA-292Q
軽量で速乾性が高く肌にまとわりつかず、よく動かす部分には高ストレッチ性の素材を使用、柔らかく快適な着心地のドライショーツです。右側のポケットの内側にプライヤーを収納できます。ウエストフックは薄型でウェーダーの下に着ても違和感がありません。ネイビーの他、しゃれたデザート×スカイブルーの配色もありデザイン性も高いです。
シマノXEFO・クイックドライショーツ PA-292Qのスペック
- 共通素材/ナイロン94%、ポリウレタン6% 部分:ナイロン84%、ポリウレタン16%
- サイズ:M/L/XL/2XL/3XL
ダイワ トリアセテート偏光グラス グレー DN-8307
強い日光の乱反射をコントロールしギラつきを抑える偏光グラスは夏の釣りを快適にしてくれます。スポーツモデルのこのサングラスは紫外線透過率が0.1%。また薄くて軽くキズも付きにくい両面ハードコート仕上げ、ノーズパッドは可動式でフィット感も高くおすすめです。スタイリッシュでデザイン性の高いトリアセテートレンズのサングラス。
ダイワ トリアセテート偏光グラス グレー DN-8307のスペック
- カラー:グレー
- 偏光度(%):99
- 可視光線透過率(%):20
- 紫外線透過率:0.1%以下(99.9%以上カット)
船釣りの服装の選び方③秋
真夏の暑さも和らいで過ごしやすくなる季節ですが、油断すると快適なはずの船釣りも楽しめなくなったりするのでポイントを押さえて臨みましょう。寒暖差と予想外の気温の上昇などに対応できるような服装選びが大切になる季節です。
秋の船釣りはインナーと靴がポイント
秋になるとしのぎやすい感じがしますが、日射しの強い日は夏並みの気温になったり、冷え込むと肌寒い不安定な季節です。アウターだけでは調節が難しいこの季節は、暑いときは1枚で、肌寒いときは重ね着ができる通気性が良くUVカット機能の付いたインナーを着ると対応できます。靴も水が入りにくい丈が少し長めのものに替えていきます。
ダイワ ロングスリーブドライシャツ DE-96008
まだ気温がそれほど低くない時に適したUVカット機能のある吸水速乾インナー。ライフジャケットやベストを重ねた時に擦れやすい肩に摩擦に強い生地を補強、柔らかい素材でストレッチ性がありながら締め付け感がないので、長い時間着用していても快適でおすすめです。親指用のループが付いています。
ダイワ ロングスリーブドライシャツ DE-96008のスペック
- カジュアルテイストの機能シャツ
- 素材 ポリエステル100%
- サイズ:M/L/XL
- サイズ 身長(cm):M 167~173/L 172~178/XL 177~183
- サイズ チェスト(cm):M 89~95/L 93~99/XL 97~103
- サイズ ウエスト(cm):M 75~81/L 79~85/XL 83~99
- UVカット:有害な紫外線を遮断する素材を使用することで、素肌を日焼けから守り、肌トラブルを未然に防ぐ
ザ・ノース・フェイス ウォームクルー L/S
アメリカの老舗ブランド ’ザ・ノースフェイス’の朝晩冷え込むようになった頃に活躍する機能性インナー。インナーとしては高めの価格ですが、肌触りも良く、保温性も高く、暖かいと感じたら1枚でカットソーとして着ることもできるデザインでおすすめです。
- メイン素材: ポリエステル
- 素材構成: Thermolite(R)光電子(R)MAXIFRESH(R)ベアー天竺(ポリエステル81%、再生繊維(マキシフレッシュ)14%、ポリウレタン5%)
- SIZE:S 肩幅:36 袖丈:57 身幅:41 着丈:70.5
- SIZE:M 肩幅:39 袖丈:58.5 身幅:43 着丈:73.5
- SIZE:XL 肩幅:43 袖丈:64 身幅:48 着丈:80
- SIZE:S 肩幅:36 袖丈:57 身幅:41 着丈:70.5
- SIZE:M 肩幅:39 袖丈:58.5 身幅:43 着丈:73.5
- SIZE:L 肩幅:40 袖丈:60.5 身幅:44 着丈:76
- 素材: ナイロン70%、ポリウレタン30%
シマノ デッキブーツ ショートタイプ FB-065N
フラットソールで濡れた船の上でも優れたグリップ力を発揮し、しっかり踏ん張れるデッキブーツです。ムレを抑え、甲の高さも高くないので中で足指が泳ぐことなく快適にフィットします。まだ保温性もそれほど必要ない季節には長さも素材も適しています。シンプルで品質の良くリーズナブルな物が欲しいという人におすすめです。
船釣りの服装の選び方④冬
同じ釣りでも、沖で行う船釣りでは特に厳しい季節です。低温、吹き付ける冷たい海風で体感温度も下がります。アウターを着るだけではしのげなくなる季節なので、インナーも保温性のあるものに変えて足元や手元もしっかりガードするようにして臨みましょう。ヒーター内蔵のウェアなども最近売られていて、冷えを緩和してくれるアイテムです。
