アナゴ仕掛けを徹底解説!仕掛けの構造や使用する釣り方まで詳しく紹介!

アナゴ釣りの仕掛けについて詳しく紹介します。狙う魚はアナゴですが、仕掛けの種類は沢山あります。それぞれの仕掛けについて構造や特徴、その仕掛けでの釣り方まで詳しく解説します。自分の釣りに合ったアナゴの仕掛けを見つけてください。

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アナゴについて知っておこう

まずは、アナゴについてどのような魚なのか知っておきましょう。対象である魚について知識が多い方が必ず釣果に影響するのはもちろんですが、釣り自体をより快適に楽しいものに出来るでしょう。

アナゴの生息地と分布

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日本近海では、北海道以南から東シナ海に分布しています。生息している場所は浅い海の砂泥地になります。日中は、岩影や障害物の隙間や砂の中などに身を隠しています。暗くなり出すと海中に出てきて捕食など行動が活発的になります。

アナゴの生態や食性

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分類でいうと、ウナギ目アナゴ科に属します。世界中には約150種類以上の種類がいると言われています。日本の近海に住んでいるのは、マアナゴやクロアナゴなどが知られています。他の仲間では、ギンアナゴ、チンアナゴが有名です。日中は物陰に隠れていて、夜に活発に活動します。食性は肉食で、小魚や甲殻類、貝やゴカイなどを食べています。

アナゴの特徴

同じウナギ目であるように、細長い円筒系の体は、見た目からもウナギに非常に似ています。ウナギと違いウロコがないのも特徴のひとつでしょう。大きさでいうと、成魚で、30センチから1メートルと種類によって様々になります。また、昔から人との繋がりは濃く、特に食用としては、美味しいことからメジャーな食材になっています。

アナゴ釣りとはどんな釣り?

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先ほど紹介した、生態や特徴などを踏まえて、ここでは、釣りについて紹介したいと思います。この魚を釣るときの魅力や、釣りを楽しめる場所や時期など詳しく紹介しましょう。

アナゴ釣りの魅力

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釣りの魅力にはいくつかあります。魚の引きだったり、釣りの難しさだったり、釣った後の料理などの美味しい楽しみなど、色々なことが挙げられると思います。そんな魅力が、この釣りにも、もれなくあります。大きんもので1メートルの個体もいます。もちろん引きも楽しめますし、程よい難しさで、狙う楽しみもあり、また食べる楽しみもあります。

アナゴが釣れる場所は?

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生息地としては、種類にもよりますが、水深5メートル程度の海底に住んでいます。砂泥地を好み日中は岩陰などの障害物の隙間などにいます。狙う場所はここになるので、船でなくても、堤防やサーフ、岩場から狙うことも出来るでしょう。夜間は活発的に動くので、釣る時間帯によって、狙う場所も変わりますし、仕掛けも変わってきます。

アナゴが釣れる時期や時間はいつ?

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この魚は一年中狙うことができます。食べる旬もありますが、一般的にハイシーズンは5月から10月だと言われています。また、釣れる時間は、日中でも夜間でも釣ることが出来ます。一番、活性が上がり活発に動くのは日が落ち始める日没から、21時ぐらいまでとされています。効率よく狙うならこの時間帯を選ぶことをおすすめします。

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アナゴの仕掛けを詳しく紹介

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詳しい生態や特徴などの情報や、この魚の釣りについて分かったところで、ここからは実際のこの釣りでの仕掛けについて詳しく紹介してい行きたいと思います。いくつかある仕掛けから自分の釣りスタイルにあったものを見つけましょう。

アナゴ仕掛け①:ぶっこみ仕掛け

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この釣りでオーソドックスな仕掛けのひとつです。釣り方も非常に簡単で、狙う場所に投げて、釣れるのを待つスタイルになります。仕掛け自体も簡単なので、初心者の方にもおすすめでしょう。詳しく紹介して行きたいと思います。

ぶっこみ仕掛けの構造を解説

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リールからの流れでいうと、道糸はナイロンラインでおすすめは4号から6号です。その先にナツメオモリを付けます。この魚はキラキラ光るものに興味を示すので、夜光色のオモリも販売されています。中にゴム管が通っているものなどもあるので、お好みで選びましょう。ハリスはフロロの4から5号でこちらにも夜光ゴム管を付けることもあります。

ぶっこみ仕掛けのポイント

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他の釣りでも使用することが多い、このぶっこみ仕掛けですが、この魚の釣りでのポイントは、まず、底狙いであって、岩の隙間などにいることも考えてラインがこすれても平気なようにしておきましょう。また、キラキラと光るものに興味を示すので、夜間光るアイテムを仕掛けの中に入れておくと良いと思います。ゴム管やオモリばどです。

ぶっこみ仕掛けでの釣り方

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この仕掛けで釣るのは、岸からで、それ程遠くには投げない釣りになります。ですので、遠投用の仕掛けに比べると、投げる時のライントラブルに関してはそれほど考慮していないので、注意しましょう。後は、狙うポイントに投げて、アタリを待つという流れになります。ニオイで誘うので、餌の取り換えにも気を使いましょう。

