カセットコンロの魅力
屋外から室内での使用までとても需要の高いアイテム。卓上で使用できるものであれば、手軽に料理のレパートリーも広げることができ、アツアツのものを提供してくれとても快適です。とはいえ、まだ知らないことも多いアイテム。そこで魅力をおさらいしていきましょう。
取り扱いが簡単
取り扱いが簡単にできることがまず第一の魅力です。つまみ一つで火力をコントロールできること、また安定した火力を出し続けてくれるので料理には適しています。卓上で行う鍋など、多くのシーンで役立つこと間違いなしの一品です。
多様なシーンで活躍
色々なシーンで活躍を期待できることも大きなポイントです。アウトドアであれば、火を必要とする調理シーンでは欠かせないアイテムであることは言うまでもありません。焚き火の火よりも安定して高火力を提供してくれるので量には最適ですし、家庭であれば卓上で色々な料理を出来立てのまま提供してくれる重要なアイテムです。
非常時にも利用できる
非常時にも有用という点も魅力です。場所やシーンは選びますが、非常時に火を確保できることは、料理はもちろん色々な緊急シーンに対応することができます。カセットコンロ自体も混アコンパクトで携帯性に優れたものも多いので、非常時アイテムとして備えておくにもベストなのです。
カセットコンロの選び方①使用シーン別
アイテムの魅力を理解したところで、選び方についても触れていきましょう。カセットコンロと一言で言っても、色々な種類がありどれを選んでいいか迷ってしまいます。適切なスタイル合わせたものを選ぶためにも、使用シーンに合わせて選ぶポイントを紹介します
アウトドアで使うなら風よけが必要
アウトドアでの使用を主な場所として検討しているのであれば、風よけがあったほうがいいでしょう。高火力を提供してくれるとはいえ、屋内よりも屋外使用は炎が安定しにくいです。また、風よけ自体を自作することも可能ですが、より安定感や高品質を求めるのであればあらかじめ使用に含んでいるものを選んだほうが見栄えも良くなるでしょう。
室内で使うなら安全性能
安全機能搭載などしよシーンに合わせて対応できる安全性能の高いものを選ぶことも必要です。製品そのものが転倒しないか、ガス缶部分が熱を持ちにくいか、またガス缶が熱を持ちすぎた際に自動で外れるなどの安全装置を搭載しているものもあります。室内で使用するのであれば、特に子供を含め使用中に危険の少ないものにしましょう。
頻繁に使うなら燃費の良いものを
使用頻度が多いことが想定されるのであれば、燃費にも気を使いところです。燃費が悪いものだと使用頻度が多いのに頻繁にガス缶を変える必要が出てきます。家庭使用など使用頻度が多いのであれば、ガス消費量の少ないものや連続燃焼時間の長いものを選んで燃費の確認をして選びましょう。
カセットコンロの選び方②チェックポイント
使用シーン別に選ぶ際のポイントを紹介しましたが、その他にもチェックポイントがあります。使用時の快適さや安全性など多くのポイントがありますので、要チェックポイントを消化敷いていきましょう。これを抑えておけば、使用の際の快適度も大きく変わるでしょう。
カセットボンベの付け方・外し方
要チェックポイントとして、カセットボンベの取り付け取り外し方法にも注目しておきましょう。毎回ガス缶を交換する際に、本体との接触が悪かったりすると非常に使い勝手が悪いです。スムーズに取り外しが行えるマグネット式であれば、そんな問題も起きません。使用から片付けまでのことを考えて注目してみましょう。
安全性能・装置があるかどうか
取り付け取り外しと同時に、ガス缶周りに安全性能や装置が搭載されているかもチェックしておきましょう。安全装置には、危険を感知すると自動で火を止めてくれる機能や、熱を持ちすぎたボンベが引火しないため、自動で外れる仕組みの圧力感知機能。
また、ガス漏れ防止の再点火機能などいくつもの機能を搭載しているものもあります。その分コストはかかりますが、安全には変えられませんのでチェックすべきでしょう。
子供がいるなら低重心で倒れにくい薄型
家族で室内利用を考える際に、子供がいるのであれば安定感があって倒れにくい商品にしましょう。比較的、薄型の商品が倒れにくくなります。重い鍋などを乗せても重心が低い位置にあるので安定した状態で使うことができます。その分安全機構が搭載されていないものが多くはなりますが、安定性も考慮すべきポイントです。
片付けや手入れのしやすさ
使用シーンや機能面にばかり目が行きがちですが、お手入れのしやすさも大きなポイントです。構造上、ゴトクや汁の受け皿部分などが汚れやすいですが、取り外しが簡単にできるものであればお手入れも楽々です。また、その他のパーツの取り外しや、材質もお手入れに関係しますので、フッ素加工などの製品情報などにも目を通すといいでしょう。
カセットコンロの使用上の注意
使用シーン別、その他チェックするべき項目と紹介してきましたが、実際に使用する際にはカセットコンロの上に鍋やフライパンなど調理器具を置いて使用することがほとんどです。なので、使用時に置くプレートや鍋のサイズがカセットコンロに合ったものを選ぶ必要があることも忘れないようにしましょう。
サイズが明らかに合わない鍋などを置くことになると、安定感も失われ事故のもとになります。また火も通りにくくなり、なかなか調理がはかどらない原因にもなりえます。余計なトラブル回避のためにも、カセットコンロサイズに合った鍋やプレートを選ぶことも、安全で快適に使用するポイントになります。
アウトドアのカセットコンロに関する記事はこちら
カセットコンロ「アウトドア用」おすすめ9選
魅力や選び方と、実際に使用するシーンを想定しながらポイントを押さえてこれたところでではどのような商品がラインナップされているのかを確認していきましょう。中でもアウトドア用向きに作られているものをピックアップしていきます。キャンプなどアウトドアをより快適にしてくれるものが取り揃えられています。
ニチネン ガスコンロ ジュージューボーイ KC-101
屋外用アイテムの中でもしっかりとした4脚で安定感ある商品となっています。ストレート状のバーナーを2つ備えていて、安定した高火力を均一にプレートや網に届けられるような作りになっているので、バーベキューなどにも快適に使用することが可能です。
安全装置搭載!キャンプシーンにおすすめ!
圧力感知機能付きで安全性の高い商品です。家庭よりもアウトドアでの使用に重きを置いたものとなっており、ガス缶内にガスが残らないようになっているので、無駄なく燃料を消費できる点高評価ポイントです。
スペック・詳細
- サイズ:394×234×132mm
- 重量:2.6kg
- 最大火力:2.2kw
- 連続燃焼時間:約90分
- 使用ガス:ブタンガス
- 安全性能:ヒートパネル、圧力感知装置
- 対応ボンベ:マイボンベL、IRORIGAS(ニチネン表示のあるもの)
イワタニ カセットフー達人スリム CB-AS-1
網ではなく五徳の上で調理したい人にはこちらもおすすめです。薄型の構造で調理に使用する鍋などを置いても安定感抜群。中身を確認しながら快適に使用できる点も非常に便利なポイントです。さらに、炎出口の構造が縦型構造になっており、無駄火抑制にもつながります。
薄型なのに安全装置も豊富!フッ素加工でお手入れ楽々!
74ミリという薄型の構造にも関わらず、安全装置を豊富に搭載しているところも大きな魅力です。圧力感知機能などメインどころの安全装置で、火に関するところからガスボンベの取り外しに至るまで優れた機能を有しています。フッ素加工でお手入れが楽なのもうれしいポイントです。
スペック・詳細
- サイズ:338×272×84mm
- 重量:1.2kg
- 最大火力:3.3kw
- 連続燃焼時間:約70分
- 仕様:フッ素加工
- 安全性能:ヒートパネル、圧力感知装置、マグネット方式
- 対応ボンベ:カセットボンベ
イワタニ カセットフー風まる CB-KZ-1-A
風に吹かれても安定した炎を提供してくれる機能に特化したモデルも存在します。こちらはダブル防風ユニットと呼ばれる強風にも耐えうる風よけを搭載し、屋外使用に最適な一品となっています。専用キャリーケースで携帯性も高いのでアウトドア専用で探しているのであれば、要チェックアイテムです。
安全性能と使い勝手抜群!キャリーケースは衝撃にも強い!