冬の船釣りは防寒対策をしっかりとしよう
気温も低くなり、海の上という厳しい環境下で体温が下がってしまう冬は防寒対策が重要なポイントです。冷え対策として共通する手・足元や寒風対策の他、保温プラス透湿性の高い素材のインナーや、ヒーター内蔵のベストなどを重ね、寒風をシャットアウトしてくれるアウターを着用しましょう。また、首元や手首も忘れずに保温したいものです。
保温性をアップしてくれる優れたアイテムをご紹介
冬の船釣りにあるといいアイテムは他の季節に比べて増えますが、最近は機能性がアップして、より快適により暖かく釣りができるものがあります。アイテムや商品をいくつか見ていきましょう。いろいろなメーカーから数多く販売されていますが、ネットで人気の高いものをピックアップしていきます。
シマノ ブレスハイパー+℃ストレッチハイネックアンダーシャツ(極厚タイプ)
空気層をたっぷり含み、驚異的なボリュームを実現した5mmの超極厚素材仕様、肌触りは柔らかな特殊裏起毛になっているインナーです。軽くてとても柔らかいので長時間釣りをしていても快適に過ごせます。また、汗ばんだときには、気化熱で体が冷えるのを防ぐ素材を使用、肌に触れる面はサラッとしています。
ストレッチ素材で締め付けの少ないフィット感、肌ざわりのよいフラットシーマーという仕上げになっています。アクリルですが、気になる静電気を押さえる静電機能もついています。抗菌・防臭効果もあります。価格はインナーとしては少し高めになっていますが、機能性と快適性を考えると一枚持っていてもいいインナーと言えます。
ヒーター内蔵ベスト ぬくさに首ったけ SHV-02 M ブラック コードレス
保温性の高いインナーにフリースなどを重ねてアウターを着ても、まだまだ寒さを感じる、という人や、過酷な条件下で船釣りをしたい人におすすめなアイテムです。寒さを感じやすい首の後ろや背中部分にヒーターを内蔵、腰まで暖まります。さらに遠赤外線効果もあります。寒がりでない人はヒートテック系のインナーの上に重ねてもOK。
ぬくさに首ったけ SHV-02 M ブラック コードレスのスペック
- カラー ブラック
- 専用充電式リチウムイオンバッテリー(7.4V / 2600mAh)
- 表/裏生地 :ナイロン、 サイド : ポリウレタン/ポリエステル ヒーター : カーボン、 中綿 :ポリエステル
- 押しボタン式3段階温度調節機能
- 発熱時間 強:約3時間/ 中:約4.5時間/ 弱:約7時間
- ヒートスイッチLED3色表示
- 付属 充電式バッテリー(1個)、充電アダプター(個)、収納ポーチ
ダイワ フィッシング ハイロフトサーマル中綿ジャケット DJ-2307
使用されている’Outlast’という中綿は暖かいと温度の上昇を抑え、寒いと熱を閉じ込める機能があります。軽量で薄く、たたむとコンパクトになるので持ち運びにも便利です。ファスナー付きポケットが胸と両脇にあり貴重品などを入れることができます。釣りだけでなくカジュアルウェアとして普段も着用できおすすめです。
ダイワ フィッシング ハイロフトサーマル中綿ジャケット DJ-2307のスペック
- 素材/ポリエステル100%
- 温度調整機能中綿Outlast使用
- サイズ:M/L/XL/2XL
- 身長(cm):M 167-173/L 172-178/XL 177-183/2XL 182-188
- チェスト(cm):M 89-95/L 93-99/XL 97-103/2XL 101-107
- ウエスト(cm):M 75-81/L 79-85/XL 83-89/2XL 87-93
真夏の船釣り対策女性編!
照り返しなどに注意しましょう。UVカット効果のある長袖シャツにTシャツを重ね着、首元はタートルネック、暑いならUVカットの薄手のストールを巻きます。一番効果が高いのは農作業用の帽子ですが、カッコ悪いと思う人はつば広の帽子にタオルなどを巻くといいでしょう。SPFのや+が高い日焼け止めを数時間おきに塗り直すことも大切です。
夏の船釣りは暑い船とそうでない船がある?
移動があまりないキジ・タチウオやビシアジ船などは日射しの下でとても暑くなります。一方、キハダマグロやカツオなど移動する群れを追う船だと空気が動き涼しく感じます。釣り座の足元に、冷たい海水を流し続ける循環パイプがあると暑さがやわらぎます。冷房設備がキャビンに付いている船もあるので事前に調べてみるとよいでしょう。
船釣りで快適に過ごそう!
陸釣りと比べて直射日光を遮るものがないなど環境の異なる船釣りに適した服装を準備して、沖ならではの釣りを快適に楽しみたいものです。沢山あるアイテムの中からいくつかおすすめをご紹介しましたが、参考にしていただき快適な船釣りで青い海と太陽の下、四季折々の船釣りの醍醐味を味わってくださいね。