この仕掛けで重要なのは、誘う餌のニオイにあります。仕掛けの形状上、動きや光でアピールすることが出来ないので、いかにニオイで誘い出すかが釣果のポイントになります。ニオイの強い餌を使うのと、さらに餌に切り込みなどを入れてニオイを出やすくしましょう。
筒仕掛けでの捕り方
良くありがちなことですが、潮の満ち引きがあるのと、海にも流れがあるので、注意しないと流されてしまいます。また、仕掛けを直接設置することが難しい場合には入口がふさがってしまわないように注意するのとニオイが流れていく方向にも気をつけましょう。
初心者の方向けのアナゴ釣りについて詳しく知りたい方はこちら
Contents
アナゴ釣りのおすすめ仕掛け
色々な仕掛けを紹介しましたが、市販されている仕掛けもあります。自分で作る楽しみも、もちろんありますが、予備の仕掛けの準備など、このような市販の仕掛けでがあれば、より手軽に釣りが楽しめるでしょう。ここでは、そんな仕掛けの中からおすすめの仕掛けを紹介していと思います。
がまかつ(Gamakatsu) ウナギ・アナゴ遊動仕掛 UN605 14-5
がまかつが出している仕掛けのセットになります。ちゃんと夜光アイテムもセットされています。針に根元にある夜光アイテムは、餌自体を光らせることが出来るのでアピール力は強いでしょう。
フジワラ(FUJIWARA) 夜アナゴSP1個入 25号 ブライト
この釣りで良く使用されるオタフクオモリの商品になります。もちろん蛍光になっています。このシリーズでは、この色以外にレッドもあります。赤の方が釣果がいいという話もあるので、両方買って試してみましょう。
ばっちり捕獲 【うなぎ 穴子 小魚 捕獲 かご】 餌を入れて待つだけ!
筒仕掛けの商品になります。プラスチック製なので、非常に持ち運びに便利になっています。穴も沢山開いているので、仕掛けの回収時にとても楽でしょう。
アナゴ釣りに使う餌を紹介
仕掛けの一部ともいえる餌について紹介しましょう。釣りをする場所や状況などで、釣れる餌も色々と違ってきますが、どのような餌が、この魚には有効なのかを紹介していきたいと思います。
アナゴ釣り餌①:魚の切り身
小魚などを捕食しているこの魚には魚の切り身が効果的です。よく使用されるのは、イワシやさんまの切り身になります。生きている魚でなくても大丈夫なので、扱いが簡単で便利です。ニオイを強くしたい時には、切り込みなどを入れると効果がアップします。
アナゴ釣り餌②:イソメ
この餌も定番でしょう。針には、団子状になる縫い掛けなどがおすすめです。しかし、釣りをする場所によっては、反応が悪いこともあるので、すぐに対応しましょう。こちらもニオイをアップしたい時には、切り込みなどを入れましょう。
アナゴ釣り餌③:オキアミ
ニオイでのアピールで効果があるのが、このオキアミです。餌付けも簡単なのと、持ち運びも楽なので、初心者の方にもおすすめです。また、とても安価なところも魅力的です。
アナゴ釣りのコツや注意点
ここでは、この釣りで釣果を伸ばすためのコツと、知っておきたい注意点について紹介します。完璧な仕掛けで、せっかくアタリがあっても上手にアワセられなければ、悔しい結果に終わってしまします。また、色々な危険があるのも事実なので、その点についても紹介していと思います。
早アワセは厳禁
この魚は餌を一気に丸のみにするような魚ではないので、アタリがあるからと、すぐにアワセを入れるのは良くありません。しっかり食べてフッキング出来るまで、ゆっくり待ちましょう。
危険な外道に注意しよう
今回、紹介している。釣りでは、底に生息している他の魚が釣れることも良くあります。これもまた魅力のひとつでは、ありますが、この釣れる外道の中に少し危険な生物もいるので注意が必要です。たとえばエイです。釣れるのはアカエイで尾付近に毒のある針があるので中いが必要です。
釣ったアナゴを食べてみよう
この魚は、みなさんもご存知の通りとっても美味しい魚です。せっかく釣れた魚は、自分で調理して食べてみましょう。きっと、お店で食べたり、買って食べたりするのとは、違ったおいしさを楽しめるでしょう。
アナゴの旬はいつ?
この魚を味わえる旬は二つあります。さっぱりと楽しみたいなら、6月から8月の夏場が脂がすっきりしていてさっぱり楽しめます。また脂がのった魚を楽しみたいなら10月から12月に冬場がおすすめです。このことから分かるように、実は一年中美味しく楽しめる魚です。
アナゴの捌き方を動画でチェック
動画で見ると非常に簡単に見えますね。背開きするところと、最後のひれをうまく取り除くと食べ安くなります。また、ウロコがないので、その点は楽と言えるでしょう。
アナゴのおすすめレシピを紹介
アナゴ料理には色々なものがありますが、有名なところでは、穴子丼や穴子の蒲焼きなどがあります。それ以外にも美味しい食べ方があるので、ここでは、いくつか紹介しましょう。
ご飯が進む!穴子のサクサク山椒揚げの作り方
脂ののったふんわりした白身は、から揚げにとても最適です。ここでは、そんな唐揚げに風味のきいた山椒を使ってさっぱりサクサクの味わいを楽しみましょう。
素材とワンポイントアドバイス
材料 (2人分)穴子 4-6枚醤油 大匙1山椒の粉 小匙1/2片栗粉 適宜ごま油 適宜パセリの葉 1枝出典:クックパッド
この料理のポイントは、唐揚げの大切なポイントであるサクサクした食感をいかに出すかでしょう。油は少量でも構いませんので、しっかりサクサクになるように火を通しましょう。
美味しい作り方
手順は次の通りです。穴子と山椒、醤油をまぜ30分ほどなじませます。次に片栗粉を付けてしっかりあげましょう。揚がったらキッチンペーパーで余分な油を取って完成です。
穴子入り三つ葉の卵焼き
大漁だった時に、蒲焼きで食べたら余ってしまったそんな時に少しアレンジして、もう一度美味しく食べる方法を紹介しましょう。これなら、二度楽しめます。
素材とワンポイントアドバイス
材料 (15cm卵焼き2本分)穴子(蒲焼き) 1本三つ葉 適量卵(Lサイズ) 3個砂糖 大さじ1と1/2白だし 小さじ1塩 ひとつまみ太白胡麻油(なければサラダ油) 適量出典:クックパッド
ポイントは、出汁巻きを作るのではなく、甘さの効いた卵焼きなイメージです。また、三つ葉が少し多めに入れるのもポイントのひとつです。蒲焼きに味がついていることを考えて料理しましょう。
美味しい作り方
手順は次の通りです。まず穴子は卵焼きサイズに切っておきます。三つ葉は茹でておきましょう。後は卵焼きを作る手順と同じです。真ん中に来るように穴子と良く水分を切った三つ葉を入れましょう。
仕掛けを工夫して大物アナゴを釣り上げよう
このアナゴの釣りでは様々な仕掛けや釣り方があることが分かっていただけたでしょうか。しかし複雑な釣りという訳ではありません。初心者でも十分に楽しむことができる釣りです。岩場や夜釣りなど注意しなくてはならないポイントもありますが、自分に合った仕掛けを選んでさらに、夜光アイテムなどで工夫して楽しんでみてはいかがでしょうか。
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