アナゴ仕掛け②:投げ釣り仕掛け

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投げで広く探ることの出来る仕掛けになります。投げ釣りの出来る仕掛けでしたら、キスやヒラメなどの仕掛けでも十分に対応出来るでしょう。ここでは、アナゴを狙う時にどのような工夫が必要かなども併せて紹介しましょう。

投げ釣り仕掛けの構造を解説

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仕掛けの構成としては、道糸はナイロンラインで3号から5号のものを選びましょう。その先に、小型のパイプ天秤仕掛けを付けます。投げでは、この天秤部分をどのようなものにするかがポイントになりますが、この部分は、後の仕掛けのポイントで紹介います。さらに先に図のように仕掛けを作っていきましょう。針はアナゴ針でもokです。

投げ釣り仕掛けのポイント

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ポイントを紹介しましょう。この仕掛けでのポイントは、そのような天秤仕掛けをチョイスするかという点になります。天秤は、驚くほど沢山の種類が出ていますが、仕掛けの目的は、投げによるライントラブルの回避にあります。ですので、中には、トラブルは少ないが投げるのにコツがいるものなどもあるので、扱いやすいものを見つけましょう。

投げ釣り仕掛けでの釣り方

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広くポイントが絞りにくい場合などに、広域にポイントを探りたい時などに、この仕掛けは使えるでしょう。また、狙うポイントが遠くにある場合なども同じく向いています。ですので、遠くに飛ばすために、オモリの号数を上げるため、それに合った強度のラインやタックルを合わせて選ぶことが重要です。

アナゴ仕掛け③:テンビン仕掛け

投げでも天秤は使用しますが、ここで紹介したいのは、アナゴ天秤と言われる、特有のものです。イメージ的には、胴突きのように、枝分かれさえるために使用します。仕掛けの構造からそのポイントまで紹介したいと思います。

テンビン仕掛けの構造を解説

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仕掛けの構造について解説します。まずは、道糸です。ナイロンラインで4号から6号ぐらいを使用します。その先にアナゴ天秤仕掛けを使用します。このアナゴ天秤ですが、自作する方が多いくらいに様々な種類があります。お好みのものを見つけてください。その天秤の先に、この釣り特有の夜光ゴム管付きのハリスと先に針を付けます。

テンビン仕掛けのポイント

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やはり、ここでの最大のポイントは、天秤仕掛けにあるでしょう。この仕掛けにはいくつかのポイントがあるようです。人によって、どこにポイントを置くかはまちまちのようですが、いくつか紹介しましょう。ひとつにアナゴが群れでいることが多いので、2本針の方が効率的なのと、その際に、ラインが絡むのを防ぐ目的などがあります。

テンビン仕掛けでの釣り方

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他の岸からの釣りと同じように、ポイントへ投げてアタリを待ちます。夜釣りでは、アピール力を挙げるために蛍光や夜行のアイテムを仕掛けにプラスしましょう。天秤では、片方のアタリがあると、もう一方の餌が動いてアピールするので、夢の2本釣りが期待できるでしょう。

アナゴ仕掛け④:胴突き仕掛け

この仕掛けは、船や堤防の際などに、落とし込みで使用する仕掛けになります。底からの広いタナを探るのにも良い仕掛けだと思います。色々なタイミングで使えるので、覚えておくと良いでしょう。

胴突き仕掛けの構造を解説

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仕掛けの内容は、道糸でナイロンラインの4号から5号を使用、先にヨリモドシなどを付けハリスにフロロカーボンの2号から3号を付け先端にナス型オモリをつけます。ハリスのから針を枝付けしてその際にアピールとして夜光ゴム管やビーズ、ケミホタルなどを使用します。大物の外道が気になる時には、さらに強度のある仕掛けにしておきましょう。

胴突き仕掛けのポイント

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この仕掛けのポイントはハリスの長さと間隔になります。ここをうまく調整しておかないと、確実にライントラブルになってしまいます。また、今回の釣りでは、それ程広いタナを探る必要がないので、あまり間隔をあけすぎても意味がなくなってしまいます。

胴突き仕掛けでの釣り方

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いかにうまく底を取るかが釣果に影響してきます。海底に近い所がポインントになってくるので、うまく調整しましょう。かといってラインのテンションを落としてしまうと、アタリが分からないこともありますが、ライントラブルにもなってしまいます。

アナゴ仕掛け⑤:筒仕掛け

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これは釣りとは少し違った感じにはなりますが、この魚狙うをために古くから使用されている仕掛けです。群れでいることが多い魚なので、ひとつの仕掛けで沢山の魚を狙うことも出来ます。

筒仕掛けの構造を解説

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少し分かりずらい図になっていますが、簡単に説明すると、うなぎの筒仕掛けとほとんど同じです。穴に入る習性と、餌のニオイで筒の中に誘い込んで捕まえます。返しの間隔の調整は難しく、広すぎると逃げられますし、狭すぎると入りずらいので難しい部分です。

筒仕掛けのポイント

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