ヒートパネル方式などメインとなる安全装置を搭載し、なおかつ強風から守ってくれる防風ユニット装備と安全性の高い堅牢なアイテムとなっています。また、キャリーケースは衝撃にも強いので安心して持ち運びもでき快適と利用者からは多くの高評価を得ています。
スペック・詳細
- サイズ:359×278×115mm
- 重量:2.2kg
- 最大火力:3.5kw
- 連続燃焼時間:約66分
- 仕様:ダブル防風ユニット搭載、専用キャリーケース付き(400×339×129mm)
- 安全性能:ヒートパネル、圧力感知装置、マグネット方式
- 対応ボンベ:カセットボンベ
イワタニ カセットフーBO(ボー) EX CB-AH-41
カセットフーシリーズの中でも特に高火力を備えている商品がこちらです。巨風から守ってくれるダブル防風ユニットを搭載しており、なおかつ約4キロの高火力を実現。高火力を1本のボンベから可能にするものは少ないので、屋外でより高火力を求めている人にはおすすめの製品です。
高火力で調理も快適!機能面も豊富!
アウトドアで使用する際にもできるだけ高火力のものがいいと考えているのであれば、これ以上ないマッチしたアイテムです。それでいて、防風ユニット以外にもフッ素加工やヒートパネル方式、マグネット方式といった機能面も備えており、使い勝手の高いところも高評価ポイントです。
スペック・詳細
- サイズ:337×302×93mm
- 重量:1.9kg
- 最大火力:3.5kw
- 連続燃焼時間:約55分
- 仕様:フッ素加工鋼板、ダブル防風ユニット搭載、専用キャリーケース付き
- 安全性能:ヒートパネル、圧力感知装置、マグネット方式
- 対応ボンベ:カセットボンベ
イワタニ 炉ばた焼器 炙りや CB-ABR-1
炉端焼きの役目を担うアイテムとなります。もちろん、燃料はカセットボンベを使用することができます。火力も申し分ないので、七輪で焼いたような焼き具合だったり、炉端焼きや網面を外して串焼きなどにも使用できたりと便利なアイテムです。
安全面もバッチリ!アウトドアで焼き物を楽しむならこれ
ここまで紹介したカセットコンロとは一味違う使用感のある炉端焼き器ですが、こちらも安全装置を備えており、机も熱くなりにくい構造となっています。また、輻射熱で火が均一に入るように設計されているので、焼き物もよりおいしく焼くことが可能です。
スペック・詳細
- サイズ:409×214×134mm
- 重量:2.4kg
- 最大火力:2.3kw
- 連続燃焼時間:約90分
- 仕様:専用キャリーケース付き
- 安全性能:圧力感知装置、マグネット方式
- 対応ボンベ:イワタニカセットボンベ
イワタニ カセットガス 炉ばた焼器炙りや CB-RBT-J
こちらも上記アイテムと同じシリーズとなる炉端焼き器です。網をとっても串嫌気ができたりと全く同様の使い方のできる製品です。上記製品との違いは色のみです。機能面性能面については全く同じなので、好みの色とデザイン性で決めるといいでしょう。
色違いで個性を出そう!旧相ヒント間違えないように!
上記モデルと性能面は変わらないアイテムで、色のみ違うので好きな色でキャンプサイトを飾って行くのもいいでしょう。一つ注意点としては、旧モデルの炉端焼き器やイワタニ製品であるので、そちらと間違えないようにしましょう。見た目も性能も異なるので注意が必要です。
スペック・詳細
- サイズ:409×214×134mm
- 重量:2.4kg
- 最大火力:2.3kw
- 連続燃焼時間:約90分
- 仕様:専用キャリーケース付き
- 安全性能:圧力感知装置、マグネット方式
- 対応ボンベ:イワタニカセットボンベ
イワタニ カセットフー タフまる CB-ODX-1
タフまるという名前に恥じない耐久性を持つのがこのアイテムです。20キロもの耐荷重を持ち、さらに輻射熱にも強い構造をしているのでキャンプの豪快な料理でも使用可能。ダッチオーブン利用も可能です。防風ユニットだけでなく、多孔式バーナーで炎が風に流されにくい構造も大きなポイントです。
絶対火力で快適調理!オプションで様々な料理を楽しめることも最高!
耐荷重、耐防風性と非常に高性能でタフな一台となっています。アウトドアで外部環境に影響されることなく、豪快に料理を行いたいという人には絶対におすすめの一台です。また、鉄板やたこ焼き器などオプションアイテムも豊富で色々なメニューに対応でき、レパートリーを増やせる点もメリットです。
スペック・詳細
- サイズ:341×283×129mm
- 重量:2.4kg
- 最大火力:3.3kw
- 連続燃焼時間:約75分
- 耐荷重:20kg
- 仕様:ダブル防風ユニット、多孔式バーナー、専用キャリーケース付き
- 安全性能:圧力感知装置、マグネット方式、ヒートパネル方式
- 対応ボンベ:イワタニカセットボンベ
イワタニ カセットフー マーベラスII CB-MVS-2
コンパクトで機能性を求めるのであればこちらの製品も注目製品です。取り外しのできる風よけカバー付きで、防風ユニットもついているので強風でも使用できる設計になっています。また、マグネット方式でカセット装着が安全かつスムーズにできるので、小型ながらも機能性に富んだ製品です。
コンパクト&高機能で携帯性も抜群
アウトドアシーンで使用するなら、コンパクトで携帯性も重要視したいところですが、このアイテムであればカセットコンロ部分に取っ手が付いており、それにより快適な持ち運びを実現しています。多孔式バーナーといった機能面も優れた機能を有しているので使いやすいと評判です。
スペック・詳細
- サイズ:380×329×329mm
- 重量:2.8kg
- 最大火力:3.5kw
- 連続燃焼時間:約70分
- 仕様:ダブル防風ユニット、多孔式バーナー
- 安全性能:圧力感知装置、マグネット方式
- 対応ボンベ:イワタニカセットボンベ
イワタニ カセットフーECO ケース付 CB-ECO-NC
普段から使うことや、アウトドアの機会の多い人であれば燃費のいい、エコナ商品を探している人もいるでしょう。そんな人にはこのアイテムがおすすめです。内燃式バーナーにより2.9キロで3.5キロと同等の火力を実現しており、ボンベ内のガスを最後まで使い切るヒートパネル方式搭載なので過度な使用にも快適に対応してくれます。
良く使う人にはおすすめ!エコタイプで火力も抜群
アウトドアに限らず、かなりの使用頻度を考えているヘビーユーザーさんにもおすすめの一品です。エコタイプで通常よりもはるかに高い火力を実現し、ヒートパネル方式の採用でガス管内部にガスを残すことなく、高火力を安定した状態で使い切ることができます。
スペック・詳細
- サイズ:338×273×95mm
- 重量:1.4kg
- 最大火力:2.9kw
- 連続燃焼時間:約72分
- 仕様:ヒートパネル方式
- 安全性能:圧力感知装置、マグネット方式、
- 対応ボンベ:イワタニカセットボンベ
イワタニ「炉ばた大将」に関する記事はこちら
カセットコンロ「家庭・室内用」おすすめ8選
アウトドア用品として使用する際には風よけなど必須機能がありましたが、家庭用で使用する分であればあまり必要ない機能となります。しかし、一方で子供が触った時に垂れたりしないかという不安もあり、安定感や安全装置などがしっかりと装備されているもの出ないと不安が残ります。そこで、室内でも安心して使えるモデルをピックアップしていきます。
アイシステム アイコンロ ZA-8M GKS8901
安全装置とコスパを求めるのであれば、このコンロがおすすめです。アイシステム製品で非常に低価格でありながらも、安全装置に圧力感知装置及び容器装着安全装置を備えており、さらに、搭載済みのアイテムの少ない汁受け反転防止装置を標準搭載としているので、安全面は徹底的に配慮されています。
徹底した管理!コスパを求めるなら見逃せない!
安全性能をここまで整えたコンロも多くはなく、室内遣いを検討されているなら見逃せない商品といえるでしょう。また、それでいえコスパもとても良く、低価格でこの品質が手に入るなら安心して使用できると高評価の多い一品です。
スペック・詳細
- サイズ:349×273×99mm
- 重量:1.4kg
- 最大火力:3000kcal
- 連続燃焼時間:約70分
- 仕様:容器受口加圧式機構、汁受け反転防止装置
- 安全性能:圧力感知装置、容器装着安全装置
- 対応ボンベ:ガスボンベ