VXガスの危険性とは!?製造が容易にできるって本当?恐怖の致死率に衝撃!

誰かを襲う方法はたくさんあるのになぜ毒ガスが選ばれるのでしょうか?なぜ毒ガスは戦争や暗殺など様々な場面で使われるのでしょうか?今回は、3つの異なる視点からそのわけを紐解いていきます。

コストが低い

毒ガスの1つ目の長所は生産コストが低いことです。材料と製造設備さえ揃えば簡単に作れてしまうのが毒ガスの良いところであり恐ろしいところです。安く人を殺したり傷付けたりするには毒ガスはぴったりの道具でしょう。

大量生産が可能

毒ガスの2つ目の長所は大量生産が可能なところです。毒ガスは爆弾などとは違って単純に材料の量を増やすことで一度に大量に生産したり簡単に生産量を調節したりできます。そのため生産面では非常に効率がいいです。

暗殺に適している

毒ガスにはいろいろ種類がありますがどれも気体か液体なので爆弾や銃より持ち運び易いです。さらに目立ちませんしもちろん金属探知機にも反応しないので殺傷能力のある武器と認識されにくいです。そのため暗殺にはもってこいの道具といえます。

今後も毒ガスは使用されるのか?

これほどまでに恐ろしい毒ガスが規制されないわけがありません。そんな毒ガスは今後戦争や暗殺の場面で使われ続けていくのでしょうか?今後毒ガスがどの様に扱われれていくかについてみていきましょう。

禁止条約に署名していない国がある

1997年に化学兵器禁止条約という多国間条約が結ばれました。これは化学兵器の使用、開発、保存を禁止する条約ですがイスラエル、南スーダン、エジプト、北朝鮮は署名していません。これらの国では化学兵器を扱うことができてしまいます。

テロリストが一番危険

これらのまだ化学兵器禁止条約に署名していない国々より怖いのがISなどのテロリスト集団です。ISはもちろん国ではないので条約などに影響されません。さらにある程度の技術があれば毒ガスはいろいろな場面で使えてしまうのでこのような集団が目をつかないわけがありません。